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《副業入門》会社員におすすめ副業の収入目安と基礎知識

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《副業入門》会社員におすすめ副業の収入目安と基礎知識

2018年に働き方改革の一環として政府が副業を推進し、さらに新型コロナの影響による業績悪化やリモートワークの普及で副業が注目を集めています。
副業を全面禁止としている企業も多く、浸透してるとはいえないものの、Job総研が行った「2022年 副業・兼業に関する実態調査」によると、663人の社会人男女のうち、「今後、副業・兼業をしたいと思いますか」という質問に対し、「思う」または「どちらかといえば思う」と回答した人が89.9%を占め、副業を希望している人が大多数いることがわかりました。

出典:「厚生労働大臣提出資料」内閣官房ホームページ//2022年

出典:Job総研による『2022年 副業・兼業に関する実態調査』を実施 コロナ禍を境に副業始める社会人4割増 今後始めたいは9割

会社員の副業は、たびたびニュースにもなりますが、会社に内緒で行ってバレたときに処罰を受けることもあったり、副業という誘い文句の詐欺にひっかかったりネガティブなイメージも付きまといます。ネガティブではありませんが、ポイ活やアンケートモニターなど時間との引き換えの副収入という印象は否めません。ですが、これらはいずれも一時的に稼ぐ手段でしかありません。

副業には収入を増やすだけではないメリットがあり、やりたかったことを仕事にできたり、自分の可能性に気づきキャリアチェンジをすることもできます。

副業のメリットとは? 副業をはじめるための基礎知識、注意点や安全に行うためのポイントと、会社員のためのおすすめの副業をご紹介します。

副業をはじめるメリットは? 収入の目安と必要な時間

副業をしている理由の筆頭に「収入を増やしたいから」と「1つの仕事だけでは収入が少なすぎて、生活自体ができないから」が挙げられていますが、「自分で活躍できる場を広げたいから」「時間のゆとりがあるから」という理由も上位に挙げられています。

出典:「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」厚生労働省/2022年

金銭的理由からはじめる人もいる一方で、趣味や本業のスキルアップや自己実現など、視野や人生の幅を広げることに繋げようと副業を選択する人、育児や介護、家族の進学や転勤などライフステージの変化に備えて、自由な働き方の足がかりに副業をはじめる人もいます。

一つの会社だけに縛られない働き方を見つけることは、新型コロナ感染拡大のような未曾有の事態や、終身雇用の崩壊などと言われる先行き不透明な時代に備えることにもなり、実に多くのメリットがあります。

《副業のメリット》

  • 収入を増やせる
  • リスクヘッジができる
  • 本業で実現できないことができる
  • スキルアップになる
  • 空いた時間を有効活用できる
  • 自分のスキルや経験値で稼ぐことで自信になる
  • 人脈や知識が広がり、本業にも役立つ
  • 起業や独立のための準備やトライアル期間になる
  • 趣味や得意分野を活かせる

副業で稼げる収入の目安

2021年に転職サービス「doda」が20歳〜59歳のビジネスパーソン15,000人に対して行った調査を実施したところ、副業の月収で1番多いのが10万円以上で全体の34.4%、2番目に1万円台の18.6%、3番目が5万円台の13.3%という結果になりました。

さらに10万円以上の高収入を得ている人の副業の内容は、株/FXが多いことがわかりました。

出典:【副業の実態調査】副業とは?いつやっていくら稼いでる? 
副業のメリット・デメリットを解説!【最新版】/転職サービスdoda
//2021年

本業とのバランスを保ちながら副業を継続させるためには、目標、どのくらいの収入を得たいか、長い目で見て自分にとってプラスになる計画を立てることが大切です。

次に副業にかかる時間をみてみましょう。

空き時間ではじめる副業にかかる時間

2020年に厚生労働省が約16万人の対象者の回答から分析を行った「副業・兼業に関する労働者調査」によると、1週間あたりの副業の総実労働時間は、1番多い回答が「10時間以上20時間未満」、2番目に「5時間以上10時間未満」、3番目に「5時間未満」との結果になりました。

また、先の転職サービス「doda」の調査では、「いつ副業をしてる?」の問いの回答として69.6%の人が「休日」と回答。47.5%の人が「勤務終了後」と回答しています。

