Editors Note
編集後記

子供の頃の将来の夢ってなんでしたか?

「自分の好きなことで稼げるわけがない。」

これって、私自身もそうですし、多くの方にとっても、いつの間にか自分の中に刷り込まれている考え方かなと思います。小さい頃は、「ケーキ屋さんになりたい!」「歌手になりたい!」「漫画家になりたい!」と、将来の夢の選択肢は無限大だったのに、いつの間にか「いい学校行っていい会社に入る」にすり替わるのでしょう。

 第一生命保険株式会社(以下、第一生命)が2022年3月16日に発表した第33回「大人になったらなりたいもの」アンケート調査結果によると、小学生男子のなりたいもの1位は会社員、2位はYouTuber / 動画投稿者、3位はサッカー選手、4位がゲームクリエイター。小学生女子のなりたいもの1位はパティシエ、2位は看護師、3位は幼稚園の先生 / 保育士、4位が会社員。リモートワークの浸透で親の働く姿を見ていたためか、去年に引き続き会社員が上位にランクインしています。結構現実的ですね。

自分がどうだったかというと、幼稚園生の時は「おジャ魔女どれみ」のキャラクター、小学校低学年でお笑い芸人、そのあと新聞記者に変わって、小学校高学年の頃には本を作る人に変わっていきました。高学年にもなると、現実的になっていくのかしら……。

アンケートによると中学生のなりたいもの1位は男女ともに会社員。高校生になると、1位が会社員で2位が公務員に。大人に近づくにつれて、より堅実になっていきますね。それでも、ゲームクリエイターや、パティシエ、トリマーなども依然人気のようです。

I amを通して、様々な働き方に触れる中で、好きなことを仕事にできないというのは思い込みだったなと感じています。いつの間にか思い込んでいたのかはわかりません。大人に近づくにつれて、何となく社会の様子を垣間見たり、先生をはじめとした大人から何か言われたりして、徐々に好きなことと稼ぐことを分離して考えるようになったのかもしれません。勉強でお金を稼ぐのが一番簡単な道だと、昔先生に言われたことを今でも覚えています。

別に会社員として働いている今じゃなくても、学生だったとしても、会社に属せず働くことに対して恐怖心をもっていたと思います。というか、想像もつかなかったかもしれない。お金を稼いで、生活していくために、とにかく会社に入って働くのだと、そうしないと生活できなくなってしまうと、思い込んでいた。

現実問題として、自分の心から好きだと思うこと、特に趣味性の高いものを仕事にするのは今でも難しいことだとは思っています。誰もが歌が好きだから歌手になれるわけではなく、絵が好きだから漫画家として十分に稼げるわけではないのでしょう。そのために、苦しい思いをする時期がある。

ただ、今はネットのサービスも充実していて、便利な機械もいっぱいあるので、とりあえずチャレンジできる環境が整っているから、とりあえずまずはやってみて自分自身の思い込みを取っ払うことが必要なのかもしれません。私もまずはじめてみなくては。

個の時代に突入するのであれば、別に会社員や公務員になることだけが道じゃないよと、大人が身をもって子供に伝えるような世の中になればいいなと思います。そんな世の中にI amも貢献したいです。

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