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ノーコードツールの出現、デザイナーの将来性は?Webデザイナーの平均年収って? 工夫次第で年収アップを狙う方法も

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Webデザイナーの平均年収は? 雇用形態や地域により異なる Webデザイナーの平均的な年収は、雇用形態や地域によっても差があり、それは、ほかの仕事とも同じといえます。 ここでは、「求人ボックス 給料ナビ」の求人統計データ […]

写真/Canva

Webデザイナーの平均年収は? 雇用形態や地域により異なる

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Webデザイナーの平均的な年収は、雇用形態や地域によっても差があり、それは、ほかの仕事とも同じといえます。

ここでは、「求人ボックス 給料ナビ」の求人統計データ(2022年10月31日調べ)をもとに、Webデザイナーの平均年収を雇用形態別、地域別で紹介します。また案件ごとに得られる報酬目安もまとめましたのでご参考ください。

Webデザイナーの平均年収【正社員の場合】

平均年収の比較

正社員として働くWebデザイナーの平均年収は455万円で、日本の正規給与所得者の平均給与 496万円(国税庁調査「令和2年分 民間給与実態統計調査」2021)と比較すると低い傾向にあります。

しかし、正社員Webデザイナーの給与幅をみると331〜888万円と広く、勤務先企業やスキル、勤続年数などによっても差があるといえます。

また、Webデザイナーの仕事は、スキルや経験が給与に反映される仕事です。多角的な視野を広げ、マーケティングやSEO(検索エンジン最適化)、ディレクション、UI(サービスやプロダクトとユーザーの接点や、Webサイトの見やすさ、操作性などに関わる)・UX(ユーザーがサービスやプロダクトを通して得られる体験や、快適さ、満足度に関わる)のデザイン視点など、知識とスキルを身につけることで、キャリアアップや転職などの選択肢が広がり給与のアップにつながるでしょう。

出典:日本の平均給与「令和2年分 民間給与実態統計調査」国税庁/2021年

Webデザイナーの平均時給【派遣社員、パート・アルバイトの場合】

平均時給の比較

それでは、派遣社員やパート・アルバイトの平均的な時給はどのくらいなのでしょうか。

前述の「求人ボックス給料ナビ」によると、全国平均では、Webデザイナーの派遣社員の平均時給は1,794円、パート・アルバイトの平均時給は1,086円です。

また、派遣社員の時給幅は、1,200円台〜2,300円程度、パート・アルバイトの時給幅は、900円台〜1,500円程度と広くなっています。

派遣社員やパート・アルバイトでも、正社員のWebデザイナーと同じく、スキル・経験によって報酬額が変わるでしょう。

Webデザイナーの地域別平均年収・時給【正社員、派遣社員、パート・アルバイト】

Webデザイナーの仕事について地域別に年収や時給を比べて見ると、企業の数が多く、特にインターネット関連の企業も集中している関東のような都市部が高くなっています。

正社員、派遣社員、パート・アルバイトの全てにおいて同じ傾向がみられます。

給与が高い関東と、低い九州・沖縄地方で平均的な年収や時給を比べると、下記のように地域差は大きいことがわかります。

関東九州・沖縄地方
正社員404万円
(年収)
371万円
(年収)
派遣社員1,769円
(時給)
1,402円
(時給)
パート
アルバイト
1,150円
(時給)
1,051円
(時給)

しかし、Webデザインの仕事は、パソコンとインターネット環境があればどの地域で暮らしていてもできる仕事です。

特に地方に住んでいる人は、Webデザイナーとして企業に勤める働き方だけでなく、フリーランスWebデザイナーとして働くことを視野に入れることで、地方に住みながらも都心部の企業からの案件を受けることができ、より高い報酬額を狙えるといえるでしょう。

