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どんなに体が固くても大丈夫「指だけヨガ」の効果が「すごい!」と50代以上に大人気

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「指だけヨガ」は両手の指を使った動作だけで、ヨガのエッセンスを体感できる画期的なヨガであり、新しい健康増進法です。今回は基本的の指だけヨガのやり方をご紹介します。

指だけで全身を使ったヨガのエッセンスを体感できる健康法

人生100年時代に突入した、ということは……。50歳ならあと50年、60歳ならあと40年、70歳でもあと30年……人生の時間はたっぷり。生きている限り楽しくイキイキ活動的に過ごしたいものです。

その資本は一にも二にも、自分のカラダ。でも、運動は苦手という声が聞こえてきます。ヨガマットもウエアもいらず、どこでもできて、どんなに体が硬くても、腰痛や体の痛みに悩む人でも体への負担がなくできるのが「指ヨガ」。

「指だけヨガ」は両手の指を使った動作だけで、ヨガのエッセンスを体感できる画期的なヨガであり、新しい健康増進法です。

指は第二の脳!

「指だけでほんとうにヨガができるの?」と思うかもしれません。でも、じつは指は第二の脳といわれ、大脳に繫がっていて〝指を使うこと〟は〝脳を刺激すること〟になり、それにヨガの呼吸を合わせることで、気血の巡りが健やかになり、体を使ったヨガと同じだけの効果があるのです。

体の中でも「指」に着目した4つの理由をご紹介します。

① 指先など体の末端部分は「生命エネルギーのチャージの要」なので、圧を高めながらエネルギー循環を行うのに適しているから。

② 指先は体のなかでも表面積が小さいので、広い部分に比べて圧のかかる密度が高くなり、的確により高い圧を生み出すことができるから。

③  左右の手を体の前で合掌することで、背筋がまっすぐになり、 体のゆがみが自然に正され、気血がスムーズに流れるようになるから。

④ 指を動かすと大脳が動くことによって脳の老化防止も期待できるから。

各指だけヨガのやり方の後に、その効果に匹敵するヨガのポーズを紹介しています。つまり、指先を押し合うだけのヨガに、ヨガの全身のポーズのエッセンスが凝縮されているのです。指ってホントにすばらしい!

今日より若い日はありません。今すぐ「指ヨガ」始めませんか?

基本の「指だけヨガ」のやり方

気血の巡りをよくし循環を改善して、精神の安定をとり戻し、慢性的疲労感を軽減する効果があります。

1. 合掌

足を腰幅くらいに開いて立ち、足先を正面に向ける(椅子に座ってもOK)。背筋をまっすぐにして胸の前で両手を合わせ、2〜3回呼吸をして心身を落ち着かせる。

2. 指を広げる

両手を合わせたまま指を開いて、指と指との間をできるだけ広げる。

3. 両ひじを突き出す

肩の力をぬいたまま、両ひじを外側に突き出すように開いて、手首を離し、指先はついた状態で動きを止める。息を鼻から出しきる。

4. 指をセット 

両手の指先をつけたまま、空気のボールをやわらかく持つようにピラミッドのような形をつくる。

5. 指どうしを押し合う 

指先に力を入れて指どうしを押し合い、圧の高い状態にして大きく深い呼吸、「吸って、吐いて」を5回くり返す。指を離して腕をおろし、息を吐いて肩、腕、指先の力をぬく。脱力したらまた指どうしを押し合うのを5回繰り返す。

朝・昼・晩、すきま時間に1分

朝・昼・晩に3セットずつ行うのがおすすめですが、 慣れるまでは、朝・昼・晩に1セットずつでもOK。 自分の実践しやすい時間帯とセット数をみつけましょう。 もちろんこれ以上何回も行っても、問題はありません。

効果を高めるコツ

・肩に力が入って力んでいませんか。肩の力はぬきましょう。 
・指先を押し合う指だけヨガの基本の姿勢をとると、自然に背筋が伸びますね。 
・指先はきれいに合わさっていますか。
・呼吸を止めていませんか。深くゆっくり呼吸をしましょう。

効果が下がるNG

指の第2関節(指先から 2つめの関節)が曲がるほど力を入れないこと。

指全体をぺたっと合わせないこと。両手の接点はあくまでも指先だけ。

深い呼吸で血行がよくなり体温もアップ

指先だけの動きが、体の緊張をほぐしたり、精神的なリラックス感をもたらしたり、イライラを解消したり、記憶力や集中力を高めたりします。さらに、指だけヨガで行う深い丹田呼吸が穏やかで満たされた状態へ心身を導いてくれます。

また血行がよくなりますから、体温が上がり、体温が上がるということは免疫力がパワーアップします。もちろんお肌の調子もよくなり、くすみやシミ改善の効果も出てきます。まさにいいことづくめ!

ほんの1〜2分です。どうぞ楽しんで指だけヨガを普段の生活の中に取り入れて、そして続けてみてくださいね。

参考:『全身ポーズと同じ効果!! 指だけヨガ』(深堀真由美著/大和書房)

この記事を書いた人

I am 編集部
I am 編集部
「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。

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