副業をしている人の半数近くが、本業の勤務終了後の時間に副業をしていることがわかりました。

副業をはじめるための注意点・安全に行うためのポイントは

ポイント①就業規定で副業を禁止されていないか

厚生労働省の「モデル就業規則」から副業禁止規定が削除されて以降、副業を全面容認、条件付きで容認する企業は徐々に増えているものの、本業に支障をきたす恐れや、情報漏洩の恐れがあるなどの理由で副業を全面禁止としている企業も多くあります。

副業をはじめる前に、まずは勤務先の企業の就業規則で、副業についての規定の有無、許可されている場合は条件があるかを確認しましょう。

規定の有無にかかわらず、本業に支障をきたすなど就業規則に違反をすれば懲戒処分の対象となることもあるため注意しましょう。

企業が副業・兼業を許容しているか否か、また条件付き許容の場合はその条件については、自社のホームページ等において公表することが促されています。

転職を希望する企業が副業を許可しているかどうかを調べるには、企業のホームページを確認したり、求人サイトで副業可の条件から企業を探すことができます。

ポイント②年間20万円以上収入があれば確定申告を忘れずに

会社員の所得は年末調整されるため確定申告をする必要はありませんが、副業で得た所得の合計金額が、年間で20万円を超えたときには、確定申告を行う必要があります。

20万円以下であっても、医療費控除や住宅ローン控除を受けたい場合など別途自分で確定申告をする場合は、副業で得た分も含めて確定申告書に記載する必要があります。

ポイント③信頼できる発注者かどうか

報酬の未払いなど副業のトラブルに見舞われないために、信頼できる依頼主かどうか見極める必要があります。

依頼主の会社情報に不審な点はないか、契約内容が不明確じゃないか、連絡が途切れることなくスムーズなコミュニケーションがとれるかなど、仕事を受ける前に確認しておきましょう。

例えば、副業を手軽にはじめられるのが魅力のクラウドソーシングですが、ネット上のやりとりのみで仕事のやりとりが全て完結するため、相手が見えません。

クラウドソーシングサイトを選ぶ際に、未払いを未然に防ぐしくみやサポート体制があるか、クライアントの情報や本人確認の有無、評価が確認できるかどうかを確認することでリスクを下げることができます。

ポイント④本業に支障がでないように時間管理する

本業に加え副業をする上で注意したいのが労働時間です。

副業に充てる時間が増えて睡眠不足になるなどで、本業のパフォーマンスが落ちるようなことがあれば、会社は就業規定の規定に沿って、社員の副業を禁止することができます。

本業に大きな支障をきたすケースに至っては、懲戒解雇される可能性もあります。

会社員におすすめの副業6選!

好きなことや趣味、仕事の専門性が活かせるなど、会社員がはじめる副業としておすすめのものを紹介します。未経験のスキルでも、すでに持っているスキルを掛け合わせ、自分だけの強みや価値を見出すこともできます。

①ライター

文章を書くのが好きな人、趣味や仕事の専門分野を活かしたい人におすすめの副業がライターです。パソコンとネット環境があれば、初期投資もありません。

文章を書く仕事のライターの仕事にもさまざまな種類があります。

  • 雑誌、Webなどメディアの記事やブログの執筆
  • ホームページ掲載文章
  • インタビューや取材記事作成
  • DM(ダイレクトメール)やメルマガ作成
  • シナリオや小説の執筆
  • 資料作成
  • 家電など製品の取扱説明書やマニュアル作成
  • 広告のキャッチコピーや広告文作成

普段の業務で資料やメルマガ作成の経験があれば、そのノウハウがそのまま活かせます。

専門知識や専門スキル、さらにその分野での実務経験があれば、専門性の高い記事が書けるライターとしてアピールして受注に繋げたり、書きやすいテーマとして専門分野を選んで執筆することができます。

好きなテーマで好きなように書く個人的な日記やブログとは違い、依頼されたテーマに関するデータや資料を調べて記事にまとめます。

記事を読んでもらうためには、読者のニーズに応える有用な情報が求められますが、得意分野や専門分野があればリサーチもしやすく書きやすいです。

必要があれば取材をするなど、得意な分野、興味がある分野から始めれば、調べることで知見が深まることも魅力です。

②セミナー・スクール講師

エクササイズ、料理、手芸、楽器、スポーツなど好きが高じて得意になった分野や、語学やプログラミング、Webデザイン、マーケティング、ビジネスマナーといった仕事のスキルを活かして人に教えることができます。

