好きを仕事実践してわかったことは「原因だと思っていたことの他に焦点を当てると解決策が見つかることがある」(絵本作家&イラストレーター/さちよさん)
多様な働き方のリアルを聞きました!自分らしい働き方や生き方のために何をしたかを棚卸しすることでわかることとは? 子どもの頃から好きで、夢でもあった“絵を描くこと”を仕事にした絵本作家&イラストレーターのさちよさんに聞きました。
プロフィール
絵本作家&イラストレーターさちよ
Do 仕事のために何をしましたか?
自分磨きのためにしていることは?
読書をしています。自己啓発の本を読むことが多いですが、日本の歴史や料理、インテリア、写真集など、興味があるものは見てみようと決めています。
「あれがチャンスだった!」という転機は?
絵本を出版しようと声をかけてもらったときに「無理だ」と決めずに挑戦したことです。
「チャンスを逃した!」と後悔することは?
思い当たることがありません。あれはチャンスだったんだろうなと思うことはありますが、あの時の私なりに選択したと思うので後悔はないです。
「やらなきゃよかった!」と思うことは?
思い当たることがありません。失敗したことはたくさんありますが、やってよかったと思っています。
成長に欠かせなかった経験は?
思うように絵が描けなかったこと。描けないときに描けないことの技術面だけに注目せずに、画材や方法を変更することで進んだので、今あるものを工夫して完成させたという経験になりました。
失敗談を教えてください。
提出いただいた資料の情報を鵜呑みにして作成したら間違っていたことがあるので、提出された資料でも確認が必要だと経験しました。校正ができる人に確認していただくようにしました。
自分の仕事だから苦しいことは?
原材料がなく、自分の感性とスキルによって必要な時間とクオリティも変わるので金額化することが難しいときがあります。
無力さを感じることはありますか?
素敵なデザインを見たときに「この表現は思いつかないなぁ」と無力さを感じるときがあります。
仕事への責任について教えてください。
作成したイラストを使用して仕事をしている人たちがいらっしゃること、いろんな人が絵本を読んでくださることを考えると、1人で好きに絵を描いていたときとは比べられないくらい責任を感じます。
自分の仕事に不満はありますか?
特に思い当たることがありません。もっと上手くできたらと自分への不満はあります。
今、直面している壁は?
月によって仕事量に波があるので、継続的に仕事を受けられるようにしたいです。こんなサービスがあると紹介していくことが必要だと思い、交流会に参加するようになりました。
結果が出せない時、どうする?
思うように進まないときは注目するポイントを変えています。原因だと思っていたことの他に焦点を当てると解決策が見つかることがあります。あとは素直に相談することです。
モチベーションを高める方法は?
仕事は絵を描くこと、遊びと休憩も絵を描くことなので倦怠期はありません。月に一度、見たことのない景色を見にいくようにしていることでリフレッシュしています。
ストレス対処法は?
思ったようにデザインができないときです。一晩おいてから確認したり、作り直した方が早かったりします。
将来への不安はありますか?
不安を感じることはあります。ただ、どの職種でもあると思っています。絵でしか仕事をしないとは思っていないので、働く意思があれば何とでもなると思っています。
仕事の悩みは誰に相談してる?
相談します。悩んでいるときは視野が狭くなっていることもあるので、信頼している人に話すだけで自分で答えに気付いたり、新しい意見をいただけて解決することがあります。
迷った時の最終決断の方法は?
自分で決断をすることが大切だと思っています。誰かにアドバイスを頂いたとしても、それを元に自分で決めます。
振り返りの時間を作っていますか?
朝、仕事を始めるときに前日の振り返りや当日のスケジュールを確認します。
コミュニケーションで気をつけていることは?
返信を待つだけではなく、自分から進捗状況の報告や提案をするようにしています。課題は依頼前の相談されたときに、もっと積極的にサービスを紹介できるようになることです。
やろうと思っていること、思っているが⼿がつけられていないことはなんですか?
絵を描く様子をYouTubeで配信したいのですが、まだできていません。