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フリーランス1年生の独立後独立したてのFPマネーライターが語る、フリーランスのメリット・デメリット

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大学卒業後、安定企業に就職するも人間関係に悩み独立。FPの資格を活かしてマネーライターになって1年。ほやほやリアルなフリーランスのメリット・デメリットを聞いた。

大学卒業後、安定企業に就職。転職も経験し、6年間の会社員生活から、得意とする金融分野に特化しライターとして独立。二足のわらじ期間を経て独り立ちできる目途がついて、2022年4月に独立。なりたてほやほやのフリーランス1年生の「よかったこと」「後悔したこと」をお伝えします。

やっぱりよかった!フリーランスのメリット

筆者が独立してよかったと感じるフリーランスのメリットは以下のとおりです。

•人間関係に悩まなくなる

•好きな時間にどこでも仕事ができる

•仕事の成果が収入に反映される

人間関係に悩まなくなる

写真/CANVA

会社員のときは上司や同僚、取引先など付き合う相手を選べず、仕事帰りの電車の中でどうすれば良好な関係が築けるかばかり考えていました。しかしフリーランスとして独立してからは好きな人と仕事ができるようになり人間関係に悩まなくなりました。

取引先との付き合いもあるため全く人間関係に悩まないということはありませんが、プライベートや仕事で付き合っていく相手を自身で選べるようになったため、フリーランスになってよかったと思います。

好きな時間にどこでも仕事ができる

写真/CANVA

仕事をする時間や働く場所が自由に決められることも独立してよかったと感じることのひとつです。9時〜18時といった定時がないため早朝や深夜でも仕事ができるほか、自宅や近所のカフェなど、自分がリラックスできる場所で仕事することも可能です。

自分の働きやすい環境で好きなように働けることは、フリーランスの特権といえるのではないでしょうか。

仕事の成果が収入に反映される

写真/CANVA

フリーランスは会社員と違って収入に上限がありません。つまり自身の努力の成果が収入に直接反映されるということです。頑張れば頑張った分だけ収入が上がるため、成果主義の人にとっては大きなメリットになります。

ただしフリーランスは仕事を効率的に行わないと最低賃金以下の報酬になってしまうこともあります。取引先へ報酬の交渉を行う場合は、自身の生活に支障が出ない単価に設定してもらうことを意識しましょう。

知っておきたかった!フリーランスのデメリット

筆者が独立する前に知っておきたかったフリーランスのデメリットは以下のとおりです。

•日々の帳簿づけなど本業以外の事務処理が大変

•毎月の収入が安定しない

•働けなくなったときの保障がない

本業以外の事務処理が大変

写真/CANVA

取引先とのやり取りや単価交渉など、本業以外の事務処理は意外と多いです。また確定申告も自身で行う必要があるため、日々の帳簿づけもなかなか大変です。

独立してすぐは書類が簡単に作成できる白色申告を選択していましたが、売上が増えてきたタイミングで青色申告を選択しました。また現在は会計ソフトを利用して帳簿をつけていますが、売上が伸びてきたタイミングで税理士へ確定申告の依頼をしようと考えています。

これからフリーランスになる人は、独立前に白色申告と青色申告の方法について勉強しておくことをおすすめします。

毎月の収入が安定しない

写真/CANVA

フリーランスの収入は思った以上に安定しません。取引先からの依頼量や入金されるタイミングにより、収入が左右されるからです。独立当初は1か月の収入が6万円だったため、事前に生活費を準備しておいて本当によかったと感じています。

これからフリーランスになる人は、依頼を受注したタイミングと入金されるタイミングがズレることも意識して、生活費を事前に準備しておきましょう。

働けなくなったときの保障がない

写真/CANVA

フリーランスは会社員のように社会保険がないため、働けなくなることが大きなリスクになります。腕や足を骨折して仕事ができなくなった場合や、病気により入院することになった場合は、当面の収入がなくなってしまうからです。

社会保険の傷病手当金をフリーランスでも備えておきたい場合は、民間の保険会社で加入できる「所得補償保険」に加入するといいでしょう。保険の要件に該当した場合は、あらかじめ設定していた保険金を生活費の代わりにすることができるからです。フリーランスは全てが自己責任であるため、仕事や生活のなかで起こりうるリスクへは備えておきたいところです。

フリーランスは独立前の準備が大切

写真/CANVA

フリーランスになるためには個人で稼げる知識やスキルを備えておくことはもちろん、継続した案件が確保できる環境を整備しておくことも必要になります。会社員を辞めてフリーランスになったものの、収入が確保できずにまた会社員に戻る人も少なくないからです。

フリーランスは自分の好きなことや得意なことを活かして、好きな時間にどこでも働ける魅力的な働き方です。しかし仕事を行ううえでの全てが自己責任となるため、相応の覚悟も必要だと考えています。独立してから後悔しないように、事前準備をしっかりと行っておきましょう。

ライター/三浦雅也

この記事を書いた人

I am 編集部
I am 編集部
「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。

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