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オバサンに見えない女性には美意識のマインドがある。40代女性をすてきに見せる魔法のルール

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大人の若見えを叶えるしぐさとふるまい

諏内えみ氏の著書『大人の若見えを叶えるしぐさとふるまい』(大和書房刊)から年齢を魅力に変える女性のルールについて解説します。

諏内えみ

プロフィール

マナースクール代表諏内えみ

「マナースクールEMI SUNAI」「親子・お受験作法教室」代表。『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)、『「ふつうの人」を「品のいい人」に変える一流の言いかえ』(光文社)など著書多数。

「私たちの若い頃はねえ……」「今の若い子は……」。いつの間にかこのように、若い頃を懐かしんで、過去にしがみついていないでしょうか? 過去へのしがみつきは、あなたをオバサンに見せてしまいます。

諏内えみ氏の『大人の若見えを叶えるしぐさとふるまい』(大和書房刊)は、年齢を魅力的に見せる女性のルールについて解説しています。老けない女性がもっている美意識のマインドとは?

年齢を言い訳にしない

 「もう歳だから」「どうせ誰も見ないし」。あなたはこんな言葉で自分に言い訳をしていませんか。アンチエイジングにまだ興味がなかった昔、諏内氏に勇気を与えてくれたのは女優の五十嵐淳子さんでした。子育て中でありながら、可憐で美しく若く見える五十嵐さんから「あきらめない」を学んだそうです。それは、あなたも同じです。年齢を言い訳にせず、「あきらめない」人生を送りましょう。

自分を見る鏡をもつ

 諏内氏によると、老けないためには「素直さ」と「俯瞰力」が大切だそうです。素直な人は、アドバイスをそのまま受けとめ、みるみるうちに変わっていきます。一方、「でも」「だって……」を繰り返す人は、なかなか実践できません。実際に、諏内氏のスクールに新幹線で通い、素直に実践できた69歳のヘアサロン経営の女性は周りから見ても10歳以上若く見えるようになったそうです。

 また、お見合いをしてもなかなか結婚につながらなかった婚活歴8年の女性も、姿勢、立ち居振る舞い、所作しぐさ、ヘアメイクを整えることで、すてきな男性と結婚することが叶いました。素直さと自分を俯瞰する目を大切にすれば、若く見せることは難しくはありません。

過去の栄光にしがみつかずアップデートする

 過去の栄光にしがみつき、一番モテた頃の装いやメイクを引きずっていませんか? 流行に流されない姿勢はすてきです。ただし、いつまでも同じスタイルでいることは、より老けた印象を与えてしまうでしょう。若く見える女性は、外見だけではなく、言葉遣いや思考についてもアップデートしています。頑固で融通が利かないオバサンとならないように、常に柔軟な思考をもちましょう。

相手と適切な距離を取れる

 40代になると相手との距離感が難しい人たちがいます。馴れ馴れしい印象をもたれると、「この人と会うのは憂うつ」と思われてしまうでしょう。また、メールや電話についても適度な距離間が必要です。身勝手な要求や言動は、確実にオバサン化させてしまいます。「若い頃の自分ならこうするだろうか?」と一歩踏みとどまって、自分を振り返ることが重要です。

品は細部に宿る

 ほんのちょっとのしぐさや所作に品は現れます。例えば、以下のようなしぐさをしていたのでは、確実にオバサン化してしまいます。

・いつも口角が下がり気味
・ちょっと内側に入った肩
・すぐ目を細めて見る癖
・いつも膝にスキマがあいている
・靴からカカトを少し浮かせて座っているなど

人の目を気にする以上に細部を大切にする人が老けて見えない女性なのだと覚えておきましょう。

自分も持ち物もケアする

 あなたは以下のように「まあいいか」「めんどくさい」と自分のメンテナンスを怠っていないでしょうか?

・メイクをいい加減に済ませる
・画面にヒビが入ったままのスマホを何カ月も平気で使っている
・バッグやパンプス、お財布の革がすり減った状態にしている
・メイクポーチやティッシュケースがひと目でくたびれて古そうに見える
・使わないメイク道具があふれている
・キッチンや洗面所などの水回りを見て見ないふりをする

まずは自分自身と周りの物を整え、オバサン化を防ぎましょう。

姿勢がスタイルを作る

 自分を若く見せたいと考えたとき、手っ取り早くやってしまうのは以下の方法です。

・地味な色のクローゼットを眺めて心を改める
・自分より10歳ほど若いモデルが出ているファッション誌を買い求める
・黒い服ばかり着るのをやめる
・華やかな色のブラウスを選ぶ
・メイク講座に参加する

しかし、こうしたファッションの若作りだけではオバサン化を免れることはできません。
楽な姿勢を取り続けている状態では変わらないでしょう。

とくに以下のような状態では老けて見えることは確実です。

・背中が丸まっている
・両膝にスキマがあいている
・椅子の下側に両脚を引っ込める
・「よいしょっ」と掛け声をかけてしまう
・ペタンコ靴を履く
・ネイルケアやスキンケアを怠る

楽な姿勢より美を選ぶマインドで、アンチエイジングへとつなげていきましょう。

 この記事では、諏内えみ氏著『大人の若見えを叶えるしぐさとふるまい』から、年齢を魅力に変える女性のルールを要約・抜粋してご紹介しました。

この記事を書いた人

今崎ひとみ
今崎ひとみIT人文好きライター
うさぎと北欧を愛するライター。元Webデザイナー。インタビュー取材やコラムを執筆。強み:好奇心旺盛なところ。失敗してもへこたれないところ。弱み:事務作業が苦手。確定申告の時期はブルーに。

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