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【クラウドソーシングのビジネスモデル】《スキルを売るビジネスモデル》営業不要!自分のスキルを活かして気軽に副業

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副業でも本業でも役立つ自分でつくるビジネスモデル《クライアントワーク編》。自分のスキルを活かして営業不要で仕事が得られるクラウドソーシング。本業で身に付いたスキルをクライアントワークで収入を得られるシンプルなビジネスモデルを解説します。

今の収入をもう少し増やしたい。自分の経験やスキルを活したい。
会社だけの収入、一つの収入だけに頼るのは不安な人に。
本業でのスキル等を活かしてクラウドソーシングで気軽に収入を得ることができます。
「クラウドソーシングで自分のスキルを売る」ビジネスモデルを紹介します。

I am(アイアム)とは
「自分の稼ぐ力」を身に付け、自己資金ゼロ、身一つ、腕一本、自分の頭と経験で作るビジネスモデルをつくるノウハウを発信。「自分のビジネスモデル」を作って、一つの会社だけに頼らない、一つの収入源だけに頼らない生き方の情報を発信するWebメディアです。

クラウドソーシングとは?

Canvaにて作成

クラウドソーシングとは、企業や個人事業主(クライアント)が、スキルを持った不特定多数の人=「crowd(群衆)」に困りごとや代替してほしい業務を発注(アウトソーシング)=「sourcing(調達)」するビジネスモデルです。
この仕組みを使えば、PC1台でどこでもいつでも、都合の良いタイミングで仕事を得ることが可能です。
プラットフォームには常時スキルごとの案件が掲載されており、営業不要で自分のスキルを活かして収益をえることができます。クライアントから提示されている案件をいかにして獲得するかが重要なポイントとなります。

スキルを活かし「自分の稼ぐ力」を身に付けよう

【モデルケース①】

Canvaにて作成

本業でデザイナーとして活躍しているなおこさん
勤めている会社の業績が悪く、給料が減ってしまいました。
これから教育費も掛かってくるため、少しでも収入の上乗せができたらと、スキルを活かしてクラウドソーシングのプラットフォームに登録。
時間に余裕があるときにデザインの仕事を請負っています。

【モデルケース②】

Canvaにて作成

本業でエンジニアをしいるとおるさん
今の会社に不満があり、エンジニアスキルの需要の高まりでエンジニアの知人たちもどんどん独立しているのを見て、独立を検討しています。
しかしいきなり独立するのは不安なので、本業の傍ら、クラウドソーシングで仕事を請負いながら、リピートしてくれるクライアントさんとの関係を作ろうとしています。

何を売る?

Canvaにて作成

スキル/資格がある

本業として取り組んでいる専門知識、専門スキルをそのまま活かすことができます。
例えば、本業でエンジニアをしている人がプログラマーの案件を受けたり、デザイナーがデザインの案件を受けたりと非常にシンプルです。

スキルと掛け合わせて独自性を高める

特に需要が高く高単価な案件が多いのが、コンサルやプログラミング、Webデザイン。
この分野は競合も多くなります。競合と差をつけるには、スキルに何か他のものを掛け合わせて独自性を高めることです。
クライアントの情報を事前にリサーチし、クライアントがこの案件で成し遂げたいこと=ニーズを読み解き、自分がそれに応えることができる、というポイントをスキルと掛け合わせてアピールしまょう。

案件が多いスキル一覧

・プログラミング
・ライティング
・デザイン
・動画編集/写真撮影
・アンケート・口コミ(レビュー)

誰に売る

Canvaにて作成

困っているクライアント

経験のない専門分野/PR・レビュー/ヒアリング
クラウドソーシングはクライアントにとってBtoBで企業に依頼するよりもコストが抑えられるメリットがあります。企業に発注するとヒアリングなどの打合せが発生し時間もかかります。
ちょっとした仕事であれば、個人に発注できるためコストと時間を短縮できます。

代ってほしいクライアント

ブログ記事/手が回らない事務作業/相談
クラウドソーシングはCtoCで個人からの発注の場合もあります。例えばブロガーさんがあたらしい記事を書く時間がないとき、クラウドソーシングで記事のライティングを発注することがあります。
また個人事業主で事務作業や確定申告の処理などを依頼する場合もあります。専門分野の知識がなく、相談できる人が身近にいない場合もクラウドソーシングでスポットコンサルを受けるという仕事もあります。

