仕事と家族のちょうどいいバランス
主婦だけでない新しい自分を探して 現在、小学校2年生と幼稚園年長の子供を育てながら、Webデザイナー、スタジオトレーナー、イラストレーターとして活動している鴨志田京子さん。 大学卒業後、時計メーカーの広報として働き、結婚 […]
プロフィール
Webデザイナー鴨志田京子
目次
主婦だけでない新しい自分を探して
現在、小学校2年生と幼稚園年長の子供を育てながら、Webデザイナー、スタジオトレーナー、イラストレーターとして活動している鴨志田京子さん。
大学卒業後、時計メーカーの広報として働き、結婚を期に夫の転勤に帯同しそのままキャリアを一時中断。当時の仕事にやりがいが持てず、辞めたいと思っていた頃でした。
「おそらく自分を見失っていた時だったと思います」と当時を振り返ります。
しばらくは派遣社員として働きながら妊活の日々。なかなか授からず、気付くと5年以上が経過していました。
待望の子どもを授かり、派遣の仕事も辞めて子育てに専念する日々。ふと子どもから見た自分はどう見えるのだろうかと考えたといいます。
子どもに「かっこいい母」として見られるのか、そんな母親に自分はなれるのだろうか…と不安になりました。
さらに自分は周りのママ友に比べても家事が得意ではないことに気付きます。しかしワーママのようなキャリアもない。このまま主婦業をしていても自分に誇れるものはない。子どもから見てもつまらない母親になってしまうのでは、と危機感を感じたといいます。
そこで自分はどうしたいのか、自分と向き合う時間をつくり深堀りしていきました。
デジハリOBママで独立され、年収が3倍になった方の記事が目につきました。
そのデジハリOBママは子どもを保育園に預けっぱなしで働くのも、逆に子育てに専念するというのでもなく、仕事と子育てのちょうどいいバランスを実践されていました。
自分の求める理想はこれだと感じます。自分が得意で好きな絵を描くことと興味のあったWeb、これで何かできないかと行動に移します。
ハードなカリキュラムでも「私」に戻れる感覚
鴨志田さんはデジハリのママクラスに入学。他のWebスクールよりも高額な授業料もいとわず投資します。
上の子が年中、下の子があと一年で入園のタイミングでした。
ママクラスとは言っても、習い事感覚ではなく、これを本業にしたいと通っている本気ママばかり。
カリキュラムも豊富でその分課題も非常に多い。
子どもが寝た後の時間に、睡眠時間を削って、課題をこなすというハードな日々が1年続きます。
他のママ友には「そこまでしなくてもいいんじゃない?」と心配されることもありました。
しかし辞めようと思ったことはなかったといいます。
それは自分の生き方で何に比重を置いて生きて行きたいのかということが分かっていたからだと言います。
自分の自己実現のためというよりは、子どもたちに「ママは自分の好きな道を歩んでいる」という姿を見せたいと思っているからです。
一度キャリアをストップし、自分を見失ったことがあるからこそ、これからもしっかり自分と向き合っていきたいと語ります。
取材・文/I am編集部
写真/本人提供
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この記事を書いた人
- 「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。
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