靴の減り方でわかる「美人度」をタイプ別に診断!
靴の減り方であなたの美人度がわかる!ニューヨークのミリオネアにイメージコンサルティングをしてきた一色由美子さんに教わります。
プロフィール
イメージコンサルタント一色由美子
成功した女性たちの共通点はどんなことなのでしょうか。「自己プロデュースを妥協しないことです」と話すのは、ニューヨークでミリオネアのイメージコンサルティングを手掛け、著書に『ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』を持つトップコンサルタントの一色由美子さん。その教えをお伝えします。
目次
歩き方がスタイルを作る
ドラマ「SEX and The CITY」や映画「プラダを着た悪魔」を観て、マンハッタンの街を美しいピンヒールで颯爽と歩く主人公に憧れた方も多いかもしれません。でも実態は、ヒールを履いて颯爽と歩くのはとても無理。マンハッタンは、いい加減に舗装された歩道がいたるところにあります。ドラマの中でもキャリーがキャブ(タクシー)を捕まえられずに、溝にヒールが挟まってしまい怒っているシーンが出てきますが、私もピンヒールを履いて歩いて、何度ヒールをダメにしたことか。
街中いたるところで捕まえられるキャブですが、狭い街ゆえ渋滞がひどいのです。地下鉄の乗り換えも日本のようにスムーズとは言い難いため、多くの人たちがとにかく歩きます。そのためスニーカーが登場するのです。ヒールは会社に置いておき、デートやパーティの誘いがあった時だけ履き、オフィスや通勤ではスニーカーを登場させるのがニューヨーク流。東京でもスニーカー通勤も増えましたが、やはり多くの女性がヒールを履いています。
ヒール姿で意外に目立つのが、かかとがすり減った靴を履いている女性。せっかくのおしゃれも台無しです。ヒールは必ずマメにチェックしましょう。
すり減った靴を履いている方は必ずといってよいほど、姿勢が悪いです。ニューヨークにいたころ、「日本人は一目でわかるよ。猫背だから」とアメリカ人の友人にいわれたものです。見ればその通り。特に堂々と歩くニューヨーカーの中ではその貧相な歩き方が目立ちます。私は気をつけようと思ったものです。
靴の減り具合で体型の崩れ方がわかる
靴の減り具合であなたの歩き方のクセや体型の崩れ方もわかるのをご存じですか?
≪内側がすり減るのは大きなお尻タイプ≫
X脚や内股。この歩き方のせいで、骨盤が開きやすくなり、お尻が大きくなってしまいがちです。また、無意識に膝を曲げて猫背で歩いているため脚の血行が悪くなり、脚全体がむくみやすくなります。脚を伸ばして内股にならないよう意識して歩きましょう。
≪外側がすり減るのは太もも張り出しタイプ≫
О脚やがに股。太ももの内側の筋肉をほとんど使わず、外側の筋肉ばかりを使っているため、お尻がたるんだり、太ももの外側に筋肉がつきすぎて張り出し、がっちりした脚になりがちです。膝や腰にも負担がかかっているので、年を取ってくると腰痛の原因にもなります。膝とくるぶしをこすりあわせるようなイメージで歩くようにすることを心がけましょう。
≪つま先が減るのはお腹ぽっこりタイプ≫
外反母趾。常に高いヒールを履いていたりすると、つま先に重心がかかり外反母趾になりやすいのです。姿勢も前かがみ気味になり、歩く時に腹筋が鍛えられないため、お腹がぽっこりしやすくなります。前かがみになっている重心を体の真ん中に持ってくるように歩きましょう。
≪左右片方だけが減るのは骨盤歪みタイプ≫
片方を引きずって歩いているか、左右の脚の長さが違うことが原因です。また骨盤が相当歪んでいることも考えられます。この状態を続けると下っ腹が出てきたり、骨盤のずれがさらに進行して肩こり、腰痛の原因ともなります。足を引きずらないように心掛け、脚に筋肉をつけましょう。
自分の歩き方のクセを直して、美しい姿勢で颯爽と歩くことで、美人オーラが出せるようになります。
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『ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』より再構成して、「靴の減り方でわかる美人度」をご紹介しました(第9回/全20回)。
構成/村上いろは