フリーランス、個人事業主、会社員はどう違う?《超入門》フリーランスの仕事にはどのようなものがある? 職種・年収・注意点・基礎知識
フリーランスの基本的な知識を紹介します。自分に合ったフリーランスとしての活躍方法をぜひ見つけてみましょう。
目次
フリーランスとは? どのような働き方のことを指すのか
新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークなど働き方が大きく変わった近年。
フリーランスで働く人も増えていますが、どのような仕事の種類や働き方があるのでしょうか。
この記事では、フリーランスの基本的な知識を紹介します。自分に合ったフリーランスとしての活躍方法をぜひ見つけてみましょう。
近年増えているフリーランス、定義と現状
ランサーズ株式会社の『フリーランス実態調査 2021』によると、広義のフリーランス人口は全労働人口の24%を占める1,670万人で経済規模も昨年比約10兆円増加の28兆円となり、フリーランス人口とともに過去最大となりました。
広義のフリーランスとは、副業系すきまワーカー、複業系パラレルワーカー、自由業系フリーワーカー、自営業系独立オーナーのことを指します。
副業系すきまワーカー
副業系すきまワーカーは、会社員としての本業がありつつ空いた時間で副業・複業で個人で働き、サブの仕事や収入源がある人を指します。
本業から派生する内容であったり、全く異なる分野の人もいますが、上記の調査では、本業では営業やマーケティングなどのビジネス系、フリーランスとしてはコンサルタント・コーチング系の職種と回答する人が多い結果となりました。
つまり、本業で得たプロフェッショナルな知識をコンサルタントとして活かしている人が多いと考えられます。
複業系パラレルワーカー
複業系パラレルワーカーは、複数の仕事で稼ぐ働き方です。本業と同じレベルの仕事が2つ以上あり、複数の収入源があるのが特徴です。ダンスインストラクターとヨガ講師、キャビンアテンダントとWebデザイナー、介護士とカフェオーナーなど、二足、またはそれ以上の草鞋を持ちます。
自由業系フリーワーカー
自由業系フリーワーカーは、 ブロガー、YoutTuber、投資家、ライター、デザイナーなど、クライアントからの依頼案件や自身のメディアでコンテンツを作ったりしていきます。
成果物をベースに収入を得ている場合、時間と場所を問わずに働けることが利点です。
また、すきま時間を活用して働く主婦・主夫、学生もこの部類に入ります。近年では、クラウドソーシングサービスなどを利用して企業が個人に業務委託契約で仕事を依頼することも増えてきています。
自営業系独立オーナー
自営業系独立オーナーは、会社に頼らないプロフェッショナルなフリーランスのことです。『フリーランス実態調査 2021』では、経営企画をしている人は昨年より9.2%増加、営業を担当している人は8%増加し、ビジネス系の職種でフリーランスとして活躍している人も増加中。
フリーランスと、会社員、個人事業主の違いは何か
フリーランス、会社員、個人事業主は働き方・雇用形態の違いですが、具体的に何か異なるのでしょうか?
