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もう写真で損しないための スマホでプロ級写真教室野菜をみずみずしく撮るコツは「霧吹き」(サラダの撮り方 3/3)

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売上げアップにつなげる!写真のサラダ写真の美味しそうな撮り方を伝授。野菜の大敵は乾燥。写真をと前の一手間が劇的に鮮度を上げてくれます。写真下手なライターkikkoが料理カメラマンnocco先生に教えてもらいます。

それは、サラダに水分感を出してあげることです。

確かに、色々とやっているうちにサラダが乾いてきた気がしてちょっと心配でした。

それに気づいていたのは凄いですね。では早速やってみましょう。

Before 〈乾燥したサラダ〉

前回の最後にレフ板を使って撮ったところからスタートしましょう。

随分と立体的にもなったし、手前も明るくなって美味しそうにはなってきました。しかし、ちょっと葉っぱが乾燥しているように見えます。

こんな時は最後に一手間加えて仕上げていきましょう。

プロの常識 〈水分でみずみずしさと鮮やかさUP〉

サラダや野菜などを新鮮に見せるためには水分感を足します。

水分を加えることで得られる効果は、

  • みずみずしさ
  • 鮮やかさ

です。

プロのテク 〈霧吹きを使って水分を足す〉

例えば、このラディッシュですが、乾燥した状態でも良さそうに見えるのですが、水分を足すことでかなり鮮やかさが増します。

水分感を出すためのテクとしては、2種類あります。水分を補う方法と油分を補う方法です。

①水分感を足す

霧吹きを使って水分感を足します。やりすぎないように気をつけながら、水分が必要なところをめがけて軽く霧吹きをかけて、水滴をつけます。

②油分感を足す

あらかじめボウルでドレッシングやオイルなどと和えておくと、みずみずしさが長続きします。

After 〈みずみずしさのあるサラダに〉

水分を足すことによって、みずみずしさも加わり美味しそうになりました。

なるほど、ちょっと水分を足すだけで美味しそうな感じが増えるんですね。

最後のひと手間を加えることで、ワンランクアップの写真が撮れます。是非やってみてください。

おさらい

◎水分を足すと、みずみずしさと鮮やかさが増す

◎霧吹きで水分を足す

◎あらかじめオイルで和えておく

次回に続く

この記事を書いた人

田部信子
田部信子料理カメラマン
クックパッド専属カメラマン。料理・人物を中心に撮影を行う。ダメアシスタント時代に撮影現場で何をしたら良いのか分からな過ぎて怒られ続けたことから、撮影の流れやコツを必死に言語化することに取り組む。それを元に作った講座が分かりやすいと人気になり、前職では写真教室を立ち上げ3000人に撮り方を教える。写真を撮るのに苦手意識を持つ人に、写真の楽しさを教えることに定評がある。

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