好きを仕事絵を描くことを諦めなかった持続力。グラフィックデザイナーとしてもオリジナルの絵を描く仕事を獲得できるように(絵描き&グラフィックデザイナー/もときみちこさん)
多様な働き方のリアルを聞きました!どうやって自分の仕事を確立したのか。絵描きという好きなことを仕事にするため、グラフィックデザインの世界にも飛び込んだ絵描き&グラフィックデザイナーのもときみちこさんに聞きました。
プロフィール
絵描き、ミューラルペイント、ウィンドウペイント、グラフィックデザインもときみちこ
仕事内容と自分らしいビジネスアイデアの見つけ方
どんな仕事をしていますか?
絵描き、ミューラルペイント、ウィンドウペイント、グラフィックデザイン。
今の仕事のキャリアは?
29年目。
なぜ今の仕事を「自分の仕事」にしたのですか?
小さい頃から絵を描くことが好きで、仕事にしたいと思ってました。しかし実際は絵を描いて生活は難しいのでは?と思い、グラフィックデザインの世界に飛び込み、その上で絵を描いていこうと考えました。
今の仕事は好きや得意なことですか?
もともと絵が好きでした。それを続けるためのグラフィックデザインでした。
なぜ、今の仕事がビジネスとして成り立つと思ったのですか?
「ウィンドウペイント」に関しては、コロナ禍で心が荒む日々のなか、大きな窓に大きな絵を描いたことで、「なんだか明るくなる!」といった声や店舗オーナーの満足度が高かったこと。アートで心を動かせると実感しました。
「自分の仕事」としてやっていくと決めてから、やったことはなんですか?
「ウィンドウ・ミューラルペイント」に関しては、まずサンプルを描かせていただける店舗をSNSで募集しました。広告代理店の社長のお力を借りてたくさんのサンプルを描くことができ、広告として今でも使用させていただいております。
あなたの「強み」「弱み」は?
強みは、なんだかんだ大変なことがあるけど、絵を描くことを諦めなかった持続力。弱みは、飛び込みで幾度も失敗した営業。営業力ゼロ。
自分の強みをどう仕事に活かしてますか?
グラフィックデザインでもオリジナルの絵を描くことがあります。地道に描いてきたことが最近評価され、制作物をお任せで制作させていただくことが増えています。スキルを磨いてきたからこそだと思います。
自分の弱みをどう克服していますか?
仕事をいただくための営業力。それがゼロだと割り切ったときから知り合いや仕事仲間からの紹介で人と繋がっていくほうにシフトチェンジしました。魅力的なかたが周りに多いので、そのおかげでたくさんのかたと知り合うことができました。
ビジネスを立ち上げる時の最大の壁は?
家族といる時間と仕事のバランスです。夜の打ち合わせや、休日に急に打ち合わせが入ることがあります。そんなときは家族にきちんと話をし、わかってもらってから仕事にでます。フリーランス母は家族が一番の難関だったりします。
ビジネスを立ち上げる前に何を準備した?
仕事に必要なMacや周辺機器、もしものとき助けてくれる電子機器に強い仲間を確保しました。フリーランスだと、とっさにだれかに仕事をふることが困難なので、機械トラブルは本当にこわい。
ビジネスを立ち上げてぶつかった壁は?
収入の波が激しいこと。最初は(今もですが)本当にどうして良いかわかりませんでした。今は、自分で仕事を作ってみたり、知り合いに「お仕事ください!」とお願いしたり。頼ったり、頼られたりする仲間は宝だと思います。
1人社長ですか? それともチームですか?
一人です。仕事内容ではフリーランスでチームを組むこともあります。
仕事に求める優先順位は?
意味のある作品か。対価は適正か。一緒に仕事をして楽しい人か。
法人化してますか?
法人化はしておりません。これからゆっくり考えます。
会社員を辞めてから今の仕事をはじめましたか?
会社をやめてからフリーランスになりました。
はじめての仕事はどのように獲得しましたか?
SNSをフォローしてくださっていたお客様が起業するので制作物を一式制作してほしいと依頼をうけました。
最初に自分の力で稼いだお金を得たときの感想は? またその額はいくら?
フリーランスになってすぐにお声がけいただいたので、とても嬉しかったのを覚えてます。50,000円(税別)でした。
価格はどのように決めましたか? 価格設定で悩んだことは?
ある程度決めていましたが、色んなサイトを参考に自分の設定を決めました。
ビジネスが軌道に乗るまでの期間とその間のやりくりは?
2年くらいはとても大変でした。来る者拒まず精神でいろんな仕事をして耐えました。