人生を変えるI amな本ドラ・トーザン『好きなことだけで生きる』書評|キャリアの迷いを消すフランス流の生き方

目次
スキルや年収より大事な物は「自分価値」とは
「今の働き方に満足していない」「自分らしく生きる方法を知りたい」という悩みを持つ多くの読者に支持されているのが、国際ジャーナリスト、ドラ・トーザン氏の著書『好きなことだけで生きる』(大和書房)です。
日本とフランスの文化に精通する彼女が、自身の経験をもとに、日本人が陥りがちな「我慢のキャリア」から脱却するためのマインドセットを解説しています。
本書では、スキルや年収といった「市場価値」よりも、自分の情熱(パッション)に従う「自分価値」の重要性を説いています。
キャリアに迷う女性におすすめする3つの理由
① 「人生残り1年」という視点でのキャリア棚卸し
本書の核心である「もし人生が残り1年だとしたら?」という問いかけは、漠然としたキャリアの不安を抱える人にとって、優先順位を整理する強力なツールになります。
② 「嫌なことはしない」という潔い決断基準
「がまん」を美徳とする日本的な働き方に対し、フランス流の「嫌なことを排除して自分を愛する」という考え方は、働きすぎで疲弊した層に新しい解決策を提示します。
③ 具体的で実践的な一問一答形式
「やりたい仕事が見つからない」「年齢を重ねるのが怖い」といった、キャリアにおける具体的な悩みに対し、ドラ・トーザン氏がフランス流の視点で明確な回答を示しています。
『好きなことだけで生きる』を読んだ読者の口コミ・評判
母から送られた1冊の本が人生に大きな影響を与えたインタビュー記事はこちら。
人生観変わった。何事も妥協して生きてきたので、これからは自分の気持ちに素直に生きていこうと思った。
好きなことをするために。自立する・個性を活かす人生を送る事は一日にして成らず!
自己啓発されよう、と思って読むより、「講演会に行ってきた」というような気分で読むと良いかもしれないと思った。「わたしは何が好きだろう?」「それを我慢してたんじゃないかな」と読み終えた時思えたなら、それで十分な発見だ。
まとめ:自分らしく働くための「第一歩」に
キャリアの正解が一つではない今の時代、ドラ・トーザン氏の言葉は、周囲の目を気にせず「自分のモノサシ」で人生を選ぶための指針となります。
「仕事に追われて自分を見失っている」と感じる方は、ぜひ一度本書を手に取り、自分自身のパッション(情熱)を再確認してみてください。

『好きなことで生きる』
ドラ・トーザン
大和書房
740円+税
装丁:鈴木成一デザイン室
装丁イラスト:一乗ひかる

プロフィール
ジャーナリストドラ・トーザン
ソルボンヌ大学、パリ政治学院を成績優秀者の認定を受けて卒業。2015年フランス政府よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章。
国連広報部勤務後、日本に住むようになる。『好きなことだけで生きる』『フランス人は年をとるほど美しい』(大和書房)など著書多数。