100 Questions
得意を仕事

得意を仕事仕事を通して「『美しく快適な暮らし』を提案したい」(お片づけコンサルタント&ゆる美活アドバイザー/梶岡ルミ子さん)

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「働く意味」や「働く喜び」は人それぞれ。仕事の意味、仕事を通して自分がどうありたいか? 専業主婦歴8年から起業し、片付けや美容・健康、デジタル・・・次々と“得意”を活かして事業を展開し続ける、お片づけコンサルタント&ゆる美活アドバイザーの梶岡ルミ子さんに聞きました。 

プロフィール

お片づけコンサルタント&ゆる美活アドバイザー梶岡ルミ子

OL時代に秘書、人事、経理、システム業務で多種多様の書類管理を経験。結婚退職し子供の就学までの専業主婦を経て、テレビ局のパート勤務で社会復帰。情報番組の制作スタッフ、リサーチャー、レポーターを担当。傍ら、幼い頃から得意だったお片づけのプロを目指し、2011年起業。整理収納サービスや講師として活動。2023年にチームでデジタル整理アドバイザー講座を作成し、株式会社デジタル・ファイリング・ラボを設立。

Be 仕事とはなんですか? 仕事を通して何を目指しますか?

あなたの仕事は「天職」だと思いますか? その理由は?

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現在、仕事の肩書きを「美活アドバイザー」としています。メインは整理収納ですが、天職だと思っています。

私自身、幼い頃から美しいモノ・コト・ヒトを教えられて育ってきました。

●美しい音楽/3歳から15歳まで、ピアノを習う
●美しい字/3歳の時、硬筆を習う
●美しい姿勢、笑顔、所作/3歳から9歳まで、クラシックバレエを習う
●美しいアート/毎年「県展」を見に行く

「美しくいる」ためには努力が必要で、白鳥は水面下では脚をかいているという教え。振り返ってみれば、そういった母の教えがベースとなり、どんなことも美しくあることを求めて目指してきました。

今のお仕事では、「美しくあること」に関われているのです。

仕事の困難さが感じられなくなる瞬間は?

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クライアントさまのご要望に応えられて感謝された仕事終わりの乾杯!!!

あなたの仕事を通じてどのように社会に貢献したいですか?

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個人事業のアメニティRとしては、「美しく快適な暮らし」をご提案し、皆様の環境をより快適にできればと願っています。美しいとは、人に関しては「自身がこうありたいと思う目標に向かって邁進しつづける、あり方」、モノに関しては「洗練された姿」。快適とは、「自身が身を置いて、心地よく感じられる環境」。その実現をお手伝いしたいです。

株式会社デジタル・ファイリング・ラボとしては、「身近なデジタル化の研究や探究を続け、快適なデジタル環境の促進・サポート」に貢献したいです。

顧客から感謝される瞬間は?

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ご要望に応えられ、「梶岡さんのおかげで、家が快適に気持ちよくなりました」など、満足していただけたときです。また、私が手を動かして片付いていく様子を見て、「魔法の手」と言ってもらうことがよくあります。

仕事を始めた時の夢は実現しましたか?

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収入と経営規模以外。

新しい働き方で時間的な余裕はありますか?

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減りました。以前は専業主婦からパート社員。そこから個人事業を始めました。現在は、息子たちが大学生になり、個人事業だけでは収入が不安定なのと、自分自身の学びのために、アルバイトもしているからです。

新しい働き方で経済的な変化はありますか?

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アルバイトもしているので、収入は30%ほど増えました。

現在、仕事で一番情熱を注いでいることは何ですか?

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この半年間は所属するハウスキーピング協会の20周年イベント内で表彰式が行われる「シンプルスタイル大賞」のリーダーとして、役割を遂行することに注力してきました。

会社という組織の中で従業員として働いた経験はありますが、個人事業主としてチームで1つのイベントを運営する仕事の経験がなかったので、経験値を増やそうと思ったのがきっかけです。

「デジタル・ファイリング・ラボ」メンバー3人のうち2人は既に、同イベントの運営を経験済みでしたので、同じ環境を理解しておくべきだという思いもモチベーションになりました。

人生と仕事においてやりたくないことは何ですか?

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自分で納得がいく説明ができないようなことです。

以前、仕事の内容や対価、期間の全てが曖昧で、それらについて率直に質問したところ、誠実には回答してもらえず・・・お引き受けしなかった仕事がありました。

あなたの仕事を諦めかけたことはありますか?

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「何かを諦める」という考えがありません。諦めるというより、止める。断念するとしたら、身体が動かないか、自分以外の誰かのためにそうせざるを得ないときだと思います。

生まれつき備わっている身体的な能力や性質に左右されないことは、続けていれば何かしら進化できると考えているからです。

例えば、経験したことがないことでも、その方法が何かに書いてあれば、コツコツと見ながらし続けると、できるようになって、次からはそれができる人になっていますから。

あなたの原動力は何ですか?

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誰かの力になれること。お客様から「梶岡さんにお願いして良かった」という声を聞くことができたときに、誰かの力になれていると実感できます。

仕事とやりがいの関係についてどう考えていますか?

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自分に依頼があった時点で、自分としての「やりがい」は満タンです。私にとって仕事は「やりがい」を満たすためのツールなのかもしれません。

仕事とお金の関係についてどう考えていますか?

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お金のためにする仕事と、お金にならなくてもする仕事があります。自分の価値をはかるモノでもあるように思います。

例えば、教育機関の講座(PTAの催し)などは講師料の上限が決まっていますが、多くの保護者や先生方の学びの手助けになるというミッションと捉えて、お受けすることにしています。

仕事と住まい(居住地)の関係についてどう考えていますか?

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仕事をするにあたっては、居住地それぞれにメリット、デメリットがあると思うので優位性を気にしませんが、自分のスキルアップ、ステップアップ、収入面においては、ダントツで東京が優位だと思っています。

今の仕事で得られた最大のものは何ですか?

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個人事業主としては、専業主婦だった私が一人で大企業とも話ができる立場となりました。業種としては、所属するハウスキーピング協会で出会った人たち誰もが美しく刺激的です。

忙しい中でも確保している時間は何ですか?

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息子たちとのコミュニケーション。ご飯を作って食べさせる時間。

自分らしく生きて働くために大切なことは何ですか?

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仕事と遊びの両立。理想は遊ぶために働きたいです。私にとって「遊ぶ」とは、収入という対価を考えずに行えること。遊ぶために働いていると考えると、モチベーションが上がります。

ITやDX化にどう対応していますか?

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もともと同じことを続けることが苦手で変化を好むので、どれも楽しんできました。具体的には、この度法人化したチームは、結成当初は紙モノの整理を研究していましたが、現在はデジタル整理Ⓡを探求しています。

AIの進化により、あなたの仕事が残る自信はありますか?

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「整理を制する者は人生を制す!」などど唱えていたりしているので(笑)。残ると思っています。AIを整理しましょう!

あなたにとって、仕事とは何ですか?

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自分が誰かにとって価値のある存在でいられることを確認できるモノ。

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