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ビジネスアイデアお金の専門家が「得意なことで稼ぐ」をおススメする理由とは? 「得意」は少ない労力で最大出力のアウトプットが可能

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自分の「できること」を見つける

撮影/編集部

どんなことが「できること」に入りますか?

最初に自分にできることを見つけるところから話しますね。
私は会社員の時代は「なんでこんな仕事をしているんだろう」と自分を卑下していたんです。でも、実はその事務の仕事もプロフェッショナルというか、自分では無駄だと思ってたことも、全然無駄ではなかったとうことがわかるようになりました。自分では気づいてないけど、できること、得意なことがあるんです。

自分で気づいていない「できること」ですか?

成功への近道としては、やはり得意でできることで勝負をすることが非常に重要です。よく、好きなこと、情熱を注げることで勝負をするという話もありますが、それも大切だけれど、「好き」と「できること」って少し違うんです。

好きとできるは違うとは?

お金を稼ぐという面でいうと、得意でできることだと余裕ができて、稼ぎやすいんです。なので、できるだけ、得意、できる、というところにフォーカスしつつ、その中に、好きでやりたいことも少しずつ入れていくのがベストですね。
ただ、この好きなこと、やりたいこともできるようになると、それはそれで飽きてきます。少しずつ新しい情熱を注げることを入れていくと、自分自身がハッピーになれて、満足度が高いんじゃないかなと思います。

自分が動くことで物事が動き始める

見つけたあとはどうしたらいいですか?

そして、動くということが重要で、運や人脈を切り開くためには、友人やまわりにこういうことがやりたいと言うだけでなく、実際に行動すること。
仕事があれば応募しないとその仕事が取れません。落ちたらどうしよう、と考えていても、それがチャンスがれば応募してみるのが大事です。ダメでも気にせず、いっぱい送るといいです。

ダメ元でやってみる?

リスクとリターンで物事を考えるということで、コストや時間がかかるんじゃないかとか、会社員で副業はいけないんじゃないかなど、リスクを大きく考えがちなんです。
でも、最大で失うものはなんだろうと書き出してみると意外とリスクは少ない。

「得意」は少ない労力で最大のアウトプット

なぜ「得意」なことのほうがいいのですか?

なぜ得意なことをするのかっていうと、やはり少ない労力で最大のアウトプットが出せるというところがあります。
例えば、私は料理が苦手なので、提供するのも難しいですし売るなんて無理です。なので、友だちを呼ぶ時はデリバリーでお金を払うことが多い。でも、私は記事を書くことでお金を稼いでいる。つまり、双方の得意な部分の交換なんですね。

得意の交換……

世の中の人が自分の得意なことを交換していけば、理想的には苦手なことをせずに済むということ。
それに、得意なことは、他人より良いアウトプットが出せます。私の場合だと、「料理だと見た目もきれいにおいしく良くおいしく作ろう!」という気持ちがないとなかなかできないんです。
ところが、記事を書くことだと歯をみがくように当たり前に出来てしまう。5000文字くらいだと2時間くらいで書けてしまう。そうすると、やはりこの場合は、記事を書くほうに時間を注いだほうがいい。

生まれた「余裕」がさらに「得意」を生み出す

でも、好きなことをやりたい気持ちがあります

得意なことだけしていると余裕ができます。私は1日2時間くらい働けば自分が満足のいく収入が得られるようになってきたので、そこでやりたいこと、好きなことをする時間が取れます。
得意なこととは違うのですが、本を読むのが好きですが、これも時間にゆとりがあるからできること。その中で、「こんな洋書を出したいな」などの気持ちもできて、そのことでより多くの人を喜ばせることができて、自分の収入も増えていきます。
得意なことを続けるとオファーが来るので、その中から好きなことにシフトさせていくことができます。

会社員は与えられるが、フリーは取りに行く

できる事がない人はどうしたらいいですか?

できることがわからないという場合も、行動することが重要です。アルバイトやボランティアでもいいので試行回数を増やさないと、その職場がいいところも悪いところもわからないです。
頭の中でシミュレーションしたり、友だちに「やりたい」と話すばかりでなく、なまけの気持ちを排除して実際に行動すること。

行動に移せない人は多いかもしれませんね

会社員だと仕事は与えられるものですが、クリエイティブな仕事って競争が激しくて、自分で仕事を取ってこなくてはいけない。
これが厳しくておもしろくもある。二足のわらじを履きながら、会社員をしながら週末は個人事業をするなんて今はやろうと思えばできますよね

二足のわらじでお試し?

会社員でも転職を続けていて、その業界や流動性が高いポジションのある人は大丈夫だと思うのですが、1社だけにずっとい続けると、なにかあった時に相当なエネルギーが必要になります。
そういった意味でも、自分で動ける人はこれからの時代は強いと言えます。

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プロフィール

1級ファイナンシャルプランナー花輪陽子

リーマンショックで夫婦二人でリストラを経験。シンガポール在住1級ファイナンシャル・プランニング技能士CFP®認定者。

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