資格を仕事独立のリアル。「資格を活かしたい！」ボランティアから経験を積んで独立。でも予想通り最初は大変でした（中小企業診断士／鈴木ゆいさん）

はい、ボランティア含め診断士の活動は行っていました。先輩士業や起業家の方々から情報収集して、独立後の活動イメージや販路の開拓などを行い、ある程度目途をつけてからの独立をしました。

以下の要素を中心に準備してから独立しました。
・当面の生活費確保
1年分ぐらいはあったと思います。独立をすれば、売上がなくても私たちは生活をしていかなければなりません。貧すれば鈍しますし、最低限の金銭的余裕がないと、「お客さんのために」ではなく、「お金のために」という考えに支配され、いい仕事ができないかもしれません。まずは、自分が健康的な生活を送り、精神的な余裕を持つことができる当面の生活費(人によって金額は違うと思いますが)を用意するようにしました。

・必要なスキルセット
初めて取引する事業者さんがいたとして、「●●ならやったことあります！」といえる方と、「未経験ですが頑張ります！」という方が並んでいます。同じ能力レベルであれば、どちらに仕事をお願いしたいでしょうか。できれば自信があって、経験がある方を選びたくなると思います。
ということで、資格と実務経験、●●の業務ならそれなりにできるという自信と自分の得意分野をある程度持ってから独立しました。

・受注経路となる販路確立
いくつかの販路を同時に確保しておくことで、関係性が切れたり、仕事が来なくなったとしても、別経路で仕事をもらえるように、仕事の受注先を分散させることを意識していました。仕事を斡旋してくれそうな事業者さん中心に５チャネルぐらいありました。

すぐ近くに先輩や仲間がいることですね。独立するととにかく孤独です。社外では常にプロとして、顧客や取引先に接するため職業柄、ずっと気を張っています。上司なんていませんがたまには誰かに褒められたい時だってあります(笑)
ちょっとした悩みや相談ごとを同期や先輩に打ち明けられる、同じ目標に向かって一緒に喜怒哀楽をともにできる、会社内の仲間がいることは本当に素晴らしいことだと思います。

想像通り、大変でした(笑)

はい。人と話すことやがんばっている人を応援することが好きでした。また、知識を活かした仕事をしたいと長年思っていましたので、頑張る経営者を応援できるコンサルティングは好きなことを仕事にできていると思います。ただ、経営相談以外にも多くの仕事があり、100％やりたい仕事だけを選べるほどのレベルにはまだまだ到達できていませんので、精進あるのみです。

「無知は罪」、「どんな人からも学ぶ姿勢」。

1年ぐらいやりました。

覚悟というよりは、心がけですが、簡単に楽に稼げる仕事やショートカットはありません。着実に、一歩ずつこなしていくことです。

仲間、人を大切にすることです。ことさら士業というのは、独立すると会社ではなく、自分のブランドに対して仕事が入ってきます。仕事で多少失敗したとしても、誠実に仕事をしてくれる人であれば、仕事はどんどんやってくると思います。スキルも大切ですが人としての信頼が重要だと思います。

飲み会の頻度が増えましたので、少し健康を意識するようになり、食生活、運動習慣は気をつけようと思っています。

目標売上というよりは、次につながる仕事をどれくらいできるかを目標としていました。

初案件が40万円。

収入はおまけです。8割がたやりがいを求めて独立をしました。資格を活かしたい、知識を使う仕事をしたい、夢追う経営者と一緒に仕事をしたいと思ったからです。

会社員時代の給与、ボーナスを貯金など。副業。

副業時点。本業の月収を超えたこともあります。

大学費用と留学費用をすべて自己負担(奨学金)でいきましたので、4~500万円ぐらい。

人に会いまくる。休みだと思ってありがたく満喫する。コロナがなかったら海外で遊びます！

セミナーコンテンツ。人前で話すスキルと経験。

初期費用はほとんどかかっていません。通算で20万円ぐらいですが、初月(厳密にいうと副業時点)で回収しました。

増えました。