経験を仕事自己成長のきっかけは「自主映画の制作とは別に、映像制作の仕事を引き受けたこと」（映画監督／岸本景子さん）

作業に使うパソコン一つをとっても、投資額によって快適さが違います。とはいえ、限りはありますが、出来る範囲のなかで自己投資は必要だと感じています。

快適になるパソコンなどの機材の購入。人と出会うために遠方にも出向くことです。

どれも効果が高かったのですが、映像を制作する上で必ず必要になる少し良いパソコンです。というのも、やっぱりメモリなどの容量が増えることで、複雑な作業の場合でも、ストレスが軽減されるからです。作業時、日常的に触れるものだからこそ、少し頑張って購入してほんとうに良かったと思います。

カメラや、三脚、マイクなど、ちょっとした撮影機材を揃えたことです。

一度しか使わないものであっても、その現場に応じて揃えました。

請け負う仕事は、自身が作りたいものだけを作るわけではありません。その経験によって、当たり前だけれど、相手がどういったものを求めているのかを汲み取りながら、作業できるようになりました。

やっぱり仕事というのは、他者と一緒に行う共同作業だからだと思います。この仕事を始めたばかりのころ、その観点が欠落していて、すごくクライアントに迷惑をかけてしまいました。

いろんな国の人と会話ややり取りができるように、英語を話せたらと思っています。

以前、外国ルーツの方々と地域映画を制作したことがあり、やり取りする中で英語を話せたらいいなと思うことがあったからです。

子育て支援を行っているNPOです。自身に子どもはいないですが、自身が後世に何を残せるのだろうと思っていた時にお誘いいただきました。現在も、月に一度、会合やイベントの手伝いに参加しています。

編集ソフトのPremiereや整音のAudition、スライドの作成などに使うIllustratorなど、Adobe製品がなければ今の仕事はできないので、本当に感謝しています。

まだ個人でやっているので、ロゴも屋号もまだないです。

InstagramとFacebook、Xです。投稿内容は、Instagramは日々の出来事、Facebookは仕事に関すること、Xはリツイートが多いです。頻度は不定期で、上映間近の方が多いです。

映画の紹介のための簡単なHPは一応あります。フリーのHPビルダーの入っているサイトで作成しました。

まだ十分ではないですが、SNSだと検索にひっかかりにくかったりしますが、HPだと検索にひっかかるようになり、周りの人も情報を見つけやすくなったとおっしゃってくれていました。

まずは自身が行っていることを箇条書きで書いていき、作成しました。大体は合致していると思います。また改めて、原点に戻るきっかけにもなっています。

舞台挨拶の時の写真を使用しています。制作の時の写真ではないですが、半分は合致していると思います。

つくる映画と自身のキャラクターにギャップがあるというのは、言われたりします。というのも、私自身は性格的にほわっとしているのですが、作る映画は社会派だったり、人間の生と死を扱っていたりします。でも、私はこのままでも良いかなと思っています。

相手を推しはかる力、自身が何をすべきなのかを考える力、柔軟性です。きっと、この3つを揃えることが、相手がいる仕事の場合、大事だと思いました。

ありがたいことにリピーターが多いです。

報酬の額などに関係なく、手間を惜しまず、自身の出来る全てを注ぎ込むことです。そして、それだけではなく、少しずつスキルアップをしていく努力もしています。

映画上映の時は、集客と認知が重要になってきます。

まずは家の外に出て、いろんな人と出逢いにいきます。そして、応援してくれる人を増やしていくことをしました。これをきっかけに、映画に触れたひとの生活に、なにか彩りが追加されたら良いなと思っています。