ストアカ、ココナラ、クラウドワークスなどスキルシェアサービスやクラウドソーシングを利用したり、スクールの講師の募集に応募する人もいます。

数をこなすほど教えることが上達し、教えることで相手が成長していく姿を見ることは大きな喜びにもなるでしょう。

校舎や会場で開催するだけでなく、Zoomを利用してオンラインで講座を開催することができます。

③動画作成・編集

Youtubeの動画作成や編集代行、SNS、Web広告、企業のサービスや商品のPR動画、学校行事やイベント、観光PR動画などを作成します。

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどクラウドソーシングを利用して受注したり、最初は知り合いに声をかけて請け負い経験を増やすこともできます。

報酬の相場は、10〜20分のYoutube動画作成の場合、1本3000〜8000円ほどで、PR動画や結婚式のオープニングムービー作成は、数分の動画で1本15000〜20000円ほどです。

まずは案件獲得のために実績やポートフォリオを準備しておきましょう。

未経験でも簡単な編集程度のスキルなら、少し学習すれば身につけられますが、撮影・編集のスキルアップはもちろんのこと、企画力やマーケティングなど訴求力あるコンテンツ制作のスキルアップを図るためにスクールに通うのもおすすめです。スクールで制作した作品をポートフォリオに載せることもできます。

④写真撮影・販売

写真が好きな人におすすめなのが写真撮影・販売です。スマホのカメラで撮影したものから一眼レフで撮影したものまで、自分の撮影した写真をPIXTA、photoACなどのストックフォトサイトを利用して販売できます。

例えば、PIXTAで写真1枚が購入された場合、定額購入なら0.25クレジット(27円)〜報酬が貯まり、10クレジットから換金ができます。販売実績やクリエイターのランクによっても報酬が変わってきます。

また、photoACでは、1回ダウンロードされる度に3.25pt(3.25円)、人物写真なら11pt(11円)の報酬が貯まり5000ptから換金が可能です。

販売目的のほか、ポートフォリオや発表の場としても活用できます。

クリエイターとして会員登録し、本人確認書類を提出すればあとは画像をUPするだけの簡単な手順です。
商用素材として適した素材か、素材や第三者の権利を侵害していないかなど、各サイトにガイドラインがあり、販売前に素材の審査を取り入れているサイトもあります。PIXTAには、こうした注意点に関して学べるものや、販売のノウハウを解説したコンテンツも充実しています。

⑤ハンドメイド販売

手作りが趣味で販売に興味があれば自分の作品を販売することもできます。ハンドメイド専用の販売サイトやネットショップ作成サービス、フリマアプリ、委託販売など、出店から注文、取引完了まで効率的に行えるプラットフォームがあります。

価格や機能が自身の販売戦略やターゲットにあったものを選ぶといいでしょう。

minne、creema、iichiなどのハンドメイドマーケットでは、会員登録・出品は無料。作品が売れれば販売手数料(10.56〜20%)を差し引いた金額が支払われるしくみです。

各サイト主催のハンドメイドイベントも開催されており、出店料を支払えば参加することができます。次のイベント出店の機会や、新たな顧客開拓、作家同士の交流の場としても魅力的です。

STORES、BASE、COLOR ME、shopifyといったネットショップ作成サービスを利用すれば、サイト作成の知識がなくても簡単にオンラインショップが作成できます。作品やブランドのイメージに合わせたサイトを作成してオリジナリティを出すこともできます。

予算や毎月の売上などからプランを選べ、BASE、STORES、COLOR MEは初期費用、月額費用も無料からはじめられるプランがあります。

無料プラン、有料プランのいずれも決済手数料を差し引いた金額が支払われます。ショップが成長すれば、機能が多く、決済手数料が安く抑えられる月額有料のプランの方がお得になります。

shopifyのベーシックプラン(25ドル=日本円で約4150円)、COLOR MEレギュラープラン(4,950円)などがあり、BASEのグロースプラン(5,980円)は月額17万円以上、STORESのスタンダードプラン(2,178円)では月20万円以上の売上があれば無料のものよりコストダウンできます。