フリーランスはひとつの組織に専従せず、個人として独立して仕事を請け負う「働き方」を指します。上記で紹介したように、副業系すきまワーカー、複業系パラレルワーカー、自由業系フリーワーカーなど様々な働き方があるので、個人事業主以外も含めた働き方になります。
会社員は、会社に雇われ働いている人のことです。大抵はパート、アルバイト、契約社員や派遣社員などの非正規雇用を含めず、正規雇用者を指します。会社員でも副業をしている人は、「副業としてフリーランスで働いている」と言えるでしょう。
一方、個人事業主は、株式会社や有限会社などの法人を設立せずに事業を行う人のことです。業種や規模に関わらず個人の事業者を指します。
例えば、個人事業主の美容師Yさんは、週5回・40時間勤務で会社員と同じように美容室Aと契約を結んでいます。美容室A以外に個人で仕事を受けることはありません。
この場合、Yさんは一見社員のように見えますが、自営業系独立オーナーの個人事業主です。個人事業主で美容室Aで働くのと社員として美容室Aで働く上で異なるのは、給与・勤務条件・職務内容など契約内容の違いと、個人事業主での契約では税金の支払いを自ら行う点などです。
設計士、美容師、デザイナー、営業など、様々な職種で会社員から独立し、個人事業主になる人も多いです。
フリーランスの年収
フリーランスの年収の実態は気になるところ。「フリーランス白書2022」でフリーランス協会が発表したフリーランス全体の収入分布は、200万円未満が21.8%、200〜400万円未満が29.4%、400〜600万円未満が17.5%、600〜800万円未満が11.5%、800〜1,000万円未満が8.7%、1,000万円以上8.8%となっています。
フリーランス歴の長い人は、毎月固定で依頼されるなど継続的な案件・取引先があり、収入源が安定している人もいます。しかし、駆け出しの場合は新規案件獲得やクライアント探しがハードルになるでしょう。
フリーランスとして働くメリット・デメリット
フリーランスとして働くメリットは、なんと言っても自由な働き方ができること。
仕事や業務内容・場所・時間・単価など、自分の裁量で決めることができます。魅力的でない仕事は断ることができますし、好きな分野の仕事はお金に関わらず引き受けることができます。
例えば、知人のサウナ好きのフリーランスライターは、レジャーメディアでサウナの取材記事の仕事を請け負っています。あまり好きではないSEO記事の方が単価は高いけれど、好きなことで仕事ができ、嬉しそうにしていました。場所や時間の制限がないからこそ、2拠点生活や地方・海外移住をするフリーランスの人もいます。
また、休日を自分で設定できることも、フリーランスのメリットです。自ら業務量や案件を少なくし長期で休みを取ることも、週4日勤務をすることもしやすいです。旅をしながら働いたり、旅行先で働くワーケーションも、会社員より断然しやすいでしょう。
一方、収入・仕事の不安定さや社会保障の負担・減額はデメリットになります。
与えられた業務をこなしていれば一定の給与が入ってくる会社員とは違い、フリーランスの場合、自ら仕事を取ってこなければなりませんし、先方の事情でプロジェクトがなくなることもあります。
また、会社員では企業が一部を負担してくれていた年金や国民健康保険などの社会保障も、全額負担になります。会社員で加入している厚生年金がなくなり、国民年金だけになるので、将来もらえる年金の額も減ってしまいます。個人型確定拠出年金(iDeco)や国民年金基金、付加年金で対策は可能ですが、案件の単価を設定するときは、手取りだけでなく自分が支払う年金・社会保険の金額も加味するようにしましょう。
フリーランスで活躍できる仕事7選! 職種と想定年収
フリーランスで働くと言っても、実際にどのような仕事でどれくらい稼げるかは職種次第です。
「フリーランス白書2022」を見ると、クリエイティブ・Web・デザイン系、エンジニア・技術開発系、出版・メディア系の職種でフリーランス人口が多いことがわかります。
ここでは、フリーランスとして活躍しやすい職種の仕事内容とそれぞれの想定年収をご紹介します。
デザイン関連の仕事(Webデザイナー、グラフィックデザイナー、イラストレーターなど)
Webデザイナー、グラフィックデザイナー、イラストレーターなどのクリエイティブ系の職種も、フリーランサーが多く活躍しています。
グラフィックデザイナー、イラストレーターでも、雑誌や漫画の紙媒体の仕事よりも、サイトコンテンツなどWeb媒体の案件数の方が多いでしょう。
上記3つのスキルを掛け合わせたり、ファッション業界がわかるWebデザイナーなど、これまでの業界経験×デザインスキルで年収アップを目指せます。
