好きを仕事競合は気にしない！自分の好き探求 会社員兼ドライフラワー作家板倉弘子

作品をSNSで見てくれていた、カフェのオーナー様に声を掛けていただきました。

ドライフラワー作家をしているという具体的な内容まで知っているのは１人だけですが、インスタを見せると「こんなに本格的にやっているの？」と驚いてました。イベントにも来てくれて、今では応援してくれる人の一人です。

与えられた業務で安定した収入が得られること。

全てが初めてで大変な挑戦だと思っていたので、特にありません。

お花のアレンジ関連の資格取得、花材の仕入れ、ラッピングなどの包装類、ディスプレイ什器など一通り必要なものを揃えて、３０万程は使いました。

お客様に満足していただける作品を提供すること。　

ドライフラワーを始める前は毎日ほぼ同じことの繰り返しで、決まったことをしている感覚。始めた後は時間の余裕はなくなったものの、日々新鮮で刺激のある時間が出来てメリハリが生まれました。

プライベートな時間が減り、週末家族や友人と過ごす時間が減ってしまいました。大切な人とはコミュニケーションを欠かさない努力が必要かと思います。

行動力。もともと気になる場所へは直ぐに出向いたり、好きなこと、やりたいことをする行動力はあったと思います。

家事をする時間は短くなりましたが、もとから時間をかけて家事をするタイプではないので、より効率的に回すためにどうするかを考えました。夫にも手伝ってもらう場面は増えました。

目標金額はなく、マイナスにはしないとだけ決めていました。そのため最初は（委託販売先に）納品したものがきちんと完売するかどうかが気になっていました。

最初は材料費＋αという値段設定に迷っていたので、儲けという意識もあまりなかったと思います。

必須条件の中にお金もありますが、モチベーションを保つ継続力も重要だと思います。独立するなら全て自分の責任においてやらなくてはいけないので、楽しいだけでは続かないとも思っています。今は会社員であることと両立しているからこそ思いだけで出来る部分もあります。安定を捨てて飛び込むには、更なる勇気と覚悟が必要だと思います。

本業と副業の収入。

スタートして４か月後、初めてイベント出店した時です。自分が予想出来ない程手に取って頂き、準備した作品がほとんどお嫁入しました。

Hana Tutumi1年コース修了証書取得。趣味を兼ねて生花のアレンジメント教室。

やはりイベント出店を増やします。イベントは直接作品を見ることもできるので、SNS以上に興味を持って頂けるお客様が多いです。またお客様と直接コミュニケーションが取れるというのも、認知してもらうきっかけになっています。

一人でやっているので受注できる数に限りがあるため、レッスンを増やす方向も考えています。

１年以内には回収できました。お花のアレンジを習いましたが、結局独自のラインで制作しています。ただ伝え方や技法など学べた事も多かったので無駄ではなかったです。

2対1

強み:誰かの為に作ることを心から楽しめる。弱み:1人で制作するため数を用意できない。

Echinacea..（エキナセア）一番好きな花の名前と、花言葉で決めました。

草花を身近に感じていただき、癒しのひとときを提案する。

自分自身が感じて心地よかったことをそのままコンセプトにしました。

全くブレていません。

今ドライフラワー作家さんの増加と共に、イベント出店する方も増えています。差別化という意味ではエキナセアの世界観をより作って行く作業になるのかと思っています。自分が好きという物しか作れないのでそれを信じて突き進むしかないと思います。

自分でそう思っているだけかもしれないので、色々な人の意見も聞いてみる。私も周囲の方の意見を参考にさせてもらったりしています。

母の影響もあり、もともと写真を撮ることが好きでした。お花の仕事用にミラーレスから一眼レフに新調しました。

デザインを学んだことはありませんが、Echinacea（エキナセア）のコンセプトを意識して作っています。

ドライフラワーの品質とEchinaceaの世界観。

Instagram。2，3日に一度投稿。自己管理。　

この作品を飾りたい、プレゼントしたいと思ってもらえるような写真や、伝えたいことが届くよう意識した文面にしています。

フォロワー数はある程度気になりますが、無理に増やそうとは思っていません。数ではなくイベントやレッスンで出会った方など自分と関わった方がフォローしてくれるのが嬉しいです。

InstagramやFacebookの投稿を見て、ダイレクトメッセージからの依頼。

あまり影響を受けたくないので、知り合って繋がった方以外は、ほとんど見ません。

STORESを利用してオンラインサイトを自分で作成しました。とても使い勝手がよく、文章と写真さえ決まればサクッと作れました。

訪れたイベントが素敵すぎて、主催者さまに声がけした事が1度だけあります。

Instagram、Facebook

Instagramで2回ほど広告を掲載しました。閲覧数はかなり増えましたが直接的な効果はフォロワーが微増した程度です。

Instagram、STORES、LINE

canon一眼カメラ、Lenovo PC、iPhone

canon一眼カメラ

Phonto(文字入れアプリ)

Phonto(文字入れアプリ)、フォトショップ、ラクスル、Zazzle Inc

発想力、察知する力、カリグラフィー。特に発想力を磨くには、作品のアウトプットばかりでもあたらしいことは生まれないと思っているので、美術館や美しい景色を見に行ったり、旅行したり、自分が何か新しいものを感じられる場所に行くのも重要だと思っています。

