課題解決を仕事顧客にリピートしてもらうコツは、2つ以上のスキルを組み合わせることで価値を高める(外資系IT企業のデジタルマーケティングMGR・室橋健)
多様な働き方のリアルを聞きました!ビジネスを続けるコツとは?副業後どうやって継続していくか? 一つの仕事を次につなげるコツ、ブランディングについて室橋健さんに聞きました。
仕事を次につなげるコツは?
仕事で一番大切にしている「心構え」は?
安請け合いをしないこと。
最初からうまく行った?
基本的に最初からうまくいかないと思うので、途中で柔軟に方針をUpdateしたり、使うツールを変更したりしてなんとか小さい成功 (スモール・サクセス) までやり切ります。スモール・サクセスが信頼関係を生む最初のきっかけだからです。
リピーターが多い?
リピーターが100%です。
「リピーター」を増やすための工夫は?
定期的に顧客のサービスを自腹で正規料金を支払い利用し、ひとりの顧客として売上に貢献する。必要に応じて、正直に改善点をフィードバックする。
なぜリピートされていると思う?
2つ以上のスキルを組み合わせることで、競合がいないためです。 例えば趣味で中国茶藝を8年続けた結果、「1.お茶ビジネス」 x 「2.デジタル化」の案件はご相談いただき、リピートが続いています。お茶のプロフェッショナルでデジタル推進のスキルを持っている人材が極端に少ないため、コンペにならず自分にしか相談できないのだと思われます。
リピート客にだけにしているサービスは?
基本的にリピートのクライアントの皆さんしかいらっしゃらないので、特別なサービスは提供しておりません。むしろ新規顧客獲得に時間を割いていないことが、リピートされる皆さんへのサービスなのかもしれません。
客層は?
40-60代でデジタル化を推進されたい経営者、ビジネスオーナー。
顧客アンケートをしたことは?
顧客アンケートをしたことがありません
口コミを広げるために行なったことは?
施策はしていません
顧客とのコミュニケーションで気をつけていること
失礼だとおもっても、正直に意見を伝えることです。嫌われても良いので、そのクライアントが長期的に必要だと思うことを真剣にお伝えします。
コンセプトについて
ロゴ、屋号、肩書はどのように作りましたか?
現在は副業に留めているため、ロゴ、屋号、肩書はございません。
コンセプトを教えてください
茶人が教える「売れるマーケティングのお点前」
なぜそのコンセプトにした?
マーケティングで売上を上げるために必要な手順を明確にして、1つ1つの施策を紡いでデジタル化を実現することは、茶道のお点前でひとつひとつの工程 (点) をつないで線にして、お茶会を作り上げることと同じだと感じるため。
スタート時のコンセプトと現在のコンセプトに変化は?
お恥ずかしい話ですが、スタート時にはコンセプトはありませんでした。現在のコンセプトは、複数のクライアントからのフィードバックに自分の趣味であるお茶をかけ合わせて導き出しました。
副業に活かしている自分の強みは?
1.B2CでもB2Bでも、どちらでも対応できる守備範囲の広さ 2.アドバイスだけでなく、手を動かしてアウトプット作成もできる実務力 3.英語と中国語、2カ国対応の多言語展開
副業において、インターネット上に顔出しをしていますか?
顔出しは一切していません。ビジネスオーナーのデジタル化推進において、自分が表にでることよりも黒子としてビジネスのデジタル化を進め、問い合わせや口コミが増えて売上が上がれば満足のため。
顔出しで気をつけていることは?
顔出しをしていなため、特になし。
顔出しを「する」もしくは「しない」、メリットデメリットを教えてください
顔出しせずに副業する場合のデメリットは、規模を拡大できないことだと思います。今までは規模を求めていなかったので、メリットの方が大きいと思います。
100文字でビジネスプロフィール
顧客関係管理の外資系IT企業でマーケティングマネージャー。 慶応義塾大学卒業後、リクルートやAnker Japan等のベンチャー企業でデジタルマーケティングの仕事に従事。現在は京都の町家住まい。
プロフィール作り、ココが苦しかった!
プロフィールに記載するポイントの取捨選択に迷いました。2021年まで自分のプロフィールをしっかりと作ったことがなかったためです。