100 Questions
資格を仕事

資格を仕事仕事一辺倒から暮らしも大切にする生き方にチェンジ。その経験と学びを活かし、働く女性の人生を輝かせたい(イメージコンサルタント、ライフスタイルクリエイター/いとうゆかりさん)

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多様な働き方のリアルを聞きました! どうやって自分の仕事を確立したのか。「働く女性が自分の好きや自分の魅力に気づき、最大級の輝きを纏い、自分の望む人生を歩くお手伝いをしたい」との思いから、“その人に似合う”を提案するレッスンや“毎日をワクワクさせるクローゼット”に変身させる収納術といった事業を展開するイメージコンサルタント/ライフスタイルクリエイターのいとうゆかりさんにお話をうかがいました。

プロフィール

イメージコンサルタント、ライフスタイルクリエイター、間取りと収納のプランナーいとうゆかり/ゆかRIN☆

「働く女性の美しさやキラキラ、そして、暮らしをデザインし、求めるStyleでイキイキとした人生を創造する」をミッションとし「自分スタイルで輝いている働く女性で溢れる世界」を目指しています。新卒で企業に入社し休むことなく働き、会社中心生活を送り続けたため、暮らしと自分(家族も)をおざなりにしてきたことへの後悔と反省から、「私の人生を大満足に変える」ために学び、実践した全てをお届けします。

仕事内容と自分らしいビジネスアイデアの見つけ方

今の仕事の内容について教えてください。

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働く女性が自分の好きや自分の魅力に気づいて、最大級の輝きを纏い、自分の望む人生を歩くお手伝いをいたします。

働く女性には「企業人の自分」「家族生活での自分(妻・母など)」「個の自分」といった役割と素の自分がいます。各シチュエーションにおいて、自分が求めるモノを手に入れたり、限りなく理想に近づいたりするお手伝いが私の仕事です。

そこで、
●イメージコンサルタント(パーソナルカラー診断、骨格診断、顔診断、メイクアップ)
●間取りと収納を考える収納環境プランナー
●クリンネスト(お掃除のプロ)
●リセッターリスト(家事リスト)アドバイザー
●整理収納アドバイザー
といった多種多様な資格を生かし、事業を展開しています。

具体的には、カラーの力を味方にするパーソナルカラーや骨格・顔診断でクライアントの似合うをコンサルティングする基本レッスン、整理収納スキルとクリンネストスキルをベースに間取りと収納を提案するライフスタイルデザインといったサービスを用意しています。

また、クライアントの似合うをコンサルティングする基本レッスンから導き出した纏う衣服の収納を「毎日をワクワクさせるクローゼット」に変身させたり、ライフスタイルデザインにより、自分の本拠地である家を最強にする間取り(生活動線の最適化)と収納(収納スペースの配置場所や収納方法)のご提案をし、暮らしやすくリラックスできる環境づくりを実現していきます。

今の仕事を始めて何年目ですか?

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個人事業主として開業届を提出したのが、2024年4月。現在も企業勤めの会社員を継続しながらの二足の草鞋を履いています。企業での仕事も自分の根底を作ってくれた大切なモノ・コトであり、自分を成長させてくれる源となっています。

なぜ、今の仕事を「自分の仕事」にしたのですか?

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企業ではマネジメント業務に携わっています。世界中を飛び回って推進していく業務がおもしろくて、それが成果としてまとめあげられていくたびに喜びが増していきました。しかしながらその一方で、家庭での自分の役割をきちんとできず、整えられていない家の環境にいつも嫌気がさしていました。自分のやりたいことがいつでもできて、家族がリラックスできる空間を作るために、「まず、自分がやれるようになりたい」と思い、多種多様な勉強をし資格をとり始めたのです。

60歳定年を見据え、再雇用も満了となったあとで、自分の裁量でやれる仕事を持っていたい、人と関わって有形・無形のモノを作っていくことが楽しい・好きだと自覚した時、「自分の暮らしと人生を豊かにする」イメージコンサルタントやライフスタイルクリエイターとして自立して事業として成立させていきたいと思いました。

上記のように自覚してから、必要だと認識した内容を学び、実践して、クライアントの悩みを解消するために、理想を実現できるベースとポテンシャルづくりに取り組んでいます。

今の仕事は好きや得意なことですか?

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イメージコンサルタントの内容は、自分が好きだったことです。その他のことは全て、自分が苦手だったことで、それを克服して一流になりたいと思いました。

「この仕事を自分の仕事にする」と決めてからは、特に苦手分野については、「理論や知識に裏付けられた正しい診断をゆるぎなく実施できるスキルを保持し、クライアントの求めているモノを理解し寄り添い度100%で対応力がある」ようになりたいと思い、学びと実践を繰り返しました。

「ゆかRIN☆に依頼すれば、自分の輝きを引き出してくれる」とクライアントに求められるようになりたいと思っています。

なぜ、今の仕事がビジネスとして成り立つと思ったのですか?

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私が取得した資格は、すでに先人のみなさまがたくさんいらっしゃるカテゴリーのため、ビジネスとして成り立つかというより、自分である必要性や魅力をどうやったらお客様にお届けできるのかをいつも考えています。

上記のような課題・悩みはありますが、自分の得意を活かせる事業だと思ったから、この仕事をしていきたいと思い至りました。企業での勤務を続けながら、じっくりと体制や準備を進めていけば、焦らないで自分らしい事業を構築していけると先の見通しが立った時に覚悟が決まりました。

「自分の仕事」としてやっていくと決めてから、やったことは何ですか?

