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ニュース第2回「働く人に100の質問アワード」授賞式を開催。当日の様子をレポート!

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一つの組織、一つの収入、一つの価値観にとらわれず、自分の好きと得意を活かした新しい働き方にチャレンジする人に100の質問をする企画「働く人に100の質問」。自分らしく働く人を応援するWebメディア『I am』の要となっている企画です。

第2回「働く人に100の質問アワード」では、「I am賞:好きの力で不可能を可能にした人」「共感賞:好きへの想いがすごすぎる人」「希望賞:好きの力で社会の課題を解決した人」「特別賞:ライスワークをライフワークに変えた人」の4部門4名の方を選出しました。

2024年9月19日(木)に大和書房本社で授賞式を開催。当日は大阪府から2名、愛知県から1名、埼玉県から1名が駆けつけてくださいました。受賞者のメッセージをご紹介します。

I am賞:好きの力で不可能を可能にした人

中原美智子さん/「命の誕生を当たり前に喜べる社会」をつくる社会起業家

株式会社ふたごじてんしゃ、NPO法人つなげるで代表をしております、中原美智子です。I am賞をいただきまして、ありがとうございます。この「働く人に100の質問」シリーズはとてもユニークで、素敵な活動をされている方々がたくさん登場されています。その中で今回、受賞させていただけたことをとても嬉しく思っています。

私自身は双子(次男・三男)の母になって、長男の子育て時とは異なり、「なぜ、こんなにも不便なんだろう」「どうして双子というだけで、こんなにも家に引きこもる生活しかできないんだろう」と思い悩む現実に直面し、子どもたちに対しても母親としての役割を果たせていないんじゃないかという気持ちを抱えていました。

双子を育てていく中で直面した課題(疎外感、閉そく感、心や行動を縛る移動問題など)を解決したい、同じように悩んでいる・悩むだろうママパパたちにも役立てたいと、双子用自転車等を企画・開発したり、多胎育児を支援する団体を立ち上げたりして今があります。

なかなかうまくいかないこともたくさんありますが、記事を読んでいただいた方やこれから何かを始めてみようと思う方が、いろんなことがあっても「とりあえず続けていけば何とかなるんだ」という希望や勇気につながると嬉しいなぁと思っています。ぜひ、記事のほうも読んでいただけると嬉しいです。

この度はありがとうございました。

共感賞:好きへの想いがすごすぎる人

鈴木孝浩さん/田舎暮らし体験ができる古民家宿の管理人

愛知県新城市で古民家宿「タカハウス」の管理人をしている、鈴木孝浩です。共感賞を受賞しました。ありがとうございます。

僕はもともと古民家で人をおもてなしすることが好きで、お金をいただく“宿”という形で仕事にしてみました。そうしたら、変わらず、いろんな方々が来てくれています。自分自身、楽しく生きる大人が増えればいいなという思いのもと、楽しく過ごせる宿としていろんな方々が笑顔になることが、すごく嬉しくて続けております。

今回“好きへの想いがすごすぎる”ということで、受賞させていただきました。自分自身がすごく楽しく、お客さんと一緒に過ごしているので、それが記事として世の中に届いたということだと思って嬉しく思っています。

ありがとうございました。

希望賞:好きの力で社会の課題を解決した人

岸本景子さん/映画監督

映画監督の岸本景子です。希望賞をいただきました。ありがとうございます。

私自身はパニック障害を発症して、人生を諦めていた時期もありました。そんな中で、映画と出会い、映画の道に進みたいと思いながらも、諦めて他の道に進んだこともあります。しかし、どうしても諦めきれなくて戻ってきた映画の道。その映画の道と、今まで生きてきた道のおかげで、今回“希望”賞をいただけたことを嬉しく思います。

記事を読んでいただいた方の希望につながるように。これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。

特別賞:ライスワークをライフワークに変えた人

辻村正幸さん/メガネ店オーナー

この度はこのような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。「働く人に100の質問」という素晴らしい企画の一環として、このような賞をいただけたことを大変光栄に思います。

私は50代半ばにして、目の前に迫る定年・・・・・・定年を迎えて働けなくなるのは嫌だなということと、大好きな眼鏡の商売を続けたいということで、好きなお客さんに、自分の好きな眼鏡を、好きなペースでつくっていきたいと独立を考え、55歳になる頃に起業いたしました。いろいろな大変なことはありますが、何とか今も継続できています。

そんな中での今回の受賞。100の質問に答える中で、自分自身に対する考え方や生き方についても深く考えることができました。日々の仕事の中で当たり前だと思っていたことにも改めて向き合え、自分自身を見つめ直すいい機会となりました。この経験を胸に、これからもさまざまなことに挑戦し、成長していきたいと思います。

この度はありがとうございました。

受賞者同士の出会い、交流の機会にも

授賞式のはじめに、編集長・長谷川恵子より挨拶。

Webメディア『I am』リリース当時を振り返り、「2022年に立ち上げ、2年が経ちます。コロナ禍で世界中の人々が未曽有の体験をし、『人と会えない』『お店を開けられない』『働きたいけれど、働けない』といった声をたくさん聞きました。そこで、生きること、働くことにおいて、何か力になることはできないだろうか・・・・・・そんなことを考え、このメディアを立ち上げたのです」と話し、取材にご協力くださる方々や「働く人に100の質問」にご回答くださる方々のおかげで今があるという感謝と、各分野でご活躍されるみなさんの更なるご活躍を全力で応援したいという思いを伝えました。

その後は記念品として、人物アクスタを贈呈。奥に見える辻村さん、アクスタに見えますが、ご本人です。編集部の発注ミスで辻村さんの分は間に合わず、参加者全員で協力し合って、こんな1枚が。

賞品の1つである「インタビュー記事」のため、お一人おひとりにインタビューをした後、軽食とドリンクをいただきながら懇親会を開きました。

「働く人に100の質問」について、「100もの質問に答えるのが大変だった!」「これから何かを始めようとする方に向けて参考になればと考えるがゆえに、起業当初を思い出しながら、潜って探っての作業だった」「振り返る、いい機会になった」「一つひとつの質問に答えたからこそ、見えてきたことがあった」といったお話が。また、それぞれが自分の仕事を始めるきっかけ、社会起業家、古民家宿の管理人、映画監督、メガネ店オーナーという異業種で集まったからこそ、それぞれの専門分野で聞きたいことなど、話が尽きませんでした。

それぞれ離れた遠方で暮らしているにも関わらず、「今度行きます」という具体的な日付込みでの約束が交わされるなど、受賞された方々のアクティブさが素晴らしい! 受賞者インタビューは後日、記事になりますので、楽しみにしていてください。

「働く人に100の質問」とは?

新しい働き方にチャレンジする人に、自分らしい仕事を見つけるまでの経緯をはじめ、トライ&エラー、失敗談、継続のコツ、働く意味、未来に関する100の質問に、一問一答でお答えいただいています。これまでに98名の方にご登場いただきました。これから何かを始めたい方々に向けて、書き綴られたメッセージの数々。これまでの記事はこちらからご覧ください。
※2023年8月に「ねほりはほり100本ノック」から「働く人に100の質問」にタイトル変更しました。

■Webメディア『I am』を運営する「株式会社大和書房」について
創業60年を超える老舗出版社。創業以来、自己啓発書から女性書、教養書、ビジネス書、生活実用書、学参、歴史書、事典まで幅広い出版活動を展開し、『だいわ文庫』の創刊、料理書、就活本と常に新しいジャンルの企画に取り組んでいます。

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