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稼げるブログのジャンル。正解はなに?【実録】ブログのジャンル決めのコツ。稼いでいる人のブログ3選

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月収400万円超、月間アクセス数200万PV、年収1,000万円以上! ゼロから始めて実績をつくった凄い方々に、リアルなお話をうかがいました。

空前の副業ブームの中、ブログが再び注目されています。

ブログは、始めるのにコストがほとんどかからず、空いた時間に作業できるのが魅力。容易に稼げるようになる訳ではありませんが、収益は青天井です。会社に勤めながら月収100万円を超えるなど、ブログで本業以上の収益を得ている方もいます。

そこで「よし、ブログを始めよう!」と奮起したところで、まず立ちはだかる大きな壁があります。それはジャンル選び。

一体どんなジャンルでブログを運営すれば稼げるようになるのでしょうか。今回は、ブログでしっかり稼いでいる I am な人、3名のブログジャンルをご紹介します。

I am(アイアム)とは
「自分の稼ぐ力」を身に付け、自己資金ゼロ、身一つ、腕一本、自分の頭と経験で作るビジネスモデルをつくるノウハウを発信。「自分のビジネスモデル」を作って、一つの会社だけに頼らない、一つの収入源だけに頼らない生き方の情報を発信するWebメディアです。

【月収400万円超】サンツォさん運営「マクサン」、ジャンルはブログ運営のノウハウ

サンツォさん

最初にご紹介するのは、会社員として働くかたわら、副業のブログ・アフィリエイトで月収100万円超をおよそ4年間稼ぎ続けているサンツォさん。

最初は月5万円から。今や最高月収400万円

まず、サンツォさんのブログ遍歴をお伝えします。

収益目的で立ち上げた最初のブログは、旧友との共同運営。「お金」をテーマにスタートさせました。初年度の収益は月5万円ほど。2〜3年目には月100万円以上に達します。

その後、「ブログ運営のノウハウ」をテーマにした『マクサン (https://makusan.jp/blog/)』を開設。ここでブログ収益月100万円以上をキープできるようになり、最高月収は400万円を超えたことも。これは本業やその他の収入は除外、完全にブログだけの収益です。

自分の借金返済の悩みがブログに繋がった

サンツォさんは、なぜこれらのテーマを選んだのでしょうか。

実はサンツォさん、ブログ開始以前にさまざまな副業にチャレンジしていました。キャンドルを手作りして販売したり、海岸で拾ってきた流木を煮沸処理してヤフオクに出品したりしていたのです。その理由は借金があったから。30代半ばに4〜500万円の借金を背負ってしまい、その返済のために稼がないといけない事情があったのです。

しかし、キャンドルや流木では大して稼げません。

そこで、経済的に成功している旧友を誘い「お金」をテーマにしてブログを立ち上げました。サンツォさんには、収益を目的としないブログではありますが、過去にウェブサイトの運営経験があります。サンツォさんのウェブスキルと友人のマネーリテラシーを掛け合わせたということです。

そして次のブログで選んだテーマは「ブログ運営のノウハウ」。ここでは先の成功体験を、コンテンツにしています。

つまり、自分自身が抱えた困りごと(借金)の解決法や、解決できたノウハウ(ブログ運営)をジャンルに選んでいるのです。

【月間アクセス数200万PV】キタムラアキラさん運営「Tanweb.net」、ジャンルはPC・デジモノ

ブロガーのキタムラアキサさん

次にご紹介するのは、フリーランサーとして企業のウェブサイト制作・運営サポートを行うかたわら、2014年よりブログ運営を続けるキタムラアキラさん。

人の役に立つ情報発信をすれば自ずとお金はついてくる

選んだブログジャンルは「PC・デジモノ (*1)」。

*1. デジモノとは – ガジェットやデジタル家電のこと。スマートフォン、Bluetoothイヤホン、デジタルカメラなど。

仕事の受注につなげたい思いから、パソコンのTipsや便利なデジモノ紹介などを記事にしたブログ『Tanweb.net (https://tanweb.net)』をスタート。同時にブログに広告を設置することで稼げることを知り、ブログ立ち上げから1年後には月収1万円が得られるようになりました。

