課題解決を仕事仕事を通して「盆栽のラグジュアリーブランドを創設、各国に作る盆栽園から文化を普及させたい」（盆栽職人の弟子／村井翔さん）

思います。仕事をしていて仕事をしている感覚もなく、さらに本当に24時間盆栽のことを考えています。本当にかっこいい盆栽を目の前にすると思わず黙ってしまいます。オーラがあるんです。「なんかこの人の前だと品よく振る舞わなきゃいけない」みたいな雰囲気を放っているかっこいいおじさんと同じです。そのように人を黙られせることが盆栽の魅力です。

苦労や大変さは感じません。

盆栽を始めると、盆栽以外のあらゆる日本文化を勉強しなきゃいけないことに気付きます。盆栽をきっかけに自分が興味あるものを見つけ、それを勉強していくことで、その人の人生に文化的な豊かさを加えていってもらいたいです。

盆栽の調子が悪いときに正しいアドバイスをした時や、お客さんが知らない日本文化の面白さを分かりやすく砕いて説明して楽しんでもらった時です。

まだ何も達成できていません。

減りました。朝の6時から夜の9時くらいまで仕事で、さらに休みは１か月半に一回くらいしかないからです。

減りました。弟子の間はお給料がなく、親方からお小遣いをいただくからです。

職人としての腕、知識、経験を貯めることです。

人のためにならないことはやりたくないです。

ありません。マーケットが大きくならないことを確信したらやめます。

盆栽のラグジュアリーブランドを作り、世界各国各都市に自分の盆栽園を持つという夢です。この夢は盆栽を始めたときから考えています。盆栽をはじめ、文化を普及していくにはビジネスでやるのには限界があると思っており、お金持ちにはとことんお金を出してもらい、そのお金で無料で普及活動をしていくことが大事だと思うため、ラグジュアリーにこだわっています。

一生懸命にやっていれば何かしらやりがいは見つかると思います。

仕事とは「誰かがやって欲しいこと」「誰かがやらなくては困ること」のどちらかに大別できると思っています。そのどちらかの仕事であれば人の役に立つため、一生懸命でいれば勝手にお金はついてくると思っています。

盆栽に関して言えば、毎日水をかけなくてはいけないため仕事場と住まいは一緒で旅行すらできません。しかし、それだと後継者が出てこないため、それを解消する仕組みをつくるべきだと思います。

盆栽職人の弟子でいるだけでも会う人会う人に面白がってもらえて、普通に働いていたら会えないような人とお話しできることです。

あります。色々な人に会うことです。色々な人に会ってお話を聞くと自分の引き出しの数を増やすことができます。引き出しが増えればあらゆる困難にぶつかっても組み合わせ次第で解決でき、さらに自分を相対化できるため人に優しくなれます。

普通でいることです。やりたいと思えばやる。やりたくなければやらなきゃいい。これって本当に普通なことだと思います。

盆栽はいまだに現金でしか買えないため、クレジットカードや電子マネーでの決済を導入するべきだと思います。

絶対に残ります。美しいものを見て美しいと感じるのは人間だけで、その美しいものは人間しか作れないからです。

生き甲斐であり天職であり趣味です。