課題解決を仕事起業のトライ＆エラー。やりたい仕事が受注できない日々。社会問題について一から勉強した時期にチャンスは訪れた〈社会派料理コンサルタント・小鉢ひろかさん〉

カビの生えた餅をどこまで食べられるかについて研究した際、夜間急に冷や汗が止まらなくなり、死を覚悟しました（苦笑）。反省はしましたが、また料理して食べる気がします。

試作期に入るとずっと同じものを食べるのですが、1ヶ月かぼちゃ料理しか作らなかった時、「さすがにトラウマになる」と家族に言われたことがあります。

明確な仕事内容を設定せずに仕事を引き受けたため、「これも当然やってくれるよね？」と顧客と認識が違っていたことがあります。いまは最初にゴールと役割について話してから仕事を引き受けます。

独立して2年目に、福島県の加工品を活用した百貨店催事の企画・開発・運営を3週間で作り切り、完売させたことです。やりたい仕事が受注できず、一から社会問題について勉強した時期に頂戴したご縁でした。チャンスとは、自分が成長した後に訪れるのだと信じています。

畑で廃棄する渋柿を加工する仕事をしているのですが、例えカラスの食べかけだったとしても一口食べておけばよかったなぁ〜と、今、味がわからないことが悔しいです。

青唐辛子の調理法を探った際、一度に10本食べたら強い胃痛を感じ、床でのたうち回ったことがあります。「のたうち回るって文字通り動くんだ（笑）」と思った反面、思い出すのも辛い記憶なのでやめておけばよかったです。

自分を磨くことに時間を使います。新しい勉強をします。

捨てられる食材がどこまで食べられるかの人体実験に、家族を巻き込んではいけないと課題に思う反面、一人で食べきれないのでやっぱり一緒に食べてほしいような。難しい。

辞めません。絶対助けたい命がそこにあるからです。私にとって命とは、食材や人間の話だけではなく、その食を生み出した種屋さんから山の木々、アマゾン川のプランクトンまで全ての生き物を示します。社会問題を探ると、それは1つの原因・1つの困難だけではなく、複雑に絡み合う地球規模の課題だと気づきます。食を放棄するとは、地球を放棄すること。未来に地球を残すためにも、私はあきらめずに社会問題に向き合い続けると思います。

ありません。詐欺かどうか判断するのは自分自身です。例え相手の成果が期待値以下だったとしても、何が自分の期待値と乖離していたかを学ぶようにしています。

絶対にできるという謎の自信がありました。

図書館に籠り、本を読み、先人の知恵を借ります。

肩書きとキャッチフレーズを明確にしたことです。誰でもいい仕事ではなく、小鉢さんにお願いしたいとご依頼いただく仕事が増えました。

自分に自信がなくなって、SNSの更新を絶ったこと。

出版マーケティングコンサルタント ・ ビジネス書評家である土井英司さんの「10年愛される『ベストセラー作家』養成コース」の受講。自分の強みを明確にでき、切磋琢磨できる素晴らしい仲間に出会えたことが、何にも変え難い資産になりました。小顔やダイエットなど、容姿への投資は自己満足でしかないので効果なしです（反省）。

SNS経由でのご縁は多くあるので力を入れるべきですが、大切なのはフォロワーを伸ばすことではなく、必要な人に届くことなのでKPI（Key Performance Indicator＝最終ゴールを視野に入れた中間目標[プロセス]）を間違えないように更新しています。

webサイト作成ツール「STUDIO」で作成しました。リアルタイムの情報はSNSに流し、更新頻度が低くてもいいように設計しています。

半分は知り合いからです。有難い限りです。

どちらも大切です。

「真実、誠実、謙虚」。有名になることを目的にしてしまい、独立時に誓った使命と違うことに注力した自分に悩んだ時期があります。その時偶然出会った「Nizi Project」（2019～2020年に開催された、韓国の芸能プロダクションと日本の音楽会社による合同グローバルオーディション）で知ったこの言葉に励まされました。