さらにブログ運営4年目には、ウェブサイト制作・運営サポートの収益を上回るまでに成長。アクセス数も徐々に伸びて行き、最高ページビュー数は月間200万を超えました。

現在、ブログ運営8年目を迎え、成功のコツは「お金を追わず、人の役に立つことを優先する。お金は後からついてくる」といいます。

「ニーズがあるジャンル」×「自分が継続できるテーマ」

パソコン、スマートフォン、ガジェットといったデジモノには、常にニーズがあります。ニーズがあるジャンルを選んだことも大きな成功要因だと考えられますが、その分、ライバルも多い。そんなレッドオーシャンにおいて、キタムラアキラさんは継続を味方にして、コツコツと記事書き続けたことで人気ブログへと成長させることができたのです。

ブログのジャンル選びにおいて「何年でも書き続けられるかどうか?」というのも、重視すべき要素といえるでしょう。

【年収1,000万円以上】ブドウちゃん運営「姫路の種」、ジャンルは地域情報

ブロガーのブドウちゃん

続いては、会社を退職し、絵描き、レゲエDeeJay、お笑い芸人、NFTクリエイターなど、さまざまな挑戦を続けているスーパー・パラレルワーカーのブドウちゃん。

2年間収益ゼロでも書き続ける

月収10万円で生活費に追われていた2015年、知人から「これからはブログで稼げるぞ」とアドバイスを受け、ブログツールWordPressの使い方を猛勉強。初めてのブログ『姫路の種 (https://budou-chan.jp)』を開設します。ジャンルは「兵庫県姫路市の地域情報」。

しかし、コツコツと記事を公開するも、一向に稼げないまま2年間が過ぎてしまいます。

そんな折、Googleが提供している広告配信サービスGoogle AdSenseの存在を知り、広告を設置したところ、ブログ収益が0円から、一気に月収30万円に。その後もブログは成長を続け、年間収益1,000万円に到達しました。

地域密着ブログは、地元企業からの広告のチャンスも?

ブログのジャンルを特定の街情報に絞り込んだことで、ブドウちゃんは地域の有名人に。街を歩いていると声を掛けられることもあるそうです。ただ、良いことばかりではなく「お前がブログでおすすめしていた店へ行ったら、店員の態度が悪いし、出てくるのも遅い! なんであんな記事書いたんや。表でろ!」と、読者から飲食店で責められた経験もあると言います。

地域情報に関しては、その街で人々が暮らしている限り需要はあります。地域でのブログの認知度が高まれば、特定のお店や企業から直接広告を出してもらえる可能性も出てきます。「自分が暮らしている街のことが好きだ」「これからもここで暮らしたい」など思っているならば、地域に特化したブログというのは面白い選び方だと感じます。

雑記よりも特化! ブログのジャンル選びはこだわろう

以上、今回は3名のブロガーをご紹介させていただきました。

彼らのブログ運営のノウハウをもっと知りたい方は、各項目にあるリンク先の記事をご覧ください。I am 編集部によるインタビュー記事を読むことができます。

さて、ブログのジャンル選びについて、最後に編集部よりアドバイス。

ブログは大別すると「雑記ブログ」「特化ブログ」に分けることができます。

雑記ブログは、その名のとおり何でもあり。ジャンルにとらわれず好きな記事を書くことができます。特に初心者は取り組みやすいでしょう。一方の特化ブログは、特定のジャンルに絞って運営します。サンツォさんは「お金」「ブログ運営ノウハウ」、キタムラアキラさんは「PC・デジモノ」、ブドウちゃんは「姫路市の地域情報」でしたね。

雑記か、特化か。

これはブロガーの中で長年続く議題のひとつです。答えはありませんが「自分の好きを仕事にしたい」「自分の名前で仕事をしたい」と考える I am 読者にとっては、特化ブログ一択だと断言します。特定のジャンルのウェブメディアを持つことで「〇〇のAさん」と、周囲から見られるようになるからです。

たとえば、ブログ運営のノウハウを発信するサンツォさんは、その後、ブロガー・アフィリエイター向けのオンラインサロンをはじめました。さらに、最近では共著で「マクサン式Webライティング実践スキル大全」(大和書房)も出版しています。ブログを中心に活動範囲を広げ、結果、ブログの読者も増やしているのです。

何者かになりたければ、ブログは特化で運営するのをおすすめします。

この記事を書いた人

北野 啓太郎
北野 啓太郎ライター
文章、写真、動画を駆使したWebコンテンツ制作が得意なフリーランサー。会社員時代に始めたブログがきっかけでヘッドハンティング。レゲエ専門メディアの編集長を経て、独立しました。強み:初対面の方と何時間でも話せる。インタビューも好き。弱み:打たれ弱い。

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