平日の日中は会社員、家に帰ってご飯の支度や家事もある中での活動なので…本当に難しいです。

雑誌(インテリア・アパレル等)、生花店、市場、SNS、コロナ前は旅先やお出かけ先でアンテナを張っていました。

特に誰というのはありませんが、ガーデニング、インテリアや料理上手な方は気になります。

過去に写真の教室に1度だけ参加しました。

その時々ToDoリストを作る。家族の理解と協力を得るために、いきなりお願いせずにまずは相談するようにしています。

6時～8時：花管理、SNS管理、家事、身支度
8時～19時：通勤、会社
19時～21時：家事、食事、週1ヨガ（制作、花管理）　
21時～23時：制作、家族との時間
23時～25時：入浴、リラックスタイム、SNS管理　
※18時以降は日によってランダムです。

普段は30時間以上、忙しい時期は40時間以上

5～7時間。多忙な時期はほぼ寝ていない時もあり、24時間以上寝ないのは若い頃以来です(笑)

忙しい時期以外は取るようにしています。

特にありません。

健太郎のGarden book

ヨガ、テニス

どちらもお花の様子(状態)を見ることが欠かせません。

乾燥機、食洗器

映画鑑賞やゲーム

「挑戦してみたら」（忘れられないのは、数か月後の「自分でやるって決めたんでしょ」）

反対はされませんでしたが、忙しくなるごとに良くは思っていない事を感じとれました。

声を掛けてくれた委託先のオーナー様や作家さん。本当に周りの人に恵まれていると思います。

夫です。創作活動を理解してもらうまで時間は掛かりましたが、イベント出店の手伝いをしてもらった時、お客さんから感謝の言葉を掛けられている私を見て、意識が変わったようです。今となっては欠かせない影のパートナーです。

家事にかける時間が大幅に減少しました。

どうやって時間を作っているの？と質問されます。

私のように二足の草鞋ではなく、自分の人生をかけて独立している方と出会う機会が増えました。様々なプレッシャーに耐えながら頑張っている姿や思いを感じ、尊敬しつつ刺激を受けています。

Echinacea（エキナセア）の全てが好きです。

オーダーの半数はリピーターさんです。オーダーしてくれるお客様の期待に応えたいという気持ちが伝わったのかなと思っています。

自分のアンテナが動いたら、新しい仕事も受けてみる。

思っていませんでした。全てを自分の責任の下選択していくというのはプレッシャーでした。なので自分で何かを始めるということは今まで考えられなかったです。ただ、お花が好きという気持ちがそんなプレッシャーに弱い自分を少し変えたのかなと思います。

限界を手前に置かない。あえて負荷がかかる仕事を選択する。

プレッシャーを受け入れ、乗り越えようとするメンタルが隠れていました。

プラス面はメリハリがつく。マイナス面は疲れが取れない日がある。集中力に欠けた事があったので、現在は影響がないよう調整しています。

何かと自分の仕事に紐づけて考えるようになりました。

長く続けていくために、売上も視野にいれること。

作品への意識。作品の向こう側にいるお客様への想い。

今はドライフラワーだけでなく、キャンドルの制作もしています。キャンドルも元から大好きで、ドライフラワーの世界線とも繋がっているように感じています。

人との出会い。やりがい。幸福感。充実感。

現状ではありませんが、本業と副業を逆転していけたらいいなと思っています。

仕入れ過ぎて大赤字。お花屋さんの紹介で都内から自宅まで配達してくれる生花市場のシステムを知ったことがキッカケです。仕入れをしやすくなったことで、様々な植物の乾燥を試してみたい気持ちが爆発してしまいました。　

家族との時間が極端に減るので、心からの理解を得るまでに2年程かかりました。

出店やレッスンを増やし、活動の幅を広げてみると思います。

自分のコンセプトと合う場をなるべく選ぶ。

悪気は無く、作品や装飾が壊れる勢いで扱う方も稀にいます。

幸いなことにありません。

影のパートナーである夫には、家族という甘えから、強く言い過ぎてしまう傾向があります。

特にありません。

特にありません。

待っているお客様が沢山いるよ。

嫌いになったことは無いですが、疲れすぎて休みたくなった事はあります。

します！

自宅サロンもしくはアトリエを借りて、お客様と会える機会を増やしたいです。

接客の必要がない仕事を選択すれば、方法があると思います。

人と関わる仕事。喜んでもらえる、何かしらの役に立てる仕事にやりがいを感じます。

私のモチベーションの源泉はお客様とのコミュニケーションです。そのためお客様と直接会う機会(出店、レッスン)を作るようにしています。あとは体が資本なのでなるべく疲れを溜めないことです。

若い時にバイトで体験したテレフォンオペレーター。とくにクレーム処理はエネルギーを吸い取られる感じがあり…やりたくないです。

無理をしすぎない、身体が資本です。自分の想いにブレがないか、考える時間を作る。

心が健やかでいれて、流れが淀まない。

やりたいことを見つけた時は、
気持ちのままに始めてみることも大切だと思います。
挑戦と継続は流れを生み出し続け、もがいたり浮かんだりするうちに、
自分が本当にしたい事が見えてくると実感しています。
なかには私のように勇気が持てず足踏みしている方もいると思いますが、飛び込んでみることで得るものは沢山あります。ありきたりな言葉かもしれませんが、ぜひご自身で、ワクワクする時間を紡いでみてください。"