400万円未満 | 23.6% |
400万円以上〜800万円未満 | 24% |
800万円以上 | 12.1% |
「フリーランス白書2020」より
「フリーランス白書2020」によると、デザイン関連の仕事の年収レンジは、400万円未満が23.6%、400〜800万円は24%、800万円以上は12.1%となっています。フリーランスの年収は自分次第ですが、250万円ぐらいのスタートだと想定しておくといいでしょう。Photoshop、Ⅰ1lustrator、Adobe XDなどの操作スキルとデザイン知識が必要です。
IT関連の仕事(エンジニア、プログラマーなど)
IT関連の代表的な職種であるエンジニアは、システム開発の上流部分で顧客との要件定義や設計書作成で活躍します。
一方、プログラマーは実際にシステムを構築していくフェーズで活躍し、プログラミング言語でWebサイトやアプリを制作していきます。IT関連の仕事でフリーランスとして仕事をもらうには、Python、Java、C言語、PHP、C#と言ったプログラミング言語のスキルが必須になります。
400万円未満 | 6.2% |
400万円以上~800万円未満 | 16.8% |
800万円以上 | 29.8% |
こういった技術開発の仕事は人材不足なので、スキルをしっかり習得し実務経験を積めば、個人での仕事も獲得しやすいでしょう。
「フリーランス白書2020」の調査によると、年収400万円未満は6.2%、400〜800万円は16.8%。そして、800万円以上のうち29.8%と最も多かったのがエンジニア・技術開発系の職種に就くフリーランスでした。
ライター関連の仕事(Webライター、編集者、コピーライター、ブロガーなど)
Webライターや、編集者は、どの職種も企業から依頼を受けることが多いです。
Webライターの場合、SEO対策記事、インタビュー、イベントの模様紹介など、企業のWebサイトやオウンドメディアに掲載する記事を執筆します。SEOの知識や写真撮影・取材・インタビューに対応できると案件の幅が広がるでしょう。
編集者は、本や雑誌、新聞などの企画を行ったり、作家や記者とコミュニケーションを取ったりしながら記事や書籍を作り上げていく仕事です。出版社や新聞社での実務経験を経て独立する人がほとんどです。
400万円未満 | 16.7% |
400万円以上~800万円未満 | 14% |
800万円以上 | 6.5% |
「フリーランス白書2020」によると、出版・メディア系の年収は、400万円未満が16.7%、400〜800万円は14%、800万円以上は6.5%となっています。
一方、ブロガーとは自身のブログに専門的な記事を書いて閲覧数を集め、関連商品・サービスの広告を貼ったり、記事に課金したりして収入を得る職業です。
自身のブログに企業の記事広告を書くこともあります。1PV(ブログのページが表示された回数)あたりの収益は0.2~0.5円と言われています。
ブロガーとしてフリーランスで活躍したい場合、HTMLやCSS、サーバーなど専門知識がなくても、サイトの作成から記事の投稿や管理ができるWordPressの知識があるといいでしょう。
マーケティング関連の仕事(Webマーケター、SNS運用など)
WebマーケターはWebサイト・コンテンツ制作会社などのクライアントから依頼されWeb広告運用、SEO対策、SNS運用、Webディレクション、アクセス解析などを担当します。
SNS、SEO、広告など専門的な業務やクライアントの業界に特化していると、フリーランスで活躍できることが多いようです。
データアナリスト/データサイエンティスト | 517万円 |
販売促進/広告宣伝 | 482万円 |
マーケティング | 465万円 |
広報/IR | 466万円 |
dodaの「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)」は2021年12月13日にマーケティング関連の平均年収を以下のように発表しています。データアナリスト/データサイエンティスト 517万円、販売促進/広告宣伝 482万円、マーケティング 465万円、広報/IR 466万円。マーケターの中でも、専門分野によってフリーランスで稼げる年収は異なりますが、実務経験・過去の成果が重要となるでしょう。
Google Analytics、Google Ads、Twitter Analysisなどのマーケティングツールが使えると実務に役立ちます。
スポーツ関連の仕事(ヨガインストラクター、フィットネストレーナーなど)
