《木南晴夏の仕事論》ワーママだからこそ「楽しむ」「怖がらない」「言い訳しない」
映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』に出演する木南晴夏さんが語る、大人が好きなことを仕事にするために必要なこととは。
立てた目標に向かってまい進し続ける木南晴夏さん。好きなことを仕事にし続けるために大切なのは「楽しむこと」と話しています。
【写真】育児、家庭とのバランスをとりながら好きなことを仕事にし続けるコツを語る木南晴夏
1.楽しむ
仕事を続けるために大切にしていることは「楽しむこと」。10代のときから魅力的な役者さんたちに囲まれ、好きなことを仕事にすることができているので、その幸せを忘れずにいたいです。私は好きなことが仕事になっていますが、好きなことは仕事にしないという選択もあると思います。例えば平日はお仕事を頑張って、土日には絵を描くなど人生が充実する時間を持つのも素敵ですよね。日々の仕事が大変でも、好きなことに没頭できる土日があれば、金曜日を迎えるのが楽しみになると思いますし。ワクワクし続けられるのも良いなって思います。
2.選択を迫られたとき、怖がらない
2つの選択で迷ったとき、選ばなかった一方の結果が気になりますよね。私は18歳のときにお芝居の仕事を始めましたが、選ばなかったら何をしていたんだろうと考えた時期もありました。そんなときに、脳科学者の茂木健一郎先生と対談をさせていただいたことがあるのですが、そのときに「AとB、どちらを選んだとしても脳が感じる幸せ度数は一緒だ」と伺ってから、選択をすることが怖くなくなりました。どちらを選んでも後悔はある。でも行きつく先が同じなら、怖くないですよね? 考えて考えて、自分だけの道を選び続けたいです。特に、20代から30代にかけては仕事をする女性が家庭を持ったり、子どもが生まれたり、変化に対して悶々とすることも有るかと思いますが、悩むことはダメなことだけではないと思います。
3.言い訳しない
30代になって始めたことの1つに、子どものころから好きだった「パン」のプロデュースがあります。私が「これだ!」と思うパンを詰め込んだ定期便「キナミのパン宅配便」。好きなことが仕事になったことはうれしさもありますが、賛否が来ても「言い訳できないぞ。全部自分に返って来るんだ」と気を引き締めています。
4.目標を書き出す
好きなことを好きでい続けるために、目標を立てることをおススメします。「映画に出たい」「この役をやりたい」など、頭に浮かんだことを書き出してみる。継続していく中で、書いたことを達成できる日も来ると思うんです。新しい扉を開くと、そこで見た、知らなかった景色が次に立てる目標を気付かせてくれる。永遠にコンプリート出来ないんですけど、それはそれでこれからの楽しみだと思って楽しんでいます。
5.諦めない
好きなことを仕事にするために、大切なのは諦めないこと。年齢制限があるとか、区切りをつけなくてはいけない理由などがないなら、いくつになっても好きなことをしたいという思いを捨てなくても良いと思います。夢を追い続けることができる環境があるならば、できることはとにかく全てやること。そうすれば道は必ず開くと強い意思を持ち続けてほしいです。
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この記事を書いた人
- 「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。
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