経験を仕事仕事を通して「子育てがまちの力で豊かになっている社会をつくりたい」（社会起業家[子育て支援分野]／森祐美子さん）

思います。毎日が楽しいからです。大変なこともたくさんありますが、生きていることを実感しています。

お子さん連れのお母さんがほっとした顔でカフェに座っている様子をみたとき。見守りボランティアさんが嬉しそうな顔をしているとき。スタッフがいきいきと語っているとき。

子育てがまちの力で豊かになっている社会。

私たちが考える「豊かな子育て」とは、

●自己肯定感があること
●役立ち感があること
●外出動機や外出場所があること
●豊かなソーシャルサポートがあること
●社会参画の機会があること
●身近な社会問題を自分事のように感じたり、多様性や個性を受け入れ見守れたりする状態であること

そういう状態が、個人や社会に溢れていることです。

場や事業のあたたかさに触れたとき。人や社会に対しての信頼を回復できたという話をもらいます。

50%くらい実現しました。

物理的な時間は減りましたが、豊かな時間が増えました。忙しいけど1秒1秒に意味と喜びが宿っているので、余裕は増えている気がします。仕事が誰の何につながっているかの実感があるからかもしれません。

相当減りました。営利企業からNPOへの転職であると同時に、売り上げがそもそもたちにくい分野において行政補助で運営をしていないため。

カフェをつくりたい人たちがつくりやすい環境整備。

「カフェをつくりたい人たち」とは、自分自身が何かしら社会のなかでの「居場所」を必要としていた時期があったり、今も必要だと感じたりしている方々です。

そのような方々が日々たくさん訪ねてくださり、講座を開催し続けてきましたが、いざ自分のまちに戻って立ち上げようとすると困難が多く、挫折することが多いのです。立ち上げやすい環境が増えれば、もっと立ち上げやすくなると思っています。

自分に嘘をつかないといけないことはやりたくないです。

もう無理かもしれないと思うことは何度もありますが、諦めとは違います。断念するとすれば、資金的にまわらなくなったときと事業をつくっていく一人一人の思いがなくなったときです。

次の世代によりよい子育て環境を引き継ぎたい、今のままでは引き継げないという思い。

やりがいのある仕事は幸せだという関係。

やりがいのある仕事に、結果的に収入がついてくれば尚幸せ。

近いほどよい。

素晴らしい発想や考え方をもった方々との出会い、その方々からの学び。

その人自身が生きてきた中で感じてきたことや葛藤・そこに向き合った結果、見えてきたこと、学んだことが、その人ならではの「発想」や「ものの見え方」だと思い、そこに触れたときには本当に素晴らしいなと思います。

自分の箱の外側からものごとを見られる人、表面にでてきていることの背景や根っこを見つめられる人、今ある当たり前にとらわれず考えられる人、常にビジョナリーに考えて行動できる人、そういう人と出会うときは「素晴らしい発想だな」と思います。

大好きな人との語りの時間。

自分との対話。安心して話せる誰かと時間を共有すると、自分自身の中にねむっている言葉がするするとでてくることがあります。また、noteを書いたりすると思考が整理されます。

アンテナをはり、自分たちの事業にあう形で導入、時間をかけて繰り返し使う意義を伝えます。

残ります。自信はあります。何を大切に生きていきたいのか、自分はどうしたいのかを、誰かとともに探す場だから。

やりたいこと。ミッション。生きている、生かされている実感。豊かさ。