ヨガインストラクター、フィットネストレーナー、ダンストレーナーなどのスポーツ関連の仕事も好きが高じて職業にする方も多いですが、資格の取得が必須になることがほとんどで。
平均年収.jpによると、ヨガインストラクターの平均年収は290~350万円、月給は20万円~26万円です。1レッスンが1時間程度で3000円〜5000円が相場のようです。
スタジオと固定レッスンの業務委託を結ぶと、固定収入が得られるでしょう。他にも、自身で教室・イベントを開催する、出張インストラクターに応募する、プライベートレッスンを開催するなどの方法があります。新型コロナウィルスの影響で、オンラインのヨガレッスンや会員制のオンラインコミュニティなども増えたので、上手く収益方法を組み合わせると、フリーランスの仕事の幅が広がります。
映像・写真関連の仕事(カメラマン、動画クリエイターなど)
平均年収.jpによるとカメラマン・フォトグラファーの平均年収の範囲はおよそ380~550万円、中央値は440万円です。スポーツカメラマンの推定年収は650万円、テレビカメラマンは600万円、ブライダルカメラマンは400万円、スタジオカメラマンは300万円と業界によって大きく変わります。
一方で、動画コンテンツの需要の高まりにより、動画クリエイターの仕事はカメラマンより増加しています。
平均年収は300万円~400万円程度と言われていますが、メタバースやVRの登場により分野も多岐に渡り、年収1000万円を超える映像クリエイターも出てきています。
Adobe After Effectsを使ってビジュアルエフェクトやモーショングラフィックスを制作する人もいれば、Adobe Premiere Proで実写動画を撮影・編集する人もいます。動画編集ができる方が、カメラマン・フォトグラファーだけより案件数や単価も上がるでしょう。Photoshopなどのソフトウェアの他に、カメラ、照明など機材の費用もフリーランスの場合は自前で持つ必要がある点に注意しましょう。
講師関連の仕事(セミナー講師、マナー講師など)
セミナー講師、マナー講師、英語教師、予備校講師などの講師関連の仕事は、特別なクリエイティブスキルや資格も要らずにフリーランスで活躍できる職種です。営業講師、IT講師など、これまでの実務経験で培ったスキルや専門知識をセミナー、イベント、企業研修などで伝授できるかもしれません。
講師関連の仕事の場合、報酬はコマ単価×コマ数になることがほとんど。そのため、スキルや知名度を高めコマ単価を引き上げ、多くのコマ数を獲得できれば少ない時間でどんどん稼ぐことができます。
マナー講師の場合、平均年収は400〜500万円と言われていますが、売れっ子になると年収1000万円を超えることも。
そういった方は、マナー研修以外に、講演会、YouTubeやテレビでの出演、著書の出版、オンラインサロンの運営などの収益があることが多いです。
片付けコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さん、クイズ番組などによく出演している予備校講師・タレントの林修さんなどをイメージするとわかりやすいでしょう。
どの分野の講師でも、個人の名前で売り出す場合がほとんどなので、ブランディング、営業、集客が肝になってきます。
フリーランスの仕事を始めるための必須知識
では、フリーランスで仕事を始めるためには、どういった知識が必要なのでしょうか?個人事業主として本格的に活動する場合は、開業届や税制・社会保険の手続きが必要になってきますので、以下の2点は抑えておきましょう。
人脈・ネットワークを棚卸する
まずフリーランスで一番身近で始めやすいのは、知人・友人経由で案件を獲得することです。
知人・友人経由で声を掛けられる場合もありますし、その分野の人脈やネットワークを整理し、自ら営業のために連絡をするのもよいでしょう。
単価が安くなる、要望を断りにくいなどの懸念がありますが、実績を積みたいフリーランス初心者にはオススメの方法です。自分も相手も安心して仕事ができるでしょう。
ホームページやポートフォリオサイト、SNSアカウントを開設する
フリーランスとして活動する場合、会社員のように名刺はありません。その代わり、自身のWebサイトやポートフォリオサイト、SNSアカウントが自分の名刺代わりになるのです。
Instagram、Twitter、TikTok、Facebookなどで実績や活動内容を発信し、詳しいプロフィールや経歴をポートフォリオサイトに掲載するのがよいでしょう。
個人で仕事を依頼していただくので、SNSもビジネスに適した写真をアイコンに設定し、顔出し・実名で行うと信頼性も増します。