また、実際に作品を手にとってもらいたい人は、雑貨専用のレンタルボックスなどで委託販売することもできます。

ネットショップの大きなマーケットは魅力的ですが、作品の素材感や感触、世界観を直接足を運んで見つける楽しみがあります。

利用料はボックスの位置や大きさによって異なり、1ヶ月900円〜7000円など幅があります。販売手数料10%〜20%ほどに設定されています。

⑥Webデザイナー

出産や育児などライフステージの変化に対応できる在宅ワークを希望する人には、企業や個人のWebサイト、バナー、ロゴなどを制作するWebデザイナーがおすすめです。

Webデザイナーになるには次のスキルが必要になります。

  • デザイン
  • Illustrater、Photoshop、Figmaなどのデザインツール
  • HTML/CSSなどコーディング
  • WordPress
  • マーケティング

必要なスキルは多岐に渡りますが、働きながらオンラインで学べるスクールもあります。ものづくりやデザインの仕事に以前から興味があり、Webデザインを副業からはじめてみたいと、未経験からスキルを身につける人もいます。

卒業後は個人としてだけでなく、クラスメートとチームで案件を請け負う人もいます。また、案件獲得には、スキルを証明するポートフォリオが欠かせません。スクールでしっかりとしたスキルを身につけて、クオリティの高い作品を掲載できればライバルに差をつけることができるなどメリットは大きいです。

知人のサロンや教室のWebサイトやチラシ、名刺を制作することでスキルを磨いたり、SNSによる集客や、クラウドソーシングで案件を獲得して実績を増やすことができます。

実はwebメディア I am (アイアム)をリリースする前のランディングページもデジタルハリウッドSTUDIOが授業の一環として作ってくれました。その後、関わってくれたデザイナーさんやイラストレーターさんとは今もお仕事が続いています。

<作品>

https://iam-iam.jp/special/01

https://iam-iam.jp/special/02

https://iam-iam.jp/special/03

https://iam-iam.jp/special/04

専門家に聞く! 副業をはじめたい人のためのノウハウ

「副業」は会社に振り回されないための最大のリスクヘッジ

自分のやりたいことを叶えるには転職か副業か・・・。

本業の中で発揮できないスキルや知識は、副業でチャレンジすることがおすすめです。

ではそれが難しいときは?

自分のできることを探せば、求める人がいてうまくマッチングすることができます。今や「3C」「スマホ」「知恵」があれば副業ができる時代。

あなただけの商品を3C分析を使って探して、自分に合う副業を見つけましょう。

会社が副業を禁止していて副業をはじめるのに尻込みしてしまう・・・そんな場合の切り抜ける3つの方法もご紹介します。

《初めての副業》戦略性とビジネスモデルを形にする4つのステップ

副業や起業のビジネスを持続的なものにするためには、価格以外で戦う戦略性とビジネスモデルが必要です。ビジネスとしてはじめたいものが見つかったら、次の4つのステップで形にしましょう。

  1. アイデア
  2. ビジネスモデル
  3. 収支計画
  4. 巻き込み

失敗しないためには「時間」「体力」「資金」の持続性があるかどうかが大前提となります。4つのステップの全体像とコンディションをチェックして副業をはじめましょう。

どうせ副業をするなら「目先の利益」より「時間をかけれるイノベーション」を!

ビジネスには、新しい技術や価値を取り入れて新たな価値を生み出す「イノベーション」が欠かせません。イノベーションは一見、大企業のほうが有利に思えますが、実はそこには落とし穴があります。

個人なら時間とお金、組織体制、事業の戦略も自由で小回りがききます。そのうえ、副業でつまずいても、本業の収入があるため痛手はありません。

個人で研究を続けることで真のイノベーションに繋がった、新型コロナウイルスで実用化された「mRNAワクチン」の立役者カリコー・カタリン博士の事例から、時間はかかっても個人だからできるイノベーションについて考えます。

《まとめ》副業をはじめたい人のための基礎知識

副業には収入を増やすだけじゃない、さまざまなメリットがあります。特別なスキルがないという人も、新しいスキルを身につけ市場価値を上げ、やりたいことを叶えたりリスクに備えることもできます。

副業はまた、これまで身につけたスキルと掛け合わせることで、自分らしい働き方やビジネスチャンスにもつなげることができます。今の仕事や生活に満足していない人は、リスクの少ない副業で一歩を踏み出してみませんか?

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