経験を仕事起業して気づいたこと。すべてが自由。自分の人生が毎日白紙で、イチから絵を描ける〈キャリアコンサルタント×山伏/渡辺清乃さん〉
多様な働き方のリアルを聞きました!仕事を通した自分と人間関係の再構築。起業してはじめてわかった自分のこと、人間関係の変化について渡辺清乃さんに聞きました。
プロフィール
キャリアコンサルタント×女山伏渡辺 清乃
起業して気づいたことは?
会社員と起業することのメリット、デメリットは?
起業すればすべてが自由。会社員は自由度が減るけれど、サポートは起業者よりも圧倒的に多く受けられます。
起業に欠かせないものとは?
嘘が無く、この世の役に立っていると実感できる仕事に関わっていること。創造性・自分らしさを発揮できること。自由に選択できる余地があること。
起業して気づいた「自分の強み」は?
かなり楽観的で、無理に好かれようと思っていないところ。
起業して気づいた「自分の弱み」は?
自分に嘘がつけないこと。
杞憂に終わった心配事は?
食べていけなかったらどうしようと思っていましたが、一人が食べていく分にはなんとでもなる。
役に立ったスキルは?
人の話やコンテンツを要約して、再編集する力。雑誌の編集者・ライター経験と、カウンセラーとしての経験から身に付けました。どんな仕事にも活用できる、汎用性の高いスキルだとつくづく思います。
今、身につけたいスキルは何?
海外で仕事をしてみたいので、英会話。10年以上、何度も勉強して挫折する、の繰り返し。翻訳アプリの技術が上がっていくことを待ち望むばかり。
起業するまえにやっておけばよかったことは?
とくにありません。
実は「まさか自分が起業するなんて」思ってなかった?
思いましたが、今では、自分は組織にいられなかった人間だと思っています。
起業して変わったことは?
「人間(私)にとっての自然」とは何かを意識するようになりました。どこにも所属しない状態だと自らルールを創り自分を律することが必要なので、自然(自ずと然り)になるにはどうしたらいいか、探究し続けています。
起業後の人間関係の変化
起業するのを家族(パートナー)に反対された?
独立当時のパートナーもフリーランスだったので、反対はされませんでした。実家の家族も放任主義なので何もいいませんでしたね。
家族(パートナー)に迷惑かけたなと思ったことは?
仕事ばかりで、二人の時間を取れなかったこと。仕事と恋人、どっちを取る?と聞かれたわけではないし、意識したこともないけれど、無意識に仕事を取っていて、恋人と別れたこともあります。
一番自分を応援してくれる人は誰?
家族と古くからの友人たち。メンター。一番、は決められないなあ。
「好きなこと」を仕事にしたら、自分が変わった?
「決まったところへ決まった時間に行く/同じ人と定期的に会う」ということが無くなりました。会社員生活が長かった家族からは、私の特徴としてこのことをよく言われます。
起業の前と後、人間関係の悩みに違いはある?
ないと思います。
仕事の人間関係は?
こちらもありません。周囲と良い関係を築きながら仕事をする必要があるのは、会社員も起業した人も同じだと思います。
クライアントから言われた、忘れられないひと言は?
「あの時、先生が黙って話を聴いてくれていなかったら、命を絶っていたかもしれません」
起業したからこそ出会えたものとは?
起業している仲間たち。独りで、もしくは経営者としてがんばっている人ならではの苦労や悩みを分かち合え、かつ良い遊び仲間です。
仕事のやりとりで気を付けていることは?
即レス。かつ、相手の時間を無駄に奪わないよう、メールの返信は一回のやりとりで完結するよう端的にまとめる。
仕事のパートナーとのトラブル経験は?
致命的なものは(おそらく)ありません。自覚できてなかったらごめんなさい。