Interview
インタビュー

木南晴夏がリスキリング⁉ 夜間大学に通って韓国語をマスター。映画でいかんなく発揮! 

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アラサーになったゆとり世代の男子3人が仕事や恋などあがきながら、人生に立ち向かう映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』に出演する木南晴夏さん。結婚し母となった今、夢を諦めずに仕事を続ける秘けつを語りました。

プライベートでは第1子の母である木南晴夏さん。家族、自分、仕事の3つの時間のバランスを大切にしているといい、自分自身で決めたルールについて明かしてくれました。

――木南さんは仲野太賀さん演じる山岸が勤務する食品メーカーを買収した韓国企業のスーパーバイザー、チェ・シネに扮しています。劇中では韓国語や英語も披露されていますね。

はい。(2016年に放送された)ドラマを楽しく見ていたので、「ゆとりの世界に入れる!」とうれしかったです。でも、韓国語を話すボリュームがどのくらいあるのか分からなかったので不安がありました。脚本をいただいてからは、韓国語のレッスンもして撮影に臨みました。韓国語はもちろんですが、英語と、韓国語のようなクセがある日本語を使い分けなくてはいけなくて、とにかく言葉が大変でした。

――過去に出演されたドラマ『素直になれなくて』(2010年)などで韓国人役を演じたときにも、韓国語を話されていましたね。

そうなんです。ドラマで兄役だったジェジュンさんにも教わって、ニュアンスなど助けていただきました。ドラマで韓国語を話す中で、発音がかわいいなと思って、学んでみたいと社会人でも学べる場所を探して、夜間大学に通っていた時期もありました。

――映画、ドラマなど大活躍の木南さんですが、私生活では1児の母でもあります。仕事と家庭を両立させるため、何か工夫をされていますか。

そうですね。仕事も家のことも、子育ても全て自力でやるのは「無理」と意識改革をしてから肩の荷が降りました。頭のどこかで家事などは「女性がやるもの」と考えていた自分がいて、できないと「ごめん」と罪悪感でいっぱいになっていました。何かを諦めなくてはいけないのかなと思い詰めたりもしましたが、掃除もお料理も「家族で一緒にやろう」と決めたら、「ごめん」と感じることがなくなりました。2人の子どもなんだから、2人で協力して楽しみながら育てようと考えを変えて、ずいぶん楽になりました。

――逆に大変と感じるのはどのようなときですか?

仕事に出るときですね。仕事に行く準備をしていると、そわそわして「行かないで」と悲しい顔で涙声を出されると、とてもつらいです。

――最後に映画を楽しみにしている人のために、メッセージをお願いします。

タイトル通り「インターナショナル」な内容になっています。ゆとりのメンバーも、映画からのメンバーも楽しんで芝居をしているので、その思いが伝わればうれしいです。

▼公開情報

映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』

全国公開中

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