課題解決を仕事ビジネスを続けるコツ。120%の満足。私たちがいないと困ると思ってもらえるサポートを〈オンライン事務代行・尾上友美さん〉
多様な働き方のリアルを聞きました!ビジネスを続けるコツとは?起業後どうやって継続していくか?一つの仕事を次につなげるコツ、ブランディングについて尾上友美さんに聞きました。
プロフィール
オンライン事務代行/事務代行講師尾上友美
仕事を次につなげるコツ
仕事で一番大切にしている「心構え」は?
目の前のお客さまに感動してもらう。関わる人たちみんなが最大のパフォーマンスを発揮して楽しめる仕事をする。
「新規案件」と「リピート」どっちが多い?
リピートが半数以上です。
「新規案件」はどうやって獲得してる?
ご紹介が多いです。最近はSNS経由も増えてきました。昨年の春からTwitterの運用を本格的にスタートしたことが要因だと思います。1年以上継続して発信を続け、同業種(オンライン事務・アシスタント等)の方との交流はかなり増えました。次は他業種の方とも交流を増やし、お仕事につなげていければと考えています。
「リピーター」を増やすための工夫は?
120%満足してもらう。私たちがいないと困ると思ってもらえるくらい全力でサポートしています。
どんな時に感謝されましたか?
普段ストレスを抱えている業務、めんどくさい業務を代わりに対応したとき。忙しくて大変なときにさり気なくサポートできたとき。新たな視点の提案ができたとき。
仕事が途切れないコツは?
満足してもらえれば、必ずご紹介が生まれると思っています。
急に取引を切られたことはありますか?
先方の業績悪化で取引がなくなったことがあります。
顧客とのコミュニケーションの秘訣は?
お客さまが何に喜んで何にストレスを感じるかを理解することです。初回のヒアリングは時間をかけて行います。「最初に聞くことリスト」を用意しており、お客さまの好みや考え方を理解するためにたくさん質問させていただいています。
飛び込み営業や広告を出したことは?
広告は出したことがあります。ほとんど反応はありませんでした。
仕事の倦怠期はありましたか?
自分よりもっと頑張っている人、もっと稼いでいる人と一緒に過ごす時間を作るようにしました。刺激をいただき、視野が広がって、自分ももっと頑張ろうと思えました。
ブランディングのこと
肩書、ロゴ、屋号はどのように作りましたか?
肩書きや屋号は創業塾に通っているときに考えました。起業後、ある程度売上が安定してきたころに、デザイナーさんに依頼してロゴを制作しました。
コンセプトを教えてください。
"忙しい経営者さんをサポートする 一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮できる環境をつくる"
「コレだけはやらない」ことは?
社会に良い影響を与えない事業のサポートはしません。
どんなトライ&エラーがありましたか?
私が営業・ディレクションを担当し、実際の作業の大部分は弊社スタッフが行っています。スタッフは、社員1名と、業務委託のワーカーさんが全部で10名ほど(常時稼働は3~4名)。ワーカーさんは完全リモートでご自宅からお仕事をしていただいています。子育て中の方や、昼間は正社員をしている副業ワーカーさんなど、いろんな働き方の方がいらっしゃいます。起業して半年ほどたったとき、ひとりで仕事をする限界を感じてチームの構築を準備しはじめました。このチームでの業務体制に移行する時期は、かなり苦労しました。マネジメントや人材配置、進捗管理など、失敗を重ねながら1年ほどかけて今の体制にたどり着きました。
仕事に活かしている自分の強みは?
臨機応変に対応ができるところ、幅広くなんでもできる器用貧乏なところ。器用貧乏なのは元々で、学生時代も全教科で平均点以上をとれるタイプでした。それが、社会人になってからの社長や上司からの無茶ブリ対応の中で磨かれ、どんなことを依頼されても「なんとかする」という力がつきました。「明日までにチラシを作って」や「3000人規模のイベントの運営チームをお願い」というやったことのない依頼も、やってみたらなんとかなったので、自分でも驚きました。
インターネット上に顔出しをしていますか?
しています。
顔出しを「する」もしくは「しない」、メリットデメリットを教えてください
顔を出していたほうが、信頼されやすくなるなと思います。今のところ特にデメリットは感じていません。
ブランディングの悩みは?
「オンライン事務」がまだ認知度が低いため、表現には悩みます。「秘書」や「アシスタント」という言葉もありますが、それぞれ与える印象が違うので難しいところです。
100文字でビジネスプロフィール
関西学院大学経済学部卒。事務経験10年以上。様々な業種の事務を経験し、経営者が「自分の得意なこと=本業」に集中できる環境をつくるサポートをしたいと考え令和元年創業。【事務代行入門講座】も開催し延べ1000人以上への指導実績あり。
プロフィール作り、ココが苦しかった!
事務のプロであるという権威性を表現すること、なぜこの仕事を始めたのかの想いを端的に表現すること。