課題解決を仕事起業のトライ＆エラー。会社を辞めて起業するまで３年。もっと早くに起業すればよかったと反省〈オンライン事務代行・尾上友美さん〉

大きな失敗は特にありません。小さなミスはよくありますが、すぐ謝罪して対応策を提示して誠実にお客様とコミュニケーションをとれば、逆に信頼してもらえるチャンスだなと思っています。

私は独身・一人暮らしなので、仕事に全力で打ち込んでも特に支障がないので思う存分やっています。

講座を開催していて「時間が短かった」「時間をオーバーしていた」といったクレームをいただいたことがあります。すぐに改善し、最初に提示した時間はしっかり守るようにしました。今は誤差1～2分ほど実施できています。

創業塾に参加したこと。１年に１回しかチャンスがないセミナーだったので、タイミングもばっちりでした。起業についての基礎知識を幅広く教えていただき、事業計画書の作成まで行えたので、その後の事業展開や補助金獲得がスムーズでした。また参加者のみなさまとは経営者仲間であり、事務に困る見込み顧客でもあったので、お仕事につながることもありました。

もっと早くに起業を検討していてもよかったなと思います。起業する約3年前に勤めていた会社の上司が、私に起業を勧めてくれていたのですが、当時は自分に出来るとは思えず、他人事として聞き流していました。反省しています。

特にありません。

目の前のお客さまに120％満足していただくのが最大の営業だと思っているので、案件が少ないときほど今あるお仕事に全力で向かうようにしています。

新サービスの開発。昨年から取り組んでいることがあるのですが、自分にとって初めての挑戦ばかりで苦戦しています。なんとか形にできるように頑張ります。

辞めたいと思ったことはありません。

特にありません。

最初は「自分に出来るのか」という自信のなさから起業できずにいたのですが、創業塾で起業の基礎を学び、「自分にも出来る」と確信が持てたから、不安はありませんでした。収入に関しては、もともと月15万円で暮らしていたので、ダメでもバイトすればそれくらいは稼げると思っていたので、気軽に始めました。

信頼できる人に相談して、いただいたアドバイスをそのまま実行する。自分の脳みそで考えることを一度諦めます。

コンサルを受けて、先生の指導の通りにやりはじめたら上手くいきました。独学で頑張るより、結果を出されている方から学ぶのが近道だと思います。

奢りがあるときはたいてい上手くいきません…そして自分では自覚がないことも多く、いつも人に指摘されて気付いています。

効果的だったのは、起業して半年のころに受けたコンサル（半年間で約50万円）。情報があふれる今の世の中で、正確な情報や、自分にあう情報を取捨選択するのは難しいですし、時間もかかります。有識者からそこを教えてもらうことで、時間や手間を大幅に短縮し、最短距離で結果を出すことができたのが効果的だと思う理由です。効果がなかったものは教材系です。結局アウトプットせずに終わったものが多いので、学ぶだけでなく「行動する」のが大事だと思います。

TwitterとInstagramでオンライン事務をやりたい人向けに発信しています。コンセプトに沿わないことは発信しない、フォロワーさんとの交流を積極的にする、とにかく毎日続ける、を意識しています。

特にこだわってはいないのですが、ここから講演依頼につながったことがあります。主に金融機関の方や行政の方が見てくれている印象です。メディア露出系のお知らせは必ず投稿するようにしています。第三者から評価されている、という事実をアピールするためです。「あの新聞に載ってたんですね！」や「また講演されたんですね！」と声をかけていただくことが増えました。メディアに出ていると、「なんだかすごい人かもしれないぞ？」と思っていただけるようです。

9割以上がご紹介です。

人脈が大きいと思います。ただ、インターネット上での集客をメインにするなら戦略は必須です（講座の集客は戦略を立ててやっています）。

お客さまが言ってくれた「もし仕事なくなったらうちで雇ったるわ」という言葉です。