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大人の読書:アドラー心理学カウンセラー岩井俊憲のベストセラー『人間関係が楽になるアドラーの教え』

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アドラー心理学カウンセラー岩井俊憲の『人間関係が楽になるアドラーの教え』(大和書房刊)

日常生活にすぐ応用できる、アドラー心理学カウンセラー岩井俊憲の『人間関係が楽になるアドラーの教え』(大和書房刊)。

岩井俊憲

プロフィール

アドラー心理学カウンセリング指導者岩井俊憲

有限会社ヒューマン・ギルド 代表取締役、アドラー心理学カウンセリング指導者、中小企業診断士、上級教育カウンセラー。ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を主に使ったカウンセリング、心理学の各種講座を行うほか、企業・自治体から招かれ、アドラー心理学をベースとした勇気づけやリーダーシップ、コミュニケーションの研修などを実施。

アドラー心理学とは? なんの役に立つ?

30年以上に渡りカウンセリングを行ってきたアドラー心理学カウンセラーの岩井俊憲による、実践しやすい人間関係の悩みの解決法。

アドラー心理学とは、アルフレッド・アドラーが提唱した心理学です。「人間の悩みは対人関係」ととらえる思考がベースとなっており、悩みの解決に役立つ分野です。

本書は、アドラー心理学をベースに、著者の豊富なカウンセリング体験から、具体的な悩みと解決方法についてわかりやすく書かれています。人間関係がなぜこじれるのかについての理由や、こじれた場合の解決方法についても丁寧に解説。

「心理学って何だか難しそう……」と思うかもしれませんが、難しい理論については言及していません。誰もが経験する事例が多く載っているため、苦手な人や部下との関係改善について、具体的な実践方法を学べます。

苦手な人と無理に仲良くする必要はありません。ベターな選択をすることによって、良好な人間関係を築くことが可能になります。

この本を書いた人

岩井俊憲(いわいとしのり)。アドラー心理学カウンセリング指導者。中小企業診断士。1947年栃木県生まれ。上級教育カウンセラー。1970年早稲田大学卒、外資系企業の管理職を経て、1985年にヒューマン・ギルドを設立し、代表取締役に就任。ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を主に使ったカウンセリング、心理学の各種講座を行うほか、企業・自治体から招かれ、アドラー心理学をベースとした勇気づけやリーダーシップ、コミュニケーションの研修などを実施。

こんな人にお勧め

磯部さんYahoo!2

部下との人間関係が悪化して悩んでいる人。口下手で人間関係をうまく築けず人と仲良くなれないと悩んでいる人。苦手な人とコミュニケーションを取るのが難しく、会社に行きたくないと悩んでいる人に向けて。

読者の声

本を読んだ人は「アドラー心理学と、著者のカウンセリング実績に裏打ちされた珠玉の知恵にあふれている」「心理学の見地から人が陥りやすい状態を例示しつつ対処法が提示され、自分事として想像しながら受け止めやすい」「とても、わかりやすい。日常生活にすぐ利用できて、助けになった」など、本を読んですぐに実践しやすいと感じたようです。

また「クライアントさんに、こんな風に伝えるとわかりやすいかもというヒントになった」と実際の仕事の現場で岩井俊憲氏の手法が役立つと感じた人も。

アドラー心理学の本はこれまでにも多く出版されていますが、本書は心理学の世界に馴染みのない人にも導入しやすい内容です。「アドラー本は色々出ていますが、この本が一番身近な話題が盛り込まれていて、アドラー心理学をどう利用していけばいいのかわかりやすかった」という声も。

本の内容

第1章 人間関係は、自分の力で変えられる

 人間関係を作る四つの基本要素
 苦手意識は記憶から生まれる
 苦手な人がいてもいい
 心は時にウソをつく
 人間関係の「基本的な誤り」
 「会社に行きたくない」から「苦手な人」が生まれる
 これから何ができるのか、を考える
 相手の機嫌が悪いのは、自分のせいではない
 人付き合いはトレーニングで上手になれる
 「苦手イメージ」は上書きできる
 イヤな人間関係は「仕事」と割り切る
 気に入らない人の懐に飛び込んでみる
 相手の短所の「ウラ」を見る
 「好き・嫌い」の尺度を捨てる
 人間関係の挫折も、成長するタネ

第2章 人間関係は「勇気」から始めよ

 勇気を与えられる人に、苦手な人はいない
 自分を勇気づける四つのルール
 オセロのようにして、自分の気分を高める
 言葉だけでは、人を勇気づけられない
 褒めるのではなく、勇気づける
 「褒め」は人間関係をダメにする
 どんな相手でも、感謝する材料を探す
 「ありがとう」はメールで贈ろう
 「ダメ出し」は最悪の手段
 「結果がすべて」という考えをやめる
 人間関係をダメにする「勇気くじき」
 「なぜなぜ攻撃」は嫌われるだけ
 人間関係をダメにする六つのNGワード
 相手の気分に左右されすぎない
 これからできる2人の「共同の課題」を見つける

第3章 人間関係をこじらせない「感情」のルール

 どんな感情も「目的」から生まれる
 感情は自分でコントロールできる
 人間関係がうまくいかないときの感情
 劣等感は「かけがえのない友」
 仲よくなんてしなくていい
 ギクシャクしたら「斜め横」から話す
 話すことが見つからない不安は、心の準備サイン
 不安は人間界を育てる大事な養分
 恨む気持ちは第三者を通じてゆるめる
 嫉妬を感じたら、相手との信頼を再点検
 「怒ることで何がしたいのか?」を自問する
 許せないことは、過去の体験と比べる
 孤独を感じたら、誰かに貢献できることを探す
 人を近づける笑顔の力
 落ち込みたいときは思いっきり落ち込む
 後悔している過去と折り合いをつける

第4章 人との距離を縮めるアドラー流コミュニケーション

 「わかってほしい」ではなく「わかってあげたい」へ
 相手の関心事を引き出す
 自慢話は優越コンプレックスのせい
 自己イメージを変えるセルフトーク
 セルフトークは人間関係も変える
 人間関係を悪化させる「比較三原則」
 上手に自分の意見を主張する方法
 落としどころを探る「メイク・ベター・アプローチ」
 断りにくい要求を受けたときの対処法
 イラっとしたときには逆質問
 注意も「目的」をハッキリさせる
 たとえ子どもだろうと尊敬の念を
 自分と相手の権利は常に平等

第5章 習慣づけが、人間関係を大きく変えていく

 今の習慣に特別な意味はない
 習慣は、今この瞬間から変えられる
 今の行動を「自覚的に、不器用に」変える
 「いい人」にならない習慣づけ
 苦手な人と会う前には予備調査
 日記で自分の人間関係パターンを把握する
 仲がいいように振る舞うだけでもいい
 「自分だけが苦手な人」を認めるコツ
 加点主義で人と関わる三大要素
 うまくいく人間関係のサイクル

購入はこちらから

人間関係が楽になるアドラーの教え

著者:岩井俊憲

出版社:大和書房 (2018/06/07)

発売日 :2018/06/07

この記事を書いた人

今崎ひとみ
今崎ひとみIT人文好きライター
うさぎと北欧を愛するライター。元Webデザイナー。インタビュー取材やコラムを執筆。強み:好奇心旺盛なところ。失敗してもへこたれないところ。弱み:事務作業が苦手。確定申告の時期はブルーに。

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