出典:「求人統計データ」求人ボックス給与ナビ/2022年

Webデザイナーの報酬目安【フリーランスの場合】

主にフリーランスのWebデザイナーの年収目安となる、仕事の種類とその業務内容に対する平均的な報酬は下記の通りになります。

業務内容平均報酬
バナー・アイコン
などの作成
5,000円〜
ロゴ作成20,000円〜
LP制作80,000円〜
ホームページ制作200,000円〜
コーディング30,000円〜
ウェブデザイン50,000円〜

あくまでも平均なので、経験年数や請け負う仕事量、付随するデザイン以外の仕事の組み合わせによっても報酬が変わってくるでしょう。

また前述のように、地域によっても報酬目安は差があることが想定され、特にフリーランスWebデザイナーの場合は、地方に住んでいても関東や都心部の企業からの案件を狙うことで、より単価の高い案件を受けることが可能になります。

出典:「クラウドワークス発注相場一覧」クラウドワークス/2022年

Webデザイナーに将来性はあるの?

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昨今、インターネットやスマ―トフォンの普及により、企業ホームページや情報発信をするWebメディア、Web広告など、ビジネスをする上でWebデザインは欠かせないものとなっています。

一般向けデザインツールやノーコードの出現

一方で、知識が無くても簡単にデザインができる「Canva」等のデザインツールや、「STUDIO」等のノーコード(コーディングの知識が必要ない)といわれるWeb制作ツールなど、Webデザイナーでなくとも、整ったWebデザインが可能となるツールが浸透してきています。

そのような中、Webデザイナーの将来性を懸念する人もいるでしょう。

クライアントの課題解決もデザイナーの仕事

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しかし、Webデザイナーの仕事は、デザインやコーディングだけではありません。クライアントの課題ヒアリングからはじまり、情報を整理し、ユーザーが使いやすい設計を検討することも、Webデザイナーの仕事です。こうした多岐に渡る仕事や、オリジナリティの高いデザインやクライアントのニーズに合った要件を満たすデザインは、ツールでは不可能です。

こうしたことから、Webデザイナーの需要は今後もあることが予想され、上記のようなツールではなくWebデザイナーだからこそ可能なスキルを持つ人は、ますます求められることでしょう。

Webデザイナーの仕事や必要なスキル・知識については、こちらの記事にも詳しく紹介していますので、ご参考ください。

Webデザイナーが年収をアップさせるための方法とは?

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では、Webデザイナーが年収をアップさせるためには、どのような方法があるのでしょうか。3つのポイントを紹介します。

トレンドやスキルアップのためのアンテナを張る

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Web業界はデザインのトレンドや技術の進化が早く、Webデザイナーは常に新しい情報やスキルを磨くための情報をインプットする必要があります。

そのためには、Pinterest等の様々なデザインがまとめられたSNSやサイトを定期的にチェックして、デザインの引き出しを増やしたり、デザインコンペに応募して経験を積んだり、Webデザインに関するセミナーを受講して技術やセンスを磨いたりをコツコツ続けましょう。

こちらの記事でも、情報を収集するおすすめツールとしてWebデザイン情報を発信するサイト・SNSを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

Webデザインの不得意領域を強化する

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前述の通り、Webデザイナーの仕事はデザインのみならずコーディングや情報整理、サイト設計まで多岐に渡ります。Webデザイナーとして仕事をするなかで、自分の得意な領域と、不得意な領域とがはっきりとみえてくることもあるでしょう。

例えば、得意なデザインだけができる仕事だけを選び、不得意なコーディングも含む仕事は避ける、ような姿勢だと、案件が限られる上に、単価の高い仕事を受けることもできません。

Webデザイナーとして年収をアップするうえで、不得意領域をできる限りなくし、Webデザイナーとして総合的なスキルを身につけられるかどうかは重要なポイントです。

フリーランス実績をつくり信頼を高める

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フリーランスWebデザイナーは、企業に所属するWebデザイナーのような後ろ盾はなく、営業しなくても仕事が発生するようなことはありません。