SNSはコンテンツを発信し、新規顧客を獲得する集客方法としても適しています。フリーランスで始めた活動をInstagramで紹介していたら、古くからの知人がDMをくれて仕事に繋がった、という話もあります。SNSアカウントは、自分が持っているネットワーク・人脈に活動をアピールする手段にもなるのです。
クラウドソーシングやフリーランスエージェントを獲得する
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人が、不特定多数の人々に仕事を依頼したり、アイデアやデザインを募集したりするためのWebサービスの名称です。
企業や個人がアウトソーシングの手段として利用します。ランサーズ、ココナラ、クラウドワークスなどが大手のクラウドソーシング会社で、デザインコンペやコンテストと言って、多くの応募者の中から優れたデザイン作品を選出・採用する形式と、固定報酬・時間単価制などで業務を依頼する形式があります。
単価が低い場合もありますが、新しい企業・業界の仕事ができ、実務経験を積むにはいい方法でしょう。
同じ職種のフリーランスが集まるコミュニティに入る
同じ職種のフリーランスとの繋がりも、案件を獲得する手段の一つです。
知り合いになった人やコミュニティの仲間が、スキルやスケジュール上の問題で対応できない案件を代わりに受注できるかもしれません。
同業種・異業種のフリーランスが集まるイベントをTwitterやInstagramなどのSNSで探し、参加してみるのも手です。勉強会や講座に行くのもよいでしょう。
フリーランスは孤独になりがちなので、コミュニティを持っておくとモチベーションの維持にもなりますし、情報交換も重要です。次第にフリーランス仲間ができてくると、ライター担当は〇〇さん、デザイン担当は〇〇さん、映像担当は〇〇さん、など「チームランス」と呼ばれる働き方もできるようになる可能性もあります。
退職した会社がクライアントになることもある
会社員で働いていたときと同じ職種や似た職種でフリーランスになる場合、退職した会社がクライアントになることもあります。
ヨガ講師・カメラマンなど同じ職種の場合、会社員のとき担当していた同じ業務内容、または業務内容の一部をフリーランスで引き受けることもできます。
企業側のその人の人となりや仕事の出来を知っているので、安心して発注できる上、コミュニケーションもしやすいです。
フリーランスとして仕事に打ち込む人インタビュー
激務、転職、鬱病を経て、個人運営ブログが月間200万PV超の人気フリーランスブロガーになったキタムラアキラさんは、ブロガー兼Webサイト制作も請け負うフリーランサー。
壮絶な学生時代・社会人生活を経験したのち、専門学校でWebサイト制作技術を習得。先輩の周囲への声掛けのお陰でフリーランスとして活動をするようになり、現在は地元の中小企業などから依頼を受けています。自分が好きなPCやデジモノをテーマにしたブログは最高月間200万PVを記録。
ブログ開設から4年後でブログの収益がメインだったWebサイト制作の収益を上回りました。詳しいストーリーはこちら。
未経験からママWebデザイナーに
2児の母である中村さんは、素材メーカーに就職後、日本みやげ店を起業。
夫の海外駐在で中国に滞在したのちWeb制作を学び、現在はWeb制作・マーケティングを行うフリーランスとして活躍中。単発で請け負った仕事でも、相手の期待値を超える結果を出すことを意識し、相手に手間を掛けさせないコミュニケーションを心掛けることで、未経験ながらも受注が絶えないフリーランスWebデザイナーに転身しました。詳しいストーリーはこちら。
フリーランスの仕事・まとめ
フリーランスで活躍できる職種や必要な知識を消化してきましたが、自分に合った仕事や働き方は見つけられたでしょうか? フリーランスはひとつの組織に依存せず、個人として独立して仕事を請け負う「働き方」を指し、働き方、職種、案件獲得方法は多種多様です。企業勤めを継続しながらフリーランスとして別分野で活躍することも可能ですし、100人いたら100通りのフリーランスでの働き方があるのです。
上の2人を見てもわかる通り、まずフリーランスで重要なのは、食べていけるスキルがあることです。スキルがあるからこそ実績ができ、仕事の獲得・年収アップに繋がります。また、コミュニティで人脈を広げたり、行政手続きの知識を得たりもできるでしょう。フリーランスは自由に仕事ができる働き方だからこそ、自分に合った活動を見つけてみましょう。
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この記事を書いた人
- 「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。