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脚本家・チャップリン研究家 大野裕之/30秒1本勝負動画インタビュー働くことは「生き方」そのもの 脚本家・チャップリン研究家 大野裕之の仕事論

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没後45年が経っても世界中に愛される名優チャップリン。チャップリンに魅せられてチャップリン研究家になった脚本家の大野裕之さん。好きを突き詰めてきた大野さんの仕事論とは?

世界で3番目にチャップリンの秘蔵映像を見た男

小学生の時見た映画『独裁者』に衝撃を受け、
以来チャップリンに魅せられ研究し、チャップリン研究家としても活動する脚本家の大野裕之さん。
初めて受けたあの衝撃を昨日のことのように振り返り、今も熱い思いでチャップリンを研究しています。

大野さんの専門は、チャップリンのアウトテイク、いわゆるNGフィルムの研究。
チャップリンは納得するまで何度も同じテイクを撮り直しては破棄していました。
しかしカメラマンはそれを密かに保管していました。大学院時代の大野さんはその存在を知るとロンドンへ飛び、研究所や博物館を探し回ります。ついに英国映画協会に保管されていることを突き止めると、見せて欲しいと何度も交渉。

自分の強みである「しつこさ」と「やりたいことを追い求める」姿勢を貫き、見事、世界で3番目にチャップリンの秘蔵映像を見ることが出来たのです。

インタビューを受ける大野さん

脚本家・チャップリン研究家 大野裕之さん「好きを仕事にしたらどうなった?」

やりたいことをやり続ければ食いっぱぐれることはない

「好きなことを仕事にしたらどうなった?」をテーマに仕事論を伺う動画インタビュー。
しかしこの質問、大野さんには愚問でした。

「好きなことを仕事にするには」という質問そのものが「そもそも好きなことを仕事にするのは難しい」という前提に立っているのでは?と大野さんは指摘します。

「好きなことをやり続けていれば絶対食いっぱぐれない」といいます。

好きなことを仕事にしたいけど、難しいと思っている読者に
「仕事はつらいものではない」「好きなこと、やりたいことをやったほうがいい」と
背中を押してくれました!

《好評発売中》

「いま世界には、新たなチャップリンが必要だ」

――ウクライナ大統領・ゼレンスキー(第75回カンヌ国際映画祭でのスピーチより)

「混迷の世の中を生き抜くために、そして人生を豊かにするためにどうしても必要なこと、
すなわち本当の〈教養〉をチャップリンは授けてくれるのです。
しかも、極上のユーモアを通して」

――「はじめに」より

史上初めて世界的にバズった人物で、キャラクターの概念を作り出した男。
ウォルト・ディズニーにビジネスを教えた師匠であり、ヨーロッパの通貨統合、ワークシェアリングを提唱、すべての作品で利益を上げた名経営者。
100年前に格差社会、同性愛など今日的テーマを描いたダイバーシティの先駆者にして、時の独裁者と真っ向から闘った、喜劇王=チャールズ・チャップリン!

チャップリンを、「いま」の視点から楽しみつくす格好の入門書です。

『ビジネスと人生に効く 教養としてのチャップリン』大野裕之 著/大和書房

この記事を書いた人

I am 編集部
I am 編集部
「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。

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