自己投資

元外資系投資家が語る、キャリアの未来図。絶対に必要な3つの「C」とは?

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40代の女性に贈る「3つの力」。コンフィデンス、コネクション、コミュニティを武器に、人生をよりよくする「自分への投資」を始めよう。

先行きが不透明な時代を生きる私たちにとって、未来をどう見通せば良いのかは大きな課題だ。外資系投資銀行からベンチャー投資家へと転身した鈴木絵里子さんは、著書『これからは、生き方が働き方になっていく』で、未来を生き抜くために必要な3つの力を提言している。それは、「コンフィデンス(自信)」「コネクション(つながり)」「コミュニティ(共同体)」だ。40代を迎え、キャリアと人生の岐路に立つ女性たちが、これらの力をどう活かしていけばいいのか、その具体的な方法を探る。

コンフィデンス:自分の声を信じる力

「自分に自信がない」と悩む人は多い。しかし、鈴木さんは「自分の声を聞き、それを信じて行動する力」こそが、未来を切り開く第一歩だと語る。これは、自分自身を深く理解し、内なる声に耳を傾けることから始まる。

自分を信じ行動し続けることはもちろん、自分の努力を認めてくれる人や環境に身を置くことも、自信を持つための大切な要素だ。特に40代は、これまで積み上げてきた経験と知識がある。それを武器に、新しい一歩を踏み出す自信を彼女は持っている。若い世代の「漠然とした不安」とは違う、確固たる土台があるからこそ、自らの可能性を模索する力が発揮できるのだ。

コネクション:信頼でつながる力

人間は社会性のある動物であり、ウェルビーイング(心身ともに幸せな状態)を保つためには、他者とのつながりが不可欠だ。鈴木さんは、SNSのフォロワー数や肩書きだけでなく、「信頼と共感を通じて人とつながる力」が重要だと語る。

同じ価値観を持つ仲間と支え合うことで、選択した道に対して投げかけられる他人の心無い声から、自分を守ることができる。また、自分とは異なる価値観を持つ人たちとの出会いも、新たな気づきやアイデア、そして選択肢を生み出す。世代を超えてつながり、ジェネレーションギャップを楽しむことで、自分らしい生き方を見つけるヒントが得られるだろう。

コミュニティ:自分を増幅する力

最後のコミュニティは、「連帯感や支え合いから、自分を増幅していく力」を意味する。これからの時代は、「自分だけが」という考え方ではなく、お互いに助け合い、高め合うコミュニティを意識して行動することが重要だ。

コミュニティは、SNSなどで検索し、自ら参加することで築いていくことができる。最初の「一歩」さえ踏み出せば、ネットワークは広がり、自分の可能性を大きく広げてくれるだろう。

鈴木さんは、40代女性に「自分自身が動けなくなってしまっては元も子もない」と語りかける。未来を見据えた取捨選択や自分への投資、そして3つの力を発揮して、人生をより良いものにしていってほしいというメッセージは、自分らしい生き方を模索するすべての女性に響く力強い言葉だ。

この記事を書いた人

I am 編集部
I am 編集部
「好きや得意」を仕事に――新しい働き方、自分らしい働き方を目指すバブル(の香りを少し知ってる)、ミレニアム、Z世代の女性3人の編集部です。これからは仕事の対価として給与をもらうだけでなく「自分の価値をお金に変える」という、「こんなことがあったらいいな!」を実現するためのナレッジを発信していきます。

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