好きを仕事

好きを仕事生産性アップのコツは、一人で考えないこと。メモアプリを活用すること(出版社・編集者/西川俊充さん)

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何のために起業したのか?何のために働くのか? 十人十色の仕事哲学。起業メンタルとビジネスハックを西川俊充さんに聞きました。

プロフィール

出版者、編集者西川俊充

子ども向け絵本の出版社エンブックスの代表。2017年に法人化して以降は、0・1・2歳向けの赤ちゃん絵本を中心に14作の絵本を出版。23年1月期に累計売上部数6万部を突破。東京から西軽井沢へ拠点を移す計画をしているが物価高騰の影響で延び延びに。令和を代表する絵本の出版社になりたい。

ビジネスハック、時間術・ライフハックを教えてください

1日のタイムスケジュールは?

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ルーチンワークはひとつもありません。企画したり、作家さんと打ち合わせをしたり、新しい作家さんを探したり、出版スケジュールの調整をしたり、梱包・配達したり、帯のコピーを考えたり、請求書を書いたり、印税をお支払いしたり、税金をお支払いしたり、色々です。

起業して、仕事の時間は減った?増えた?

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実働は減って、考える時間は増えた感じです。

プライベートの時間ってありますか?

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普通に6〜7時間は寝ています。寝ないと企画できないタイプ。

超疲れたときの対処法は?

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料理はストレス発散のひとつ。好きが仕事になったので、全然違う趣味を増やしたいです。

PC・スマホ以外でマストアイテムは?

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紙。思いつきのメモは紙に書くことが多いのと、もちろん絵本は紙なので。「親子の時間をつくる」ことを考えると紙の絵本こそ価値があって、電子化できないものだから。

お役立ちアプリを教えて!

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紙のメモを整理するときに「エバーノート」はめちゃくちゃ活用します。会計は「freee」でかなり楽になりました。

身体が資本!健康のために気をつけていることはありますか?

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今は散歩。

今一番欲しいものはなんですか?

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新しい創作拠点。今年こそは西軽井沢へ移住したい。

1週間休みがあったら何する?

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知らないところに行きたい。イタリアに留学していた時、毎日生きている感覚を味わえたのは多分刺激がたくさんあったから。知らないところに行くと、まるで赤ちゃん時代のような刺激だらけの体験ができるんじゃないかと思っています。

仕事のために勉強会やコミュニティに参加してる?

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していません。移住したらコワーキングスペースを活用してみたい。

起業の極意を教えてください

起業して、お金以上に得られたものは?

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自分でコントロールできる時間。

新しくチャレンジしたいことはありますか?

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グーテンベルクが活版印刷を発明して600年以上経つので、「本」ではないアプローチで「親子の時間をつくる」ことができたら面白い。

10年後、今の仕事を続けていると思いますか? 

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10年後も続けています。

生産性アップのコツはありますか?

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一人で考えないこと。企画の入口はひとりで考え始めることが多いですが、ある程度のところで作家さんに投げちゃたり、身近に応援してくれている先輩編集者や保育のプロがいるので、雑談ベースで相談するようにしています。違う思考・視点を混ぜることで、アイデアが輝くことはこれまでにもたくさんあったと思います。

今の仕事で、お金以外に得られるものは?

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「親子の時間をつくる」ことがモチベーションであり価値。

この仕事をやってよかったと思う瞬間は?

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読者の親子に楽しんでもらえた時。

仕事や人生において、師匠と仰ぐ人は誰?

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福音館書店の松居直さん。絵本づくりの全ては松居さんに学んだと言っても過言ではありません。

あなたが思う、理想の働き方は?

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仕事と遊びを分け隔てないこと。

好きなことだから稼げなくてもいい?

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いいえ、持続するために稼ぎは大切。

あなたにとって仕事とは何ですか?

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先人たちの知恵を借り、バトンを繋ぐこと。

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