好きを仕事絵を描くことを諦めなかった持続力。グラフィックデザイナーとしてもオリジナルの絵を描く仕事を獲得できるように（絵描き＆グラフィックデザイナー／もときみちこさん）

絵描き、ミューラルペイント、ウィンドウペイント、グラフィックデザイン。

29年目。

小さい頃から絵を描くことが好きで、仕事にしたいと思ってました。しかし実際は絵を描いて生活は難しいのでは？と思い、グラフィックデザインの世界に飛び込み、その上で絵を描いていこうと考えました。

もともと絵が好きでした。それを続けるためのグラフィックデザインでした。

「ウィンドウペイント」に関しては、コロナ禍で心が荒む日々のなか、大きな窓に大きな絵を描いたことで、「なんだか明るくなる！」といった声や店舗オーナーの満足度が高かったこと。アートで心を動かせると実感しました。

「ウィンドウ・ミューラルペイント」に関しては、まずサンプルを描かせていただける店舗をSNSで募集しました。広告代理店の社長のお力を借りてたくさんのサンプルを描くことができ、広告として今でも使用させていただいております。

強みは、なんだかんだ大変なことがあるけど、絵を描くことを諦めなかった持続力。弱みは、飛び込みで幾度も失敗した営業。営業力ゼロ。

グラフィックデザインでもオリジナルの絵を描くことがあります。地道に描いてきたことが最近評価され、制作物をお任せで制作させていただくことが増えています。スキルを磨いてきたからこそだと思います。

仕事をいただくための営業力。それがゼロだと割り切ったときから知り合いや仕事仲間からの紹介で人と繋がっていくほうにシフトチェンジしました。魅力的なかたが周りに多いので、そのおかげでたくさんのかたと知り合うことができました。

家族といる時間と仕事のバランスです。夜の打ち合わせや、休日に急に打ち合わせが入ることがあります。そんなときは家族にきちんと話をし、わかってもらってから仕事にでます。フリーランス母は家族が一番の難関だったりします。

仕事に必要なMacや周辺機器、もしものとき助けてくれる電子機器に強い仲間を確保しました。フリーランスだと、とっさにだれかに仕事をふることが困難なので、機械トラブルは本当にこわい。

収入の波が激しいこと。最初は（今もですが）本当にどうして良いかわかりませんでした。今は、自分で仕事を作ってみたり、知り合いに「お仕事ください！」とお願いしたり。頼ったり、頼られたりする仲間は宝だと思います。

一人です。仕事内容ではフリーランスでチームを組むこともあります。

意味のある作品か。対価は適正か。一緒に仕事をして楽しい人か。

法人化はしておりません。これからゆっくり考えます。

会社をやめてからフリーランスになりました。

SNSをフォローしてくださっていたお客様が起業するので制作物を一式制作してほしいと依頼をうけました。

フリーランスになってすぐにお声がけいただいたので、とても嬉しかったのを覚えてます。50,000円（税別）でした。

ある程度決めていましたが、色んなサイトを参考に自分の設定を決めました。

2年くらいはとても大変でした。来る者拒まず精神でいろんな仕事をして耐えました。