どこで売る?おすすめのプラットフォーム

Canvaにて作成

クラウドソーシングのプラットフォームには大きく分けて2つあります。
多様なスキルの案件がまとまった総合型とスキルを絞った案件を扱う特化型です。

総合型  特定の職業や分野に限らず、さまざまな仕事内容を掲載している
特化型 エンジニアやライター、動画制作など、特定の職業や分野の仕事内容を掲載している

【おすすめ総合型】

クラウドワークス

ランサーズ

ビザスク

【おすすめ特化型】

フューチャリズム エンジニア特化

サグーワークス ライティング特化

SKIMA イラスト特化

【どうやって稼ぐ】クライアントに選ばれるために

Canvaにて作成

プロフィール

あなた自身がクライアントの立場で、どういう人に仕事を依頼したいのかという視点でプロフィールを作ります。この人に任せれば安心だということをきちんと表現しましょう。

・自分の専門分野
・専門分野での職歴や実績
・顔写真はあるほうがいい(似顔絵アイコンでも)

また始めたばかりの人でも「初心者」といった表現は避けましょう。
単価が安いばかりか、依頼されずスルーされてしまう可能性があります。

提案文/ポートフォリオ

クライアントに案件にエントリーする際、一番重要なのは「納期・見積もり・プロフィール(実績)」がパッと見でわかる工夫をすることです。
応募者が多数いる案件の場合、クライアントも一人一人をじっくり見て吟味する時間がありません。
そのため簡潔に分かりやすいというのもクライアントファーストな視点です。
相手のプロフィールに会社名やホームページがあればリサーチして、この案件で成し遂げたいものは何かを推測し、自分がニーズに合っていることをアピールするべき。
最初は、相手に合わせた文章を考えるのが大変かもしれませんが、慣れれば数分でリサーチと文章構成ができるようになるのではないでしょうか。

クライアントの信頼を得る

発注を受けたら、3つの点を意識しクライアントから安心感と信頼を得るようにしましょう。

  • 返信は素早くし、連絡が取れやすい状態にする
  • 納期を守る
  • クライアントの手を煩わさせない

一度発注を受けると、次なる仕事リピーターに繋がりやすくなります。ゼロから応募者を探すのは実は骨が折れる仕事です。そのためクライアントは発注した応募者の仕事の満足度が高かった場合、再度同じ発注者に案件を依頼することが多いです。

納品する際、次の課題解決の提案をする

クライアントの求める仕上がりに応えるのはもちろんですが、期待以上、もしくはプラスα加えた仕事をすれば継続して案件を受注できる可能性があります。
クライアントが案件を通じて達成したいことは何かを掴み、先回りして次に繋がる提案を加えてもいいでしょう。

WEBデザイナーの中村さゆきさんもまさにそれで継続案件を獲得しました。
中村さんは納品時、クライアントがこの次にどんな課題にぶち当たるかを予測し、「この次はこういう課題が出てくる、自分ならその課題も合わせて解決できます」と次に繋がる提案をします。
クライアント側も、信頼できる発注者を探したり、ゼロから状況を説明する手間が省けるメリットから、そのまま提案を受けてもらえることが多いといいます。

超初心者編ビジネスモデルキャンバスの使い方

実際に自分のスキルを売る際のプランを可視化できるフレームワークで、自分の強みを再認識することをお勧めします。

世界中で使われているリーンキャンバスって?

もしかしたら見たことある人も多いかもしれません。世界中で使われているスタートアップのビジネスモデルを可視化するためのフレームワークで、シリコンバレーの起業家、アッシュ・マウリャによるものです。詳しくは著書『Running Lean ―実践リーンスタートアップ』をお勧めします。

半径5メートルにフィットしたキャンバス

I am 編集部が半径5メートルのビジネスモデルにおすすめするのは、超シンプルにしたこちらの図です。

1 価値の提案=自分のスキル
2 顧客の課題=誰かの困りごと
3 顧客との接点=どこで売るか
4 ソリューション=価値

もう少し具体的に見ていくと、このようになります。

肝心なのは5の「稼げるかどうか?」です。
自分のスキルに対して需要があっても、10000円を稼ぐのに1週間もかかるようであれば仕事としては成り立たないので慎重に。

おまけ:半径5メートルのフレームワーク

早速、自分のスキルを可視化してみたい方はこちらのI am の半径5メートル自分で作るビジネスモデルフレームワークをどうぞ。PDFとエクセルでダウンロードできます。
ダウンロードは会員登録後にできます。

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この記事を書いた人

I am 編集部
I am 編集部
「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。

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