好きを仕事仕事を通して「粘土でものを作る楽しみを多くの人に知ってもらいたい」(立体イラストレーター/midonos.さん)
多様な働き方のリアルを聞きました!「働く意味」や「働く喜び」は人それぞれ。仕事の意味、仕事を通して自分がどうありたいか? デザイナーからイラストレーターに転身するも、課題に直面して平面から立体へ方向転換した立体イラストレーターのmidonos.さんに聞きました。
プロフィール
立体イラストレーター(立体造形作家、イラストレーター)midonos.
Be 仕事とはなんですか? 仕事を通して何を目指しますか?
あなたの仕事は「天職」だと思いますか? その理由は?
天職だと思います!全く飽きず、ずーーーーっと楽しいです。自分でもびっくりしています。
仕事の困難が感じられなくなる瞬間は?
すごく自分好みのものができあがったとき。それを笑顔で見てもらったとき。
あなたの仕事を通じてどのように社会に貢献したいですか?
粘土でものを作る楽しみを多くの人に知ってもらいたいと思っています。見本や作りたいものがあったとしても、正解のない世界なので自由にこねこねして楽しんで頂きたいです。大人になって触ることがほぼないと思うのですが、粘土の感触…驚くほど癒されます。
顧客から感謝される瞬間は?
有難い事ですが、出来上がったときはいつも感謝されます。喜んでいただけて嬉しいです。もっと頑張りたいなと思います。
仕事を始めた時の夢は実現しましたか?
自分の希望や夢を大きく超えて実現できました。夢オチだったらどうしようと思っていた時期がありました(笑)
新しい働き方で時間的な余裕はありますか?
減りました。作るのが好きなので作り始めると気が済むまで延々作ってしまうからです。
新しい働き方で経済的な変化はありますか?
増えたり減ったりです(笑)。ムラが激しいです。
現在、仕事で一番情熱を注いでいることは何ですか?
カプセルトイの企画・制作です。元々カプセルトイが好きでしたが、まさか自分の仕事に繋がるとは思わず。夢のまた夢レベルでした。自分の作品が立体物のカタチで、比較的安価で多くの人の手に渡る…と考えるとカプセルトイ化が目標になり、運良くお声掛け頂き発売に至りました。たくさんの方が楽しんで下さっているのをSNSで拝見し、こんなに幸せな事が起こって良いのかと思いました。発売までの企画、原形制作、着色見本制作、ポップ制作、監修作業もガッツリ携わらせて頂いて…それも含めてとても楽しいです。
人生と仕事においてやりたくないことは何ですか?
家族や友人を悲しませることはしたくありません。
あなたの仕事を諦めかけたことはありますか?
ありません。断念するとしたら失明か指が動かなくなるか重い病気に罹患か。そんな時だと思います。
あなたの原動力は何ですか?
こんなものが欲しいという気持ち!作りたい気持ち。全然絶えません。
仕事とやりがいの関係についてどう考えてますか?
だいたいイコールです。やりたいと思う仕事をしています。
仕事とお金の関係についてどう考えていますか?
稼がなくては生きてはいけないのでやりがいだけを重視するのは良いとは思いませんが、時々「なにそれ楽しそう!」と予算無視して楽しく仕事を請けてしまうことがあります。
仕事と住まい(居住地)の関係についてどう考えていますか?
もとは福岡県北九州市在住で大阪や東京へ個展や営業に出向き仕事を請けていましたが、東京に越した途端仕事の幅が予想以上に広がり、やっぱり東京は凄いなと今もしみじみ思っています。
今の仕事で得られた最大のものは何ですか?
カプセルトイデビュー作の販売初日、見知らぬどなたかが通りすがりに筐体の前で足を止め、購入して行く様子を見た時は、これまで経験したことがない高揚感に包まれました。今でもあの日の光景は忘れられません。少し離れたところから1時間くらい見てました(笑)
忙しい中でも確保している時間は何ですか?
楽しむこと。笑顔でいられること。
自分らしく生きて働くために大切なことは何ですか?
健康な心と体。
ITやDX化にどう対応していますか?
もとはグラフィックデザイナーでゴリゴリのデジタル畑でしたが、あえてアナログに転向した逆行の身なのでなんともいえませんが、トレンドに限らず追い始めると追い続けなくてはならなくなるので、情報を入れる程度で追わないようにしています。
AIの進化により、あなたの仕事が残る自信はありますか?
競合しながらうまい事、共存できると思います。
あなたにとって、仕事とは何ですか?
とても楽しい事!