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#05 コーヒー豆のパッケージにチャレンジ物販のパッケージで失敗しないために必要なのは、原価、コンセプト、優先順位。【リアカービジネス 第5回】

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コーヒー豆を販売することになったI am 編集部。メーカーの無料オンライン相談を受けたら、予想以上に勉強になった。

未経験からリヤカービジネスに挑戦中の働き方メディアI am です。

コーヒー豆販売のパッケージ選びの真っ最中です。

「絶対に失敗したくない」をモットーに「パッケージ通販」の無料相談をしてわかったことを報告します!

相談したら契約を迫られる?

前回に引き続き、実際に相談してみたリアルレポートです。

「無料相談したら即契約、即購入させられるのでは?」という印象があったのですが、そんなことは全くありませんでした。そもそも無料サンプルを気前よくくれるメーカーだけあって、めちゃくちゃ親切。

無料相談はサイトからカレンダーを選ぶだけ。オンラインのURLが送られてくるので、それに参加するだけ。 マーケティングチームの柏倉さんという女性が対応してくださいました。

とにかく「絶対に失敗したくない」I am 編集部代表として、聞くべきことをメモって色々教えていただきました。

それについては後ほど書きますが、このオンライン相談は結論から言うと「相談すべき」です。

実は事前にサイトをくまなく見ていたのですが、目移りしてだんだん自分の必要としていたものからぶれてくる。ですので、用途や外せない条件がある場合は、プロに相談する方が早いなと感じました。

理想のパッケージを作るための3つの条件

コーヒー豆の販売をするにあたり、パッケージデザインと保存袋をどうするかは大事。

初心者にはデザインから入るより、保存機能に直結する保存袋がおすすめ。

問題はどこから袋を仕入れるか?Amazon、楽天、その他ネットを見まくってたどり着いたのが「パッケージ通販」というパッケージ専門の通販サイトです。

I am コーヒーの保存袋の条件はずばり3つ。この3つを満たしてくれる最適な業者さんを見つけなければならない。

  • コストが安い
  • コーヒー豆の保存に最適であること
  • 見た目がおしゃれ

コストは安いほうがいい

袋のコストが高いと、利益率が低くなり売り上げが担保できなくなる。こだわりのコーヒー豆であっても、パッケージにお金をかけすぎて適正価格から大きくはずれては本末転倒。

「I am×かなざわ珈琲」のコンセプトは「おかわりしたくなる珈琲」なので、高すぎてはおかわりどころではない。

しかし利益率が低すぎると働くモチベーションも意味もなくなる。好きなことだから、こだわりの自家焙煎だから「飲んでもらえるだけで幸せ」では仕事としては成り立たないのです。

ということでコストは超重要。

  オリジナル焙煎コーヒー豆100g=600円

で販売するために、パッケージにかけられる費用はいくらになるかです。そのためにもまずはパッケージについてリサーチしたいと思います。

焙煎コーヒーの鮮度を極限までキープしたい

I am コーヒーの特徴は焙煎したてであること。美味しいコーヒーは「よい豆」「よい焙煎」「よい保存状態」。そのためにも最適な保存状態でお客様に届ける必要があります。

  • 遮光性
  • 防湿性
  • ガスバリア性

パッケージ通販のサイト内に一覧表があり、一発解決。

◎アルミニウム箔性能はもっともよい。ただしアルミなのでコシがあり、やや硬く感じることがある。
〇アルミ蒸着(じょうちゃく)PETフィルムにアルミを加熱蒸発させ付着させたもの。アルミニウム箔よりは少し遮光性が落ちる。コシがなく、しなやかな素材。

こちらもサンプルを取り寄せて、実際の質感などを試してみることになりました。

ガス抜き機能がついている

焙煎したばかりのコーヒー豆はガスを発生させるため、ガス抜きのバルブ機能不織布のテープが必要になるとのこと。

◎ガス抜きバルブ機能ガスを排出し、外気の侵入を防ぐ。ガス抜きテープ袋と比べると少し高い。
〇ガス抜きテープ機能比較的安価。ガスを排出するが、ガスが出きった後は外気が入る恐れがあり、他のにおいなどが移る可能性も。長期保存には向いていない。
〇コーヒー用エージレスガスを吸収する脱酸素剤。ガス抜きバルブがなければこの商品で代用できるとのこと。
△その他の素材一時的な保存袋であれば。購入後すぐにキャニスターなどの保存容器に移せば問題なし。

ガス抜きバルブはマストと思い込んでいたが、プロに相談することで、ガスを吸収してくれるエージレスという選択肢が増えました。 また、豆から出たガスは単に袋が膨らむ以外に豆の品質そのものへの影響はないということなので、膨らんでパンパンになって袋の破裂などの防止が主たる目的であるということもわかりました。

袋に印刷よりシール印刷の方が安い?

ロットによるとのこと。当たり前ですよね。

袋に印刷したらどうなるか見てみたい!

袋に直接印刷したもの見たいなら、無料サンプルがもらえる。

袋の材質ごとに、指定の12色で印刷したサンプルがある。

インクは素材の色によって微妙に異なるので、実物を見れるのは安心としか言いようがない!

第1回はコチラ ↓ ↓

第2回はコチラ ↓ ↓

第3回はコチラ ↓ ↓

第4回はコチラ ↓ ↓

次号へ続く

取材・文/I am 編集部・長谷川恵子

写真/I am 編集部

この記事を書いた人

長谷川恵子
長谷川恵子編集長
猫と食べることが大好き。将来は猫カフェを作りたい(本気)。書籍編集者歴が長い。強み:思い付きで行動できる。勝手に人のプロデュースをしたり、コンサルティングをする癖がある。弱み:数字に弱い。おおざっぱなので細かい作業が苦手。

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