150人で持続可能なビジネスを作る【イベント動画】150人のお得意さんで成り立つ自営業の作り方/ナリワイ伊藤洋志
【会員限定】イベント動画視聴ができます。2022年2月に開催された伊藤洋志のイベント動画です。
プロフィール
持続可能な自営業ナリワイ代表伊藤洋志
起業したい、でも自分起点のスモールビジネスをしたい。小商いを始めたい人必見。
150人でも成り立つ自営業の形を確立した「ナリワイ」の伊藤洋志のイベント動画です。
#【会員限定】アーカイブ動画配信中#
不特定多数のフォロワーを追うより目の前の150人にフォーカスする
150人のお客さんで成り立つビジネスモデルを実践する 持続可能な方法で働くナリワイの伊藤洋志さん。 伊藤さんにナリワイ自営業14年から見えてきた持続可能なビジネスモデルを解説頂きました。
伊藤さんは、 SNSフォロワーを増やすことより、目の前の150人のお得意さんを大事にできるかどうかが大事だといいます。
実は150人は人類学での顔見知りの限界人数ダンバー数※です。
※ダンバー数とは、イギリスの人類学者ロビン・ダンバーが、最も密に協調し合える集団の上限は約150人であると説く。
「0人からどうやって150人のお得意さんを作れるか?」
「SNSより大事なコミュニケーションとは?」
「ジェンダーレスで自立可能な起業のヒント」 など、
半径5メートルで自営業をスタートさせたい人に向けたイベント動画です。
「こんなことが仕事に?」を地で行く自分らしい働き方
伊藤洋志氏はスモールビジネスを独自の「ナリワイ」という言葉で、さまざまな方法で展開してきました。
民家のブロック塀をハンマーでぶっ壊すというワークショップや自分で床を貼るワークショップからスタートし、現在はいくつものナリワイを展開しています。
武者修行ツアー:モンゴル武者修行、タイ武者修行…現地の生活技術を身につけるワークショップ
遊撃農家ガンガン部隊:梅、極早生みかん、桃…収穫と販売を同時に行う遊撃手的農家
木造校舎ウェディング:木造校舎を舞台に作家を中心に制作するウェディング
美術作品的貸し別荘:作家の作品を生活の中に配置する貸別荘
ナリワイ寺小屋:田舎で土窯パン屋を開く…お店を校舎にして行う生活の仕方も合わせて学ぶ短期集中スクール
伊藤さんが考える「ナリワイ」とは
ナリワイとは、個人で元手が少なく多少の訓練ではじめられて、やればやるほど健康になり技が身につき、仲間が増える仕事のことです。仕事なんですが、生活でもあります。
高度経済成長期に、株式会社日本は成長のために多様な仕事や生業を絞り込み工業を中心とする産業に人を集中させました。その結果、得たものも大きいと言えますが、一方で生活と仕事は大きく乖離してしまいました。ライフワークバランス、という言葉は端的にそれを表しているともいえるでしょう。
ナリワイは、ライフとワークのバランスを考えるのではなく、そもそも生活から乖離してしまった仕事を個々人の手の届く範囲のほどほどの距離に近づけるものでもあります。
そのためには、一つの仕事だけで競争を勝ち抜くのではなく、様々な仕事をその適正サイズを見極め、それぞれを組み合わせて生計を建てていく、という百姓的な作戦や、そもそも生活の自給度を高め、不必要な支出をカットするという作戦の合わせ技が必要である、と考えています。 (ナリワイより抜粋)
《こんな方におすすめの動画です》
・自分でビジネスを始めたい、始めた人
・これから先の働き方がどうなるか知りたい人
・今の働き方を見直したい人
・好きなことを仕事にしたい人
《登壇者》
伊藤洋志(いとう・ひろし)
自営業・ナリワイ代表。香川県出身。京都大学農学部卒業後、会社員を経てナリワイを発足。仕事の民主化をテーマに、複数の生業(なりわい)を持つ自営業の実践と研究に取り組む。小さい資金で始められて技が身に付き心身が鍛えられる仕事を〈ナリワイ〉と定義し、シェアアトリエや空き家の改修運営や「モンゴル武者修行」、「遊撃農家」などのナリワイを開発し自ら実践するほか「全国床張り協会」といったギルド的団体の運営を行う。 著書に『ナリワイをつくる』『小商いのはじめかた』『フルサトをつくる』(ともに東京書籍)がある。 ナリワイ公式サイト https://nariwaibook.tumblr.com/
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この記事を書いた人
- 「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。