フリーランスのWebデザイナーが年収をアップするためには、兎にも角にも実績を積み、信頼性を高めるところからはじまります。

そのために、まず最初に、フリーランスWebデザイナーの履歴書でもあるポートフォリオ(自身の実績をまとめたサイトや資料)を充実させましょう。周囲の人が関わっている会社やお店のホームページや、知人のブログやSNSのカバー画像などを、低単価や無報酬無しでも良いので制作させてもらうとよいでしょう。

クライアントワークを通じて、クライアントとのコミュニケーションの仕方や、仕事の進め方、Webデザインをするなかで起こりがちなミスなどを学ぶ機会にもなります。

また、ポートフォリオに載せる実績は、実際のクライアントワークでなくても問題ありません。架空のカフェや企業を想定して、Webサイトやバナー広告のデザインなどを制作し、ポートフォリオを充実させましょう。さまざまなジャンルのデザインができることや、デザインセンスやテイストをアピールすることができ、仕事のチャンスにつながります。

ポートフォリオを充実させ信頼が高まることで、仕事を受注できる機会が増え、少しずつ実績を積むことができるのです。

現役Webデザイナーに聞く「年収アップの心構え」

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デジタルハリウッドの大学や社会人スクールで講師として活躍している、フリーランスWebデザイナーの伊賀弓さんに、これからWebデザイナーとして仕事をはじめる人ができる、年収アップのための心がけを聞きました。

すばやく丁寧なやりとりを心がける

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Webデザイナーとして仕事をはじめたばかりの頃から常に心がけていたことは、返信やリアクションをなるべく早く、丁寧にすること。仕事をする上で当たり前のことではありますが、スムーズなコミュニケーションが取れることで、クライアントからの信頼関係を構築でき、結果として満足していただけるものを制作できます。すばやく丁寧なやりとりは、次の仕事につながる大きな要因にもなります。

自信がなくても前向きに引き受け、経験値を増やす

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デザインは得意だけどコーディングは苦手、バナー制作は慣れているけれどWebサイト制作はしたことがないなど、自信や経験がない案件は、せっかくのオファーでも躊躇してしまいがちです。

Webデザイナーとして仕事をはじめたばかりの人こそ、こうした案件に挑戦することで仕事の幅が広がります。「未経験だが、調べたり聞いたりしながら責任をもって対応させていただく」旨を正直に伝えて引き受けましょう。

そうしてやり遂げた経験は、確実に自信やスキル・知識となり、年収アップに近づきます。

一緒に仕事を分担できる仲間を探す

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バナー制作やビジュアル制作などの比較的小さな仕事は単価が低く、年収をあげるにはとにかく本数を増やすしかありません。とはいえ、LP(ランディングページ。Web広告からのリンクとして制作する1枚モノのページ)や、Webサイト制作など単価が高い案件を引き受けたくても、スキル不足だったり時間の確保ができなかったりと難しいケースが多いでしょう。

そのようなケースに備え、一緒にチームとして仕事を受けてくれる仲間を探しておくことで、一人では対応できない案件も分担し、受けられるようになります。自分が苦手な領域を補ってくれる人が見つかると、より受けられる案件数も幅も広がります。

〈まとめ〉 Webデザイナーの平均年収と年収アップ方法

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Webデザイナーの雇用形態別、地域別の平均的な年収と、Webデザイナーとして年収をアップさせるためにできる方法をご紹介しました。

Webデザイナーの年収は、スキルや経験を高めることでアップさせることが可能です。デザインや技術のトレンドをキャッチできるよう常にアンテナを張る、不意領域にも挑戦し仕事の幅を広げていく等、ひとつひとつの工夫を続けることで、少しずつ年収アップに近づくことができるでしょう。

平均年収や案件ごとの報酬はあくまで目安。本記事で紹介した方法の中から、今できることから実践し、年収アップにつながるスキル・経験値アップにお役立てください。

この記事を書いた人

I am 編集部
I am 編集部
「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。

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