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起業塾に入りました。ですが、私の武器は、対面でのさまざな折衝やコミュニケーション。対面でお話をすると、自分の人となりや熱量、そして論理的な説明により、理解と協力を得る結果へとつながるため、知っている企業殿やカルチャースクール殿に対して、セミナーを持たせていただけるよう、お話しに伺いました。

あなたの「強み」「弱み」は?

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表現力、説明力、プレゼン力の高さという強みがあるから、対面でのセミナーやサービス、お客様の理想の住まいのスタイリングが得意です。

一方で、不特定多数の人に向けて“自分→お相手”の一方通行の発信は、プライベートの切り売りとなってしまうこともあり、相手が見えないことに不安を感じるためSNSでの発信が不得意です(メディアのセキュリティにも不安があるため)。

自分の強みを仕事に活かしていますか?

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全世界200社以上ある連結会社に向けて、それぞれの社長が出席する会議でのプレゼン経験は、個人事業主として「初めて出会うお客様」とのコミュニケーションや、お伝えしたいことをお客様の反応に合わせて変化させ、相手の理解を深めるという対応力・順応力となっています。その強みによって、お客様に寄り添うサービスのクオリティを上げていると思っています。

自分の弱みをどう克服していますか?

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自分にとってのSNSの役割をしっかりと定め、それをやれるプロに師事して、積み上げております。2025年中には基盤を確実に構築します。

独立・起業・開業・副業時の最大の壁は?

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最大の障壁はSNSです。この障壁を全く乗り越えられていません。その理由は、不特定多数の全く知らない方に一方通行の形で自分を表すことに不安を感じるからです。

2年目となる2025年は、中途半端は許されないと思っています。ウェブサイトと対面でのコンタクト、対面でのセミナーにより、その状況を発信できるようになれたら、私のスタイル(対面でお客様を知る)でできていると考えています。

独立・起業・開業・副業前に何を準備しましたか?

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暮らしを整えるために必要だと感じたものは、全て、資格を取りました。イメージコンサルタントは2024年11月に7ケ月間、往復6時間もかかる東京に通い、修得しました。

イメージコンサルタントとしてお客様にご提供する「診断結果」は、これから、そのお客様が基軸としてお持ちになり、自分を輝かせる判断基準となります。その判断基準に誤りがあると、今後のお買い物に無駄を発生させ、多大なご迷惑をおかけします。

12年前に私自身がパーソナルカラー診断をしていただいた師匠の診断スキルと説明力は、私がお客様に提供したいものそのものであり、師匠から学び修得できると、私も幸せであり、私のお客様にも幸せになっていただけると確信していたので、わざわざ東京まで通ってでも学びたいと思いました。

まだまだ診断を積み重ねていかなければなりませんが、とても楽しく、これから出会える働く女性が輝いていく一助となることにとてもワクワクしています。

独立・起業・開業・副業してからぶつかった壁は?

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副業・起業時からぶつかっている壁がSNSです。基本に忠実に、愚直にやることで壁を壊すことができると思っています。“愚直”とは、直面した課題やビジョンとして描いた目標に必要なことを隅々まで深く考え、必要なことは、その都度判断し腹をくくって、一つ一つ結果が出るまでやり切ることです。

1人運営ですか? それともチーム運営ですか?

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自分ひとりです。

仕事に求める優先順位は?

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①仕事内容、②前向きで努力を惜しまないメンバーとの仕事、③正当な賃金の優先順位です。

仕事によっては、異業種の方や同業種の方とteamを組み、その目的を達成するために役割分担することが、今後は発生することと思います。そのteamメンバーには、その道のクオリティの高い(努力を惜しまず、最後までやり切る)方であることを望んでおります。

法人化していますか?

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現在は法人化を考えていません。法人化に見合う利益、収入となっていないからです。

会社員を辞めてから今の仕事を始めましたか?

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いいえ。起業1年目の現在は、会社員がメインです。3年後には、今の副業をメインに変更していくことを計画しています。“3年後”とした理由は、会社員生活卒業の1年前だからです。形が形成されている状態を構築しておきたいと考えています。

はじめての仕事はどのように獲得しましたか?

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自分のできることを営業して伝え、講義やセミナーを持たせていただきました。

大手住宅メーカーでは、
①営業スタッフ23人を対象に、「整理収納って何?」と題して、整理収納の基本と、家の設計にはお客様の持ち物の量が収納提案に必須であること、お客様に寄り添うことで、+αの価値(暮らしやすい間取りを検討してくれるなど)をお渡しできることを学ぶ講座
②住宅の購入を考えているお客様を対象に、「クローゼットの整理収納セミナー」
といった内容で実施しました。

カルチャーセンターでは、整理収納の基本とお部屋別のお片付け方法、お掃除の考え方とプランの立て方についてのセミナーを開催しました。

今の仕事で初めて稼いだ時の気持ちは?

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自分を信用してくださった、成果を期待してくださったと思いました。

価格はどのように決めましたか? 価格設定で悩んだことは?

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時間当たりのコストを諸先輩の例にならって決めました。

自分の提供するセミナーの価格をスタート時だからといって、最初から低くしてお客様に提示することは、自分のポリシーからは外れています。経験と実績をあげることを目的として開催する場合のみ、モニター価格を諸先輩の例を参考に設定いたしました。

ビジネスが軌道に乗るまでの期間とその間のやりくりは?

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まだ、軌道に乗っていません。